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iKVM の設定と使用

Dell M1000e サーバーシャーシ用のローカルアクセス KVM モジュールは、Avocent Integrated KVM スイッチモジュール、または iKVM と呼ばれま

す。iKVM はシャーシに差し込むアナログキーボード、ビデオ、およびマウススイッチです。これはオプションのシャーシへのホットプラグが可能なモジュ

ールで、ローカルキーボード、マウス、およびビデオにシャーシ内のサーバー、およびアクティブな CMC のコマンドラインへのアクセスを提供します。

関連リンク

OSCAR の使用

iKVM 主要機能

• セキュリティ — スクリーンセーバーパスワードでシステムを保護します。ユーザー定義の時間経過後、スクリーンセーバーモードが実行され、

OSCAR を再アクティブ化するための正しいパスワードが入力されるまで、アクセスは拒否されます。

• スキャニング — サーバーのリストを選択できます。このサーバーリストは OSCAR がスキャンモードの間に選択された順序で表示されます。

• サーバー識別 — CMC はシャーシ内のすべてのサーバーに固有のスロット名を割り当てます。階層型接続から OSCAR インタフェースを使用

してサーバーに名前を割り当てる事もできますが、CMC 割り当ての名前が優先され、OSCAR を使用してサーバーに割り当てた新しい名前

はいずれも上書きされます。

CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を変更するには、「スロット名の設定」を参照してください。RACADM を使用してスロット名を変

更するには、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の setslotname

の項を参照してください。

• ビデオ — iKVM ビデオ接続では、640 x 480（60Hz）から最大 1280 x 1024（60Hz）までのビデオ画面解像度がサポートされています。

• プラグアンドプレイ — iKVM はデータ表示チャネル（DDC）プラグアンドプレイをサポートしています。DDC はビデオモニタの設定を自動化する

もので、VESA DDC2B 規格に準拠しています。

• フラッシュアップグレード可能 — CMC ウェブインタフェースまたは RACADM fwupdate コマンドを使用して iKVM ファームウェアをアップデー

トできます。