Users Guide
入出力アグリゲータモジュール
CMC RACADM、シャーシの正常性、I/O モジュールのステータス、I/O モジュールの概要 ページで、IOM とフレックスモジュールの詳細を表示
することができます。
CMC は、IOA との最初のネゴシエーション中にフレックスモジュール情報を読み取り、フレックスモジュールに関する情報をレポートします。この読み
取りは、最初のネゴシエーション中に XML コマンドを送信することで発生します。CMC はフレックスモジュール情報を共有メモリに保存します。最
大 2 つのフレックスモジュールが許可されています。
• FlexIO モジュール 1
• FlexIO モジュール 2
コマンドリビジョン 4 をサポートするすべての IOM ソフトウェアは、フレックス IO モジュール情報に関する XML コマンドをサポートしています。CMC
は、コマンドリビジョンが 4 以降である場合にのみ、フレックスモジュール情報を送信します。読み取りに失敗したフレックスモジュール情報は、シャー
シログに保存されます。
Flex モジュールの情報は、次の 5 つの値のいずれかになります。
• 4x10G Base-T FlexIO モジュール = 0
• 4x10G SFP+ FlexIO モジュール = 1
• 2x40G QSFP+ FlexIO モジュール = 2
• 4xFC FlexIO モジュール = 3
• フレックスモジュールはインストールされていない = 4
4 より大きい値は、無効と見なされます。CMC では、無効または不明なフレックスモジュールとして表示されます。
IOM のモードは、次のとおりです。
• スタンドアロン
• VLT
• Stacking
• PMux
• フルスイッチ
シャーシの正常性、I/O モジュールのステータス、I/O モジュールの概要 ページで IOM を選択すると、IOM のモードをツールチップとして表示す
ることができます。
静的 IP のある IOA のモードをスタッキングからスタンドアロンに変更する際は、IOA のネットワークが DHCP に変更されているようにしてください。
変更されていない場合、静的 IP がすべての IOA で重複することになります。
IOM がスタッキングモードの場合、スタック ID は初期電源投入中に MAC に設定されたマスター IOM のものと同じになります。IOM のモードを変
更しても、スタック ID は変更されません。たとえば、初期電源投入時に switch-1 がマスターだった場合、スタックの MAC アドレスは、MAC アドレ
スに設定された switch-1 のものと同じになります。後で switch-3 がマスターになっても、switch-1 の MAC アドレスがスタック ID として保持されま
す。
RACADM コマンドの getmacaddress により、MAC アドレス + 2 に設定された I/F MAC が表示されます。
IOM 用 VLAN の管理
IOM 用仮想 LANs(VLANs)は、セキュリティおよびその他の理由のために、ユーザーを個々のネットワークセグメントに分けることを可能にしま
す。VLAN を使用することにより、32 個のポートスイッチで、個々のユーザーのためのネットワークを隔離することができます。スイッチ上の選択され
たポートを選択した VLAN と関連付け、これらのポートを別個のスイッチとして扱うこともできます。
CMC ウェブインタフェースでは、IOM に帯域内管理ポート(VLAN)を設定することが可能になります。
I/O Aggregator のモードをスタッキングからスタンドアロンに変更した後に、スタートアップ構成を削除し、I/O Aggregator をリロードします。I/O
Aggregator をリロードしている間、システム設定を保存する必要はありません。
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