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ファブリックの設定
ファブリック設定 セクションには、ファブリック A、ファブリック B、およびファブリック C のために取り付けられた入力 / 出力ファブリックのタイプが表示さ
れます。緑色のチェックマークはファブリックで FlexAddress が有効化されていることを示します。FlexAddress 機能は、シャーシ内の様々なファブリ
ックおよびスロットに対して、シャーシ割り当てかつスロット固定の WWN/MAC アドレスを展開するために使用されます。この機能は、ファブリックご
とおよびスロットごとに有効になります。
メモ: FlexAddress 機能の詳細については、「FlexAddress について」を参照してください。
WWN/MAC アドレス
WWN/MAC アドレス セクションは、サーバー スロットが空の場合を含めて、全サーバーに割当てられた WWN/MAC の情報を表示します。
• 場所 は、入力 / 出力モジュールが取り付けられているスロットの場所を表示します。6 つのスロットは、グループ名(A、B、または C)とスロッ
ト番号(1 または 2)の組み合わせによって識別されます。つまり、スロット名は、A1、A2、B1、B2、C1、または C2 です。サーバーの統合管理
コントローラは iDRAC です。
• ファブリック は、I/O ファブリックのタイプを表示します。
• サーバー割り当て は、コントローラのハードウェアに組み込まれたサーバー割り当ての WWN/MAC アドレスを表示します。
• シャーシ割り当て は、特定のスロットで使用されるシャーシ割り当ての WWN/MAC アドレスを表示します。
サーバー割り当て または シャーシ割り当て 列にある緑色のチェックマークは、アクティブなアドレスの種類を示します。シャーシ割り当てのアドレス
は、 FlexAddress がアクティブになったときに割り当てられ、スロット固定のアドレスを表します。シャーシ割り当て のアドレスをオンにすると、それらの
アドレスは、あるサーバーが別のサーバーに置き換えられた場合でも使用されます。
コマンドメッセージ
次の表に、RACADM コマンドと、一般的な FlexAddress 状況における出力をリストします。
表 38. FlexAddress コマンドと出力
状況 コマンド 出力
アクティブ CMC モジュールの SD カードが他
のサービスタグにバインドされている。
$racadm featurecard -s
The feature card inserted is
valid and contains the
following feature(s)
FlexAddress: The feature card
is bound to another chassis,
svctag = <Service tag Number>
SD card SN = <Valid flex
address serial number>
同じサービスタグにバインドされている アクテ
ィブ CMC モジュールの SD カード。
$racadm featurecard -s
The feature card inserted is
valid and contains the
following feature(s)
FlexAddress: The feature card
is bound to this chassis
どのサービスタグにもバインドされていない ア
クティブ CMC モジュールの SD カード。
$racadm featurecard -s
The feature card inserted is
valid and contains the
following feature(s)
FlexAddress: The feature card
is not bound to any chassis
何らかの理由(SD カードが挿入されていな
い、破損した SD カード、機能の非アクティブ
化後、SD カードが異なるシャーシにバインド
されている)で FlexAddress 機能がシャーシ
上でアクティブではない。
$racadm setflexaddr [-f
<fabricName> <slotState>]
$racadm setflexaddr [-i
<slot#> <slotstate>]
ERROR: Flexaddress feature is
not active on the chassis
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