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FlexAddress および FlexAddress Plus の比較
FlexAddress は、208 個のアドレスを 16 のサーバースロットに分けます。つまり、各スロットには、13 個の MAC アドレスが割り当てられます。
FlexAddress Plus は、2928 個のアドレスを 16 のサーバースロットに分けます。つまり、各スロットには、183 個の MAC アドレスが割り当てられま
す。
次の表では、両方の機能での MAC アドレスの割り当て方法を示しています。
表 35. FlexAddress と FlexAddress Plus の MAC アドレスのプロビジョニング
ファブリック A ファブリック B ファブリック C iDRAC 管理 合計 MAC 数
FlexAddress 4 4 4 1 13
FlexAddress Plus 60 60 60 3 183
図 12. FlexAdress(FA)と FlexPlusAddress(FA+)の機能
FlexAddress のアクティブ化
FlexAddress はセキュアデジタル(SD)カードに搭載されており、機能をアクティブ化するには SD カードを CMC に挿入する必要があります。
FlexAddress 機能をアクティブ化するには、ソフトウェアのアップデートが必要な場合があります。FlexAddress をアクティブ化しない場合は、これら
のアップデートは不要です。(次の表にリストされている)アップデートには、サーバーモジュール BIOS、I/O メザニン BIOS またはファームウェア、お
よび CMC ファームウェアが含まれます。これらのアップデートは FlexAddress を有効化する前に適用する必要があります。これらのアップデートが
適用されていないと FlexAddress が正しく機能しない場合があります。
表
36. Flexaddress をアクティブ化するための最低限のソフトウェアのバージョン
コンポーネント 必要最低限のバージョン
Ethernet メザニンカード - Broadcom M5708t、5709、5710
• ブートコードファームウェア 4.4.1 以降
• iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降
• PXE ファームウェア 4.4.3 以降
FC メザニン カード - QLogic QME2472、FC8 BIOS 2.04 以降
FC メザニン カード - Emulex LPe1105-M4、FC8 BIOS 3.03a3 とファームウェア 2.72A2 以降
サーバーモジュール BIOS
• PowerEdge M600 – BIOS 2.02 以降
• PowerEdge M605 – BIOS 2.03 以降
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