Users Guide
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CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法
本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/ セキュアシェルコンソール)の機能について、およびコンソールからシステム管理
操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明します。コマンドラインコンソールを介した CMC での RACADM コマンドの使用方
法については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくださ
い。
関連リンク
シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン
CMC コマンドラインコンソールの特徴
CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。
• 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。
• 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。
• RACADM コマンドに対応。
• サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するビルトイン connect コマンド。これは racadm onnect としても利用可能で
す。
• コマンドラインの編集と履歴。
• 全コンソールインタフェースにおけるセッションタイムアウト制御。
CMC コマンドラインのコマンド
CMC コマンドラインに接続すると、次のコマンドを入力できます。
表
31. :CMC コマンドラインのコマンド
コマンド 説明
racadm
RACADM コマンドは、キーワード racadm で始まり、その後にサブコマンドが続きます。詳細に
ついては、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマン
ドラインリファレンスガイド』を参照してください。
connect
サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールに接続します。詳細については、「connect コ
マンドを使用したサーバーまたは I/O モジュールの接続」を参照してください。
メモ: また、racadm connect コマンドも使用できます。
exit、logout、quit これらのコマンドはすべて同じ処置を実行します。現在のセッションを終了してログインプロンプト
に戻ります。
CMC での Telnet コンソールの使用
CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。
管理ステーションで Microsoft Windows XP または Windows 2003 を実行している場合は、CMC の telnet セッションで文字の不具合が発生
する可能性があります。この問題は、リターンキーが応答しない、およびパスワードプロンプトが表示されないログインのフリーズといった形で発生す
る可能性があります。
この問題を修正するには、support.microsoft.com からホットフィックス 824810 をダウンロードします。詳細について Microsoft Knowledge
Base の記事 824810 を参照することもできます。
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