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アラートを送信するための CMC の設定
管理下システムで発生した特定のイベント用にアラートおよび処置を設定することができます。システムコンポーネントの状態が事前定義された状
態を超過すると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタに一致し、そのフィルタをアラートメッセージ(電子メールアラートまたは SNMP
ラップ)を生成するように設定した場合、アラートが 1 つ、または複数の設定済みの宛先に送信されます。
アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。
1. グロ-バルシャーシイベントアラートを有効にします。
2. オプションで、アラートが生成されるべきイベントを選択することができます。
3. 電子メールアラートまたは SNMP トラップ設定を行います。
4. 拡張シャーシログ機能を有効にします。
関連リンク
アラートの有効化または無効化
アラートの宛先設定
アラートの有効化または無効化
設定された送信先にアラートを送るには、グローバルアラートオプションを有効にする必要があります。このプロパティは個々のアラート設定を上書
きします。
SNMP または E-メールアラートの送信先がアラートを受信するように設定されていることを確認してください。
CMC ウェブインタフェースを使用したアラートの有効化または無効化
アラートの生成を有効化または無効化するには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで、シャーシの概要 に移動し、アラート シャーシイベント をクリックします。
シャーシイベント ページが表示されます。
2. シャーシイベントフィルタ設定 セクションで、シャーシイベントアラートの有効化 オプションを選択してアラートの生成を有効にします。アラー
トの生成を無効にするには、このオプションをクリアします。
3. シャーシイベントリスト セクションで、次のいずれかを実行します。
アラートが生成されるべき個々のイベントを選択します。
列の見出しで アラートの有効化 オプションを選択して、すべてのイベントでアラートが生成されるようにします。それ以外は、このオプショ
ンを消去します。
4. 適用 をクリックして設定を保存します。
RACADM を使用したアラートの有効化または無効化
アラートの生成を有効または無効にするには、cfgAlertingEnable RACADM オブジェクトを使用します。詳細については、『Chassis
Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
アラートの宛先設定
管理ステーションは、シンプル ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)を使用して CMC からデータを受信します。
IPv4 および IPv6 アラートの宛先設定、E-メール設定、SMTP サーバー設定を行い、これらの設定をテストすることができます。
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