Users Guide
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v
最初の起動デバイスの設定
各サーバーについて、CMC の最初の起動デバイスを指定できます。これはサーバーで実際に最初に起動するデバイスでなくてもよく、またそのサー
バー上に存在するデバイスでなくてもかまいません。ここで指定するのは、CMC によってサーバーに送信され、そのサーバーで最初の起動デバイス
として使用されるデバイスです。
デフォルト起動デバイスを設定できるほか、Diagnostics(診断)の実行や OS の再インストールなどのタスクを実行するためのイメージから起動で
きるように、1 回限りの起動デバイスを設定することも可能です。
次回の起動のみ、または後続のすべての再起動用に、最初の起動デバイスを選択できます。この選択に基づいて、サーバーの最初の起動デバ
イスを設定できます。選択したデバイスは、システムの次回および後続の再起動時に起動デバイスとして使用され、CMC ウェブインタフェースまた
は BIOS 起動順序から再び変更するまで、BIOS 起動順序で最初の起動デバイスとして保持されます。
メモ: CMC ウェブインタフェースで最初の起動デバイスの設定は、システム BIOS 起動設定を上書きします。
指定する起動デバイスは存在するもので、ブータブルメディアを含む必要があります。
次のデバイスについて、最初の起動デバイスを設定できます。
表
18. :起動デバイス
起動デバイ
ス
説明
PXE ネットワークインタフェースカードの PXE(プレブート実行環境)プロトコルから起動します。
ハードドライ
ブ
サーバーのハードディスクドライブから起動します。
ローカル
CD/DVD
サーバー上の CD/DVD ドライブから起動します。
仮想フロッピ
ー
仮想フロッピードライブから起動します。フロッピードライブ(またはフロッピーディスクイメージ)は管理ネットワーク上の別のコンピュ
ータにあり、iDRAC GUI コンソールビューアで接続されます。
仮想
CD/DVD
仮想 CD/DVD ドライブまたは CD/DVD ISO イメージから起動します。この光学ドライブまたは ISO イメージファイルは管理ネット
ワーク上の別のコンピュータまたはディスクにあり、iDRAC GUI コンソールビューアで接続されます。
iSCSI iSCSI(インターネット小型コンピュータシステムインタフェース)デバイスから起動します。
メモ: このオプションは、Dell の Poweredge サーバーの第 11 世代までだけサポートされます。
ローカル SD
カード
ローカル SD(セキュアデジタル) カードから起動します(iDRAC システムをサポートするサーバーのみ)。
フロッピー ローカルのフロッピーディスクドライブにあるフロッピーディスクから起動します。
RFS リモートファイル共有(RFS)イメージから起動します。イメージファイルは iDRAC GUI コンソールビューアで接続されます。
UEFI デバイ
スパス
サーバー上の Unied Extensible Firmware Interface(UEFI)デバイスパスから起動します。
関連リンク
CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイスの設定
CMC ウェブインタフェースを使用した個々のサーバーの最初の起動デバイスの設定
RACADM を使用した最初の起動デバイスの設定
CMC ウェブインタフェースを使用した複数サーバーの最初の起動デバイスの設定
メモ: サーバーの最初の起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 特権または シャーシ設定システム管理者 特権、および
iDRAC ログイン特権 を持っている必要があります。
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