Users Guide
RACADM を使用した iDRAC ネットワーク設定の変更
RACADM config または getconfig コマンドでは、次の設定グループに対する -m <module> オプションがサポートされています。
• [cfgLanNetworking]
• cfgIPv6LanNetworking
• cfgRacTuning
• cfgRemoteHosts
• cfgSerial
• cfgSessionManagement
プロパティのデフォルト値および範囲については、『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリフ
ァレンスガイド』を参照してください。
iDRAC VLAN タグの設定
VLAN を使用すると、複数の仮想 LAN を同じ物理ネットワークケーブル上に共存させ、セキュリティやロード管理の目的でネットワークトラフィック
を分離できます。VLAN 機能を有効にすると、各ネットワークパケットに VLAN タグが割り当てられます。VLAN タグはシャーシプロパティです。この
タグは、コンポーネントを削除した後もシャーシに残ります。
メモ: CMC を使用して設定した VLAN ID は、 iDRAC が専用モードのときにだけ iDRAC に適用されます。iDRAC が共有 LOM モー
ドの場合、
iDRAC で行った VLAN ID の変更は CMC GUI には表示されません。
ウェブインタフェースを使用した iDRAC VLAN タグの設定
CMC ウェブインタフェースを使用してサーバー用 VLAN を設定するには、次の手順を実行します。
1. 次のいずれかのページに移動します。
• システムツリーで シャーシ概要 に移動し、ネットワーク → VLANをクリックします。
• システムツリーで シャーシ概要 → サーバー概要 に移動し、ネットワーク → VLAN をクリックします。 VLAN タグ設定 ページが表示さ
れます。
2. iDRAC セクションで、サーバー用の VLAN を有効化し、優先順位を設定して ID を入力します。フィールドについての詳細は、『CMC オンラ
インヘルプ』を参照してください。
3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。
RACADM を使用した iDRAC VLAN タグの設定
• 次のコマンドで、特定のサーバーの VLAN ID と優先順位を指定します。
racadm setniccfg -m server-<n> -v <VLAN id> <VLAN priority>
<n> の有効値は 1~16 です。
<VLAN> に指定できる値は 1~4000、および 4021~4094 の範囲の数値です。デフォルトは 1 です。
<VLAN priority> の有効値は 0~7 です。デフォルトは 0 です。
たとえば、次のとおりです。
racadm setniccfg -m server-1 -v 1 7
たとえば、次のとおりです。
• サーバー VLAN を削除するには、指定したサーバーのネットワークの VLAN 機能を無効にします。
racadm setniccfg -m server-<n> -v
<n> の有効値は 1~16 です。
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