Users Guide

RACADM を使用した CMC へのアクセス
RACADM は、テキストベースのインタフェースを通して CMC の設定と管理を行えるコマンド群を提供しま
す。RACADM には、Telnet/SSH またはシリアル接続の使用、iKVM 上で Dell CMC コンソールの使用、ある
いは管理ステーションにインストールされた
RACADM コマンドラインインタフェースのリモート使用によ
ってアクセスできます。
RACADM インタフェースは、次のように分類されます。
メモ: リモート RACADM は、Dell Systems Management Tools and Documentation DVD』に含まれ
ており、管理ステーションにインストールされます。
リモート RACADM — -r オプションと CMC DNS 名または IP アドレスを使って、管理ステーション上
RACADM コマンドを実行できます。
ファームウェア RACADM — TelnetSSH、シリアル接続、または iKVM を使って CMC にログインでき
ます。ファームウェア RACADM では、CMC ファームウェアの一部である RACADM を実行することにな
ります。
リモート RACADM コマンドをスクリプトで使用して、複数の CMC を設定することができます。CMC はス
クリプトに対応していないため、スクリプトを直接 CMC で実行することはできません。
RACADM の詳細については、Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマ
ンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
複数の CMC を設定する方法については、 RACADM を使用した複数の CMC の設定」を参照してくださ
い。
公開キー認証を使用した CMC へのログイン
パスワードを入力せずに SSH 経由で CMC にログインできます。また、1 つの RACADM コマンドをコマン
ドライン引数として SSH アプリケーションに送信できます。コマンドの完了後にセッションが終了するた
め、コマンドラインオプションはリモート RACADM と同様に動作します。
SSH 経由で iDRAC7 にログインする前に、公開キーがアップロードされていることを確認してください。
たとえば、次のとおりです。
ログイン: ssh service@<domain> または ssh service@<IP_address> ここで、IP_address
CMC IP アドレスです。
RACADM コマンドの送信: ssh service@<domain> racadm getversion および ssh
service@<domain> racadm getsel
サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場
合は、そのパスフレーズの再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パスフレーズをキーと
一緒に使用している場合は、
Windows および Linux の両方のクライアントには、その操作を自動化する方法
が用意されています。Windows クライアントでは、Pageant アプリケーションを使用できます。このアプリ
ケーションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作は透過的に行われます。Linux クライ
アントでは、
sshagent を使用できます。これらのいずれかのアプリケーションを設定および使用するには、
そのアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
関連リンク
SSH 経由の公開キー認証の設定
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