Users Guide
RACADM を使用したログインロックアウトポリシー属性の設定
RACADM を指定して、以下の機能にログインロックアウトポリシー属性を設定することができます。
• ユーザーブロック
• IP アドレスブロック
• 許容されるログイン試行回数
• ロックアウト失敗回数が生じる期間
• ロックアウトペナルティ時間
• ユーザーブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config -g cfgRacTuning -o cfgRacTuneUserBlkEnable <0|1>
• IP ブロック機能を有効化するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIPBlkEnable <0|1>
• ログイン試行回数を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailCount
• ロックアウト失敗回数が生じる必要がある期間を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkFailWindow
• ロックアウトペナルティ時間の値を指定するには、以下を使用します。
racadm config –g cfgRacTuning –o cfgRacTuneIpBlkPenaltyTime
これらのオブジェクトの詳細については、dell.com/support/manuals で入手できる『Chassis Management
Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくださ
い。
冗長 CMC 環境について
アクティブ CMC に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタンバイ CMC を取り付けられ
ます。冗長 CMC は、事前に取り付けることも、後日取り付けることもできます。CMC ネットワークを適切
にケーブル接続し、完全冗長性またはベストパフォーマンスを確保することが大切です。
フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。
• RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合。dell.com/support/manuals にある『Chassis
Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』で
「
cmcchangeover」 コマンドの項を参照してください。
• アクティブ CMC で RACADM の racreset コマンドを実行した場合(『Chassis Management Controller
for PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』の「racreset」コマンドの項を
参照)。
• ウェブインタフェースでアクティブ CMC をリセットした場合(電力制御操作の実行 に説明される 電力
制御操作
の CMC のリセット オプションを参照)。
• アクティブ CMC からネットワークケーブルを外した場合。
• シャーシからアクティブ CMC を取り外した場合。
• アクティブ CMC で CMC ファームウェアフラッシュアップデートを行った場合 。
• アクティブ CMC が機能していない場合
メモ: CMC フェイルオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべてのアクティブな
CMC セッションが失われます。セッションを失ったユーザーは、新しいアクティブ CMC に再接続
する必要があります。
関連リンク
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