Users Guide

台構成は、723W 余分の電力を使用できます。2700W AC PSU 6 台構成と比べると、標準ファン構成モード
では
1023W 余分の電力を使用できます。
使用できる EPP 追加電力は 2700W であり、これはサーバーのパフォーマンス向上にのみ使用できます。
EPP モードは、次の電源関連機能が無効な場合にのみ有効にできます。
• 最大電力節減モード（MPCM）
• 動的電源供給（DPSE）
• サーバーベースの電源管理（SBPM）
• 電源の冗長性よりもサーバーパフォーマンス（SPOPR）
MPCM、DPSE、SBPM、または SPOPR の 4 つの機能のいずれかが有効な時に EPP を有効にしようとする
と、メッセージが表示されます。このメッセージは、拡張電源パフォーマンスモードを有効にするには、こ
れら 4 つの機能を無効化する必要がある旨を知らせるものです。拡張電源パフォーマンスモードが有効にな
っていると、他の
3 つの機能、DPSE、SBPM または SPOPR を有効にすることはできません。この場合、こ
れら 3 つの機能を有効にするには、拡張電源パフォーマンス機能を無効化する必要があることが通知されま
す。
シャーシに 3000W AC PSU が搭載されている場合、CMC 4.5 ファームウェア以前のバージョンへのダウン
グレードは、現行のファームウェアによってブロックされます。これは、
CMC 4.5 以前のバージョンの CMC
ファームウェアは、3000W AC PSU をサポートしていないためです。
拡張電源パフォーマンス（EPP）のデフォルトの電源設定
EPP モードが有効になっている場合、または無効になっている場合のシャーシのデフォルト電源設定は次の
通りです。
• グリッド冗長性ポリシーの 3000W AC PSU 6 台の構成の場合は次の通りです。
EPP 有効 - DPSE 無効、SPOPR 無効、MPCM 無効、SBPM 無効
• 3000W AC PSU 構成で racadm racresetcfg コマンドを実行すると、電源の構成は次の値にリセット
されます。
EPP 無効 - DPSE 無効、SPOPR 無効、MPCM 無効、SBPM 無効
• 3000W AC PSU 6 台未満の構成の場合は、次の通りです。
EPP 無効 - DPSE 無効、SPOPR 無効、MPCM 無効、SBPM 無効
• 2700W AC PSU 構成では、次の通りです。
EPP 無効 - DPSE 無効、SPOPR 有効、MPCM 無効、SBPM 無効
• 2700W AC PSU 構成で racadm racresetcfg コマンドを使用すると、電源の構成は次の値にリセットされ
ます。
EPP 無効 - DPSE 無効、SPOPR 無効、MPCM 無効、SBPM 無効
• フレッシュエアーが有効なシャーシの構成では、3000W の PSU は 2800W として表示され、EPP はサポ
ートされません。
動的電源供給
動的電源供給（DPSE）モードはデフォルトで無効化されています。DPSE はシャーシに電力を供給する PSU
の電力効率性を最適化することによって節電します。これにより、PSU の寿命を延ばし、熱発生を削減する
ことにもなります。
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