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冗長性なし が設定されている場合、CMC では、PSU ユニットを特定の PSU スロット位置に設置する必要は
ありません。
メモ: 冗長性なし モードであるときに DPSE が無効化されていると、シャーシ内の全 PSU オンライ
になります。DPSE が有効化されると、シャーシ内のアクティブ PSU のすべてが オンライン として
リストされ、システムの電力効率を向上させるために、追加の PSU スタンバイ に設定される場合が
あります。
7. 3 台の PSU を備えたシャーシでの冗長性なし
PSU 障害が発生すると、シャーシの電力割り当てをサポートするために、他の PSU が必要に応じてスタンバ
イモードから切り替えられます。4 台の PSU があり、3 台だけが必要である場合、1 台の PSU が故障する
と、4 台目の PSU がオンラインになります。シャーシでは、6 台の PSU すべてをオンラインにすることがで
きます。
DPSE を有効化すると、システムの電力効率を向上させ、電力を節約するために、追加の PSU がスタンバイ
モードに設定される場合があります。詳細については、デフォルトの冗長性設定」を参照してください。
拡張電源パフォーマンス(EPP
拡張電源パフォーマンスモードは、電源装置ユニット(PSU6 台構成では、3000W AC PSU を使用したグ
リッド冗長性構成 の冗長電力に比べ、M1000e シャーシに対して 30 多い電力を割り当てることができま
す。ただし、
AC グリッドの障害または PSU の故障が発生した場合、サーバの電源が切れないよう、サーバ
ーに割り当てられた電力は自動的に削減されます。ハイエンド構成では、サポートシャーシに最大 2700W
の電力を割り当てることができます。
デフォルトでは、3000W AC 6 台の電源構成では EPP 機能は有効になっています。Web インタフェースと
コマンドラインインタフェースのどちらを使っても、現在の設定の表示、この機能の無効化および有効化を
行うことができます。
EPP 機能で電力の割り当てが可能なのは、以下の場合のみです。
電源がグリッド冗長性構成になっている。
3000W AC タイプの PSU 6 台ある。
システム入力電力上限が 13300W AC45381 BTU/ 時)よりも高い。
EPP モードを使用して得られる電力は、サーバーのパフォーマンス向上に用いることができます。2700W
AC PSU 6 台構成と比べると、ファンの強化冷却モードが有効でアクティブになっている 3000W AC PSU 6
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