Users Guide
Dell PowerEdge M I/O アグリゲータのスタッキング情報の
表示
racadm getioinfo コマンドを使用して、以下の Dell PowerEdge M I/O アグリゲータのスタッキング情報を
表示することができます。
• スタック ID — スタックマスターの MAC アドレスで、このモジュールに関連するスタックを特定します。
• スタックユニット — スタック内の I/O アグリゲータの位置を特定する整数です。
• シャーシ ID — この ID はスタックの物理的なトポロジを示すために役立ち、特定のスイッチの場所を特
定します。
• スタック役割 — スタック内におけるこのモジュールの機能を特定します。有効な値は、マスター、メン
バー、スタンバイです。
-s オプションを付けた racadm getioinfo コマンドは、シャーシ内にあるスイッチに対する I/O アグリゲータ
関連のスタッキング情報、およびそれらのローカルシャーシと外部シャーシ両方のスタックユニットの表示
を可能にします。
ローカルシャーシ内のスイッチのみに対するスタッキング情報を表示するには、次のコマンドを使用します。
racadm getioinfo -s
ローカルスタックユニットに加え、外部シャーシのユニットのスタッキング情報も表示するには、次のコマ
ンドを使用します。
racadm getniccfg [-m <module>]
『Chassis Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイ
ド』の racadm getioinfo コマンドの項を参照してください。
IOM 用ネットワークの設定
IOM を管理するために使用されるインタフェースのネットワーク設定を指定することができます。イーサ
ネットスイッチには帯域外管理ポート(IP アドレス)が設定されます。帯域内管理ポート(つまり VLAN1)
の設定にはこのインタフェースは使用されません。
IOM のネットワーク設定を行う前に、IOM に電源が入っている事を確認してください。
ネットワーク設定を行うには、次が必要です。
• グループ A の IOM を設定するためのファブリック A に対する管理者権限。
• グループ B の IOM を設定するためのファブリック B に対する管理者権限。
• グループ C の IOM を設定するためのファブリック C に対する管理者権限。
メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外管理 IP アドレスを同じする、また
は同じネットワークに設定することはできません。これを行うと、帯域外
IP アドレスが設定されませ
ん。デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM マニュアルを参照してください。
メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク
設定を行わないでください。
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