Users Guide
コンポーネント 必要最低限のバージョン
PowerEdgeM600/M605 LAN on
motherboard(LOM)
• ブートコードファームウェア 4.4.1 以降
• iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降
iDRAC
• PowerEdge xx0x システムのバージョン 1.50 以降
• PowerEdge xx1x システムのバージョン 2.10 以降
CMC
バージョン 1.10 以降
メモ: 2008 年 6 月以降にご注文いただいたシステムには、すべて正しいバージョンのファームウェア
が搭載されています。
FlexAddress 機能の正しい導入を確実にするため、BIOS とファームウェアを次の順序でアップデートしてく
ださい。
1. メザニンカードのファームウェアと BIOS をすべてアップデートします。
2. サーバーモジュールの BIOS をアップデートします。
3. サーバーモジュールの iDRAC ファームウェアをアップデートします。
4. シャーシ内の CMC ファームウェアをすべてアップデートします。冗長 CMC がある場合は、両方をア
ップデートするようにしてください。
5. 冗長 CMC モジュールシステムではパッシブモジュールに、冗長なしのシステムでは CMC モジュール 1
つに SD カードを挿入します。
メモ: FlexAddress をサポートする CMC ファームウェア(バージョン 1.10 以降)がインストール
されていない場合、FlexAddress の機能はアクティブ化されません。
SD カードの取り付け手順については、『Chassis Management Controller
(
CMC
)セキュアデジ
タル
(
SD
)カード技術仕様
』文書を参照してください。
メモ: SD カードには FlexAddress 機能が搭載されており、SD カードに格納されているデータは暗
号化されています。システム機能を妨げ、システムの誤作動を招く可能性があることから、いかな
る複製や改変も行わないでください。
メモ: SD カードの使用は、1 台のシャーシのみに限定されています。シャーシが複数台ある場合
は、必要な台数分の
SD カードを別途購入してください。
FlexAddress 機能のアクティブ化は、SD 機能カードが取り付けられている CMC を再起動時に自動的に
行われます。これにより、この機能が現在のシャーシにバインドされます。SD カードを冗長 CMC シス
テムに取り付けた場合は、冗長
CMC がアクティブになるまで FlexAddress 機能もアクティブ化されま
せん。冗長 CMC のアクティブ化方法については、『Chassis Management Controller
(
CMC
)セキュア
デジタル(
SD
)カード技術仕様
』文書を参照してください。
CMC の再起動時に、アクティブ化プロセスを検証してください。詳細については、「FlexAddress アク
ティブ化の検証」を参照してください。
FlexAddress Plus のアクティブ化
FlexAddress Plus は、FlexAddress 機能と共に FlexAddress Plus SD カードで提供されます。
メモ: FlexAddress のラベルの付いた SD カードには FlexAddress のみが含まれ、 FlexAddress Plus のラ
ベルの付いたカードには FlexAddress と FlexAddress Plus が含まれます。機能をアクティブ化するに
は、カードを
CMC に挿入する必要があります。
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