Users Guide
Minicom ウィンドウにログインプロンプトが表示されていることを確認します。ログインプロンプト
が表示されたら、接続が正常に行われています。これで
CMC コマンドラインインタフェースにログイ
ンし、アクセスする準備が完了しました。
必要な Minicom 設定
Minicom を設定するには、どのバージョンでも表を参照してください。
表 31. : Minicom 設定
設定の説明 必要な設定
速度 / パリティ / ビット
115200 8N1
ハードウェアフロー制御 あり
ソフトウェアフロー制御 なし
ターミナルエミュレーション
ANSI
モデムダイヤルとパラメータ設定 初期化、リセット、接続、切断 設定をクリアして空白にします。
接続コマンドを使用したサーバーまたは I/O モジュールの接
続
CMC は、サーバーのシリアルコンソールまたは I/O モジュールをリダイレクトするための接続を確立するこ
とができます。
サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。
• racadm connect コマンド。詳細については、dell.com/support/manuals にある『Chassis
Management Controller for Dell PowerEdge M1000e RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を
参照してください。
• iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。
• iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは IOM モジュールへのシリアル接続の確立
に connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS 起動とセットアップ画面
の両方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが備わっています。
I/O モジュールには、スイッ
チシリアルコンソールが利用できます。
注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットするまで connect -b オプションが
接続されたままとなります。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。
メモ: connect コマンドは、–b(バイナリ)オプションを提供します。–b オプションはバイナリのロ
ーデータを渡し、cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソー
ルを使用したサーバーへの接続時に、DTR 信号の遷移(例えば、デバッガを接続するためにシリアル
ケーブルが取り外された場合)でログアウトされることはありません。
メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしない場合、connect コマンドは空のコンソールを
表示します。この場合に CMC コンソールに戻るには、エスケープシーケンスを入力します。コンソー
ルのデフォルトエスケープシーケンスは
<CTRL><\> です。
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