Users Guide

7. アラート送信先へのイベントトラップをテストするには、次を入力します。
racadm testtrap -i <index>
ここで、<index> 14 の値で、テストするアラート送信先を表します。
インデックス番号がわからない場合は、次を入力します。
racadm getconfig -g cfgTraps -i <index>
電子メールアラートの設定
CMC が環境についての警告やコンポーネント障害などのシャー シイベントを検出した場合、1 つ、または複
数の電子メールアドレスに電子メールアラートを送信するように設定できます。
CMC IP アドレスから送信された電子メールを受け入れるように SMTP 電子メールサーバーを設定する必
要があります。この機能は通常、セキュリティ上、ほとんどのメールサーバーでオフになっています。これ
をセキュアな方法で行うための手順は、SMTP サーバーに同梱のマニュアルを参照してください。
メモ: メールサーバーが Microsoft Exchange Server 2007 である場合、iDRAC から電子メールアラート
を受信するには、そのメールサーバー用に iDRAC ドメイン名が設定されていることを確認してくださ
い。
メモ: 電子メールアラートは IPv4 および IPv6 アドレスの両方をサポートします。IPv6 を使用する場
合には、DRAC DNS ドメイン名を指定する必要があります。
ご利用のネットワークに定期的に IP アドレスを解放し、異なるアドレスで更新する SMTP サーバーが存在す
る場合、指定した SMTP サーバーの IP アドレスが変更されるときに、このプロパティ設定が機能しない期間
が生じます。そのような場合は、DNS 名を使用してください。
CMC ウェブインタフェースを使用した電子メールアラートの設定
ウェブインタフェースを使用して電子メールアラートを設定するには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、アラート電子メールアラート設定 をクリックします。
2. SMTP 電子メールサーバー設定とアラートを受信する電子メールアドレスを指定します。フィールドの
詳細については、CMC オンラインヘルプ』を参照してください。
3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。
4. 電子メールのテスト 送信 をクリックして、指定した電子メールアラートの宛先にテスト電子メール
を送信します。
RACADM を使用した電子メールアラートの設定
RACADM を使用して電子メールアラートの送信先にテスト電子メールを送信するには、次の手順を実行しま
す。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2. アラートの生成を有効にします。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
メモ: SNMP と電子メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィ
ルタマスクを既に設定している場合は、手順
3 を省略することができます。
3. アラートが生成されるべきイベントを指定します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <mask value>
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