Users Guide

iDRAC6 サーバーの場合は、起動コンソールで、「リモートアクセスセットアップを行う場合は 5
以内に <CTRL-E> を押してください。」というメッセージが表示されたら、<CTRL-E> を押します。
次に、セットアップ画面で、
システムサービス を有効にします。
iDRAC7 サーバーの場合は、起動コンソールで F2 を選択してシステムセットアップを表示します。セ
ットアップ画面で、iDRAC 設定 を選択して、次に システムサービス を選択します。
システムサービスをキャンセルすると、 保留中のすべてのスケジュール済みジョブがキャンセルさ
れ、それらがキューから削除されます。
Lifecycle Controller とサーバーコンポーネント、およびデバイスファームウェアの管理についての詳細は、次
を参照してください。
Lifecycle Controller Remote Services ユーザーズガイド
delltechcenter.com/page/Lifecycle+Controller
サーバーコンポーネントのアップデート ページでは、お使いのシステムにあるさまざまなファームウェアコ
ンポーネントをアップデートすることができます。このページの機能を使用するには、次が必要です。
CMCサーバー管理者 権限。
iDRACiDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン 権限。
権限が不十分である場合には、サーバー上のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアインベントリ
の表示のみが可能となります。そのサーバーでは、どのような
Lifecycle Controller 操作にも、選択できるコン
ポーネントまたはデバイスはありません。
ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィルタ
全サーバーのコンポーネントおよびデバイスすべての情報は、一度に取得されます。この大量な情報に対処
するため、Lifecycle Controller はさまざまなフィルタリング機構を提供しています。これらのフィルタにより、
次が可能になります。
簡単に表示できるよう、1 つまたは複数のカテゴリーのコンポーネントやデバイスを選択。
サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアのバージョンを比較。
選択されたコンポーネントおよびデバイスを自動的にフィルタリングして、タイプやモデルに基づい
た特定のコンポーネントやデバイスのカテゴリの絞り込みを実施。
メモ: 自動フィルタリング機能は、Dell アップデートパッケージ(DUP)を使用する際に重要で
す。DUP のアップデートプログラミングは、コンポーネントやデバイスのタイプまたはモデルに
もとづいて行うことができます。自動フィルタリングの動作は、最初の選択を行った後は、その
後の選択決定を最小化するように設計されています。
次に、フィルタリング機構の適用例をいくつか示します。
BIOS フィルタが選択されると、全サーバーの BIOS インベントリのみが表示されます。複数サーバー
モデルで構成される一連のサーバーがあり、そのうちの 1 つのサーバーが BIOS アップデートの対象と
して選択された場合、自動フィルタリングロジックにより、選択されたサーバーのモデルと異なるモ
デルのサーバーはすべて自動的に除外されます。これにより、選択された BIOS ファームウェアのア
ップデートイメージDUPが、正しいサーバーモデルとの互換性を持っていることを確実にします。
場合よっては、1 つの BIOS ファームウェアアップデートイメージが複数のサーバーモデルと互換性を
持つことがあります。この互換性が将来失われる場合に備え、このような最適化は無視されます。
自動フィルタリングは、ネットワークインタフェースコントローラ(NIC RAID コントローラのフ
ァームウェアアップデートにおいて重要です。これらのデバイスカテゴリには、種々のタイプやモデ
ルが存在します。同様に、ファームウェアアップデートイメージ(DUP)が最適化された形式(ある
特定のカテゴリ内の複数のタイプまたはモデルのデバイスをアップデートできるように DUP がプロ
グラムされている)で利用できる場合もあります。
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