Users Guide
インタフェース 説明
サーバーを再起動しないで CMC をリセットするには、システム識別
ボタンを 16 秒間押し続けます。
Telnet ネットワーク経由でコマンドラインによる CMC へのアクセスを提供しま
す。RACADM コマンド ライン インタフェースとサーバーまたは IO モジュ
ールのシリアル コンソールの接続に使われる connect コマンドは、CMC コ
マンド ラインから実行できます。
メモ: Telnet は、セキュアなプロトコルではなく、デフォルトで無効に
なっています。Telnet は、パスワードのプレーンテキストでの送信を
含む、すべてのデータを伝送します。機密情報を伝送する場合は、SSH
インタフェースを使用してください。
SSH SSH を使用して RACADM コマンドを実行します。 高度なセキュリティを
実現するために暗号化されたトランスポート層を使用して、Telnet コンソ
ールと同じ機能を提供します。デフォルトで SSH サービスは CMC で有効
になっており、無効にすることができます。
WS-MAN LC-Remote Services は、WS-Management プロトコルに基づいて一対多のシ
ステム管理タスクを実行します。LC-Remote Services 機能を使用するには、
WinRM クライアント(Windows)や OpenWSMAN クライアント(Linux)な
どの WS-MAN クライアントを使用する必要があります。Power Shell およ
び Python を使用して、WS-MAN インタフェースに対してスクリプトを実行
することもできます。
Web Services for Management(WS-Management)は、システム管理に使用
する SOAP(Simple Object Access Protocol)ベースのプロトコルです。CMC
は、WS-Management を使用して、Distributed Management Task Force(DMTF)
の Common Information Model(CIM)ベースの管理情報を伝達します。CIM
情報は、管理化システムで変更できるセマンティックや情報の種類を定義
します。
CMC WS-MAN の実装は、トランスポートセキュリティに対してポート 443
の SSL を使用し、基本認証をサポートしています。WS-Management で使用
できるデータは、DMTF プロファイルおよび拡張プロファイルにマップさ
れている、CMC 計装インタフェースによって提供されます。
詳細については、次の文書を参照してください。
• MOF およびプロファイル — delltechcenter.com/page/DCIM.Library
• DTMF ウェブサイト — dmtf.org/standards/profiles/
• WS-MAN リリースノートまたは Read Me ファイル。
• www.wbemsolutions.com/ws_management.html
• DMTF WS-Management 仕様:www.dmtf.org/standards/wbem/wsman
ウェブサービスインタフェースは、Windows WinRM や Powershell CLI、
WSMANCLI などのオープンソースユーティリティ、Microsoft .NET などのア
プリケーションプログラミング環境といったクライアントインフラストラ
クチャを活用することで、使用できます。
Microsoft WinRM を使用してクライアント接続を行うには、最低バージョン
2.0 が必要です。詳細については、Microsoft の記事
<support.microsoft.com/kb/968929> を参照してください。
メモ: CMC デフォルトユーザー名は root、デフォルトパスワードは calvin です。
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