Users Guide
シャーシ設定の保存と復元
システムツリーの CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップの保存または復元を
行うには、シャーシ概要 へ移動し、セットアップ → シャーシバックアップ をクリックします。
シャーシバックアップ ページが表示されます。
シャーシ設定を保存するには、保存 をクリックします。デフォルトのファイルパスを上書きし(オプショ
ン)、OK をクリックしてファイルを保存します。
メモ: デフォルトのバックアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。このバッ
クアップファイルは、このシャーシの設定と証明書を復元するために限り、後から使用することができ
ます。
シャーシ設定を復元するには、ファイルの選択 をクリックし、バックアップファイルを指定して 復元 をク
リックします。
メモ: CMC 自体は設定の復元時にリセットされることはありませんが、CMC サービスに新しい、または
変更された設定内容が事実上反映されるまで、しばらく時間がかかる場合があります。反映が正常に完
了した後、現行のセッションがすべて閉じられます。
ネットワークタイムプロトコル(NTP)エラーのトラブルシ
ューティング
ネットワーク上のリモートタイムサーバーの時刻と同期化するように CMC のクロックを設定した後は、日付
と時刻が変更されるまで数分かかる場合があります。数分後も変更されない場合は、問題をトラブルシュー
トする必要がある場合があります。CMC は、次の理由でクロックを同期化できない可能性があります。
• NTP サーバー 1、NTP サーバー 2、および NTP サーバー 3 設定の問題。
• 無効なホスト名または IP アドレスが誤って入力された可能性がある。
• CMC と設定済みの NTP サーバーとの通信を妨げるネットワーク接続問題がある。
• NTP サーバーホスト名が解決されるのを妨げる DNS 問題がある。
これらの NTP 関連問題のトラブルシューティングを行うには、CMC トレースログをチェックしてください。
このログには NTP 関連障害のエラーメッセージが含まれています。CMC がどの設定済みリモート NTP サー
バーとも同期化できない場合は、CMC 時刻はローカルシステムのクロックと同期化され、トレースログには
次のメッセージに似たエントリが記録されます。
Jan 8 20:02:40 cmc ntpd[1423]: synchronized to LOCAL(0), stratum 10
次の racadm コマンドを入力することで、ntpd 状態を確認することもできます。
racadm getractime –n
「*」が設定済みサーバーのいずれかに表示されない場合、設定が正しく行われていない可能性があります。
このコマンドの出力には、問題のデバッグに役立つ可能性のある詳しい NTP 統計が含まれています。
Windows ベースの NTP サーバーの設定を試行する場合、ntpd の MaxDist パラメータの増加が役立つ場合が
あります。デフォルト設定は大部分の NTP サーバーと連動するために十分な大きさが必要であることから、
このパラメータを変更する前に、変更による影響すべてについて理解しておいてください。
パラメータを変更するには、次のコマンドを入力します。
racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpMaxDist 32
変更後 NTP を無効化し、5~10 秒間待ってから再度 NTP を有効化します。
メモ: NTP は、再同期化のためにさらに 3 分時間を費やす場合があります。
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