Users Guide
ます。PM3 は互換性のあるサーバー電力割り当てを制御するので、CMC は最大節電モードを制御しなくなり
ます。従って、この選択は無効化されます。
最大節電モードが有効化されると、CMC はシステム入力電力容量を、シャーシが対応できる最大量に設定し
ます。CMC は電力の最大容量の超過を許容しませんが、PM3 は他の電力容量制限のすべてに対応します。
電力の PM3 管理が無効化されると、CMC は外部管理が有効になる前のサーバー優先度設定に戻ります。
メモ: PM3 管理が無効化されても、CMC は最大シャーシ電力の以前の設定には戻りません。設定値を手
動で回復するには、以前の設定の CMC ログ を参照してください。
CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。
ウェブインタフェースを使用して電力バジェットを設定するには、次の手順を実行します。
1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、電力 → 設定 とクリックします。
バジェット / 冗長性設定 ページが表示されます。
2.
必要に応じて、次から任意のプロパティ、またはすべてのプロパティを選択します。各フィールドにつ
いての情報は、『
CMC オンラインヘルプ
』を参照してください。
– サーバーベースの電源管理の有効化
– システム入力電力の上限
– 冗長性ポリシー
– 電源の冗長性を超えたサーバーパフォーマンス
– 電源装置の動的制御を有効にする
– シャーシ電源ボタンの無効化
– 110 VAC 操作の許可
– 最大電力節減モード
– リモート電力ログを有効にする
– リモート電力ログの間隔
3. 適用 をクリックして変更を保存します。
RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定
メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。
冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。
1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。
2.
必要に応じてプロパティを設定します。
– 冗長性ポリシーを選択するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy <value>
ここで <
値
> は 0(冗長性なし)、1(グリッド冗長性)、2(電源装置冗長性)です。デフォルト
は 0 です。
例えば、次のコマンドは冗長性ポリシーを 1 に設定します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisRedundancyPolicy 1
–
電力バジェット値を設定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPowerCap <value>
ここで、<
値
> は 2715~16685 の範囲の数値で、電力の上限値をワット数で表します。デフォルト
は 16685 です。
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