Users Guide

メモ: SD カードの使用は、1 台のシャーシのみに限定されています。シャーシが複数台ある場合は、
必要な台数分の SD カードを別途購入してください。
FlexAddress 機能のアクティブ化は、SD 機能カードが取り付けられている CMC を再起動時に自動的に行
われます。これにより、この機能が現在のシャーシにバインドされます。SD カードを冗長 CMC システ
ムに取り付けた場合は、冗長 CMC がアクティブになるまで FlexAddress 機能もアクティブ化されません。
冗長 CMC のアクティブ化方法については、
Chassis Management ControllerCMCセキュアデジタルSD
カード技術仕様
』文書を参照してください。
CMC の再起動時に、アクティブ化プロセスを検証してください。詳細については、FlexAddress アクテ
ィブ化の検証」を参照してください。
FlexAddress Plus のアクティブ化
FlexAddress Plus は、FlexAddress 機能と共に FlexAddress Plus SD カードで提供されます。
メモ: FlexAddress のラベルの付いた SD カードには FlexAddress のみが含まれ、 FlexAddress Plus のラベル
の付いたカードには FlexAddress FlexAddress Plus が含まれます。機能をアクティブ化するには、カー
ドを CMC に挿入する必要があります。
PowerEdge M710HD などの一部のサーバーでは、それらの設定方法に応じて、FA CMC に提供できる数より
多くの MAC アドレスを必要とする場合があります。これらのサーバーでは、FA+ へのアップグレードにより
WWN/MAC 設定の完全な最適化が可能になります。FlexAddress Plus 機能のサポートを受けるには、デルにお
問い合わせください。
FlexAddress Plus 機能をアクティブ化するには、サーバー BIOSサーバー iDRACおよび CMC ファームウェア
のソフトウェアアップデートが必要です。これらのアップデートが適用されていない場合は、FlexAddress
能しか使用できません。これらのコンポーネントの最低必要バージョンについての情報は、dell.com/support/
manuals で『
Readme
』を参照してください。
FlexAddress 有効化の検証
SD 機能カードとその状態を検証するには、次の RACADM コマンドを使用します。
racadm featurecard -s
31. featurecard -s コマンドによって返される状態メッセージ
状態メッセージ 処置
機能カードが挿入されていません。
CMC をチェックして、SD カードが正しく挿入されて
いることを確認します。冗長 CMC 構成では、SD 機能
カードが取り付けられている CMC がスタンバイ
CMC ではなく、アクティブな CMC であることを確認
してください。
挿入されている機能カードが有効で、次の
FlexAddress 機能が含まれています。機能カードはこ
のシャーシにバインドされています。
処置の必要はありません。
挿入されている機能カードが有効で、次の
FlexAddress 機能が含まれています。この機能カード
は別のシャーシ(svctag = ABC1234SD card SN =
01122334455)にバインドされています。
SD カードを取り外し、現在のシャーシ用の SD カー
ドを取り付けます。
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