Users Guide
メモ: SNMP と E-メールアラートの両方とも、設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。フィルタ
マスクを既に選択している場合は、手順 2 を省略することができます。
2.
アラートの生成を有効にします。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1
3.
アラートが生成されるべきイベントを指定します。
racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <mask value>
ここで、<mask value> は 0x0 ~ 0xffffffff の 16 進値です。
マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、<OR> キーで各マスクの第 2 値(1、2、4、...)
を追加します。
たとえば、バッテリプローブ警告(0x2)、電源装置エラー(0x1000)、KVM エラー(0x80000)用トラッ
プ警告を有効にするには、2 <OR> 1000 <OR> 80000 を入力して <=> キーを押します。
結果の 16 進値は 81002 で、RACADM コマンドのマスク値は 0x81002 です。
表
15. イベントトラップのフィルタマスク
イベント フィルタマスク値
ファンプローブエラー
0x1
バッテリプローブ警告
0x2
温度プローブ警告
0x8
温度プローブエラー
0x10
冗長性低下
0x40
冗長性喪失
0x80
電源装置警告
0x800
電源装置エラー
0x1000
電源装置がありません
0x2000
ハードウェアログエラー
0x4000
ハードウェアログ警告
0x8000
サーバーがありません
0x10000
サーバーエラー
0x20000
KVM がありません 0x40000
KVM エラー 0x80000
IOM がありません 0x100000
IOM エラー 0x200000
ファームウェアのバージョンが一致しません
0x400000
シャーシ電力しきい値エラー
0x1000000
SD カードがありません 0x2000000
SDCARD エラー 0x4000000
シャーシグループエラー
0x8000000
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