Users Guide
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よくあるお問い合わせ
本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。
• RACADM
• リモートシステムの管理と復元
• Active Directory
• FlexAddress と FlexAddressPlus
• iKVM
• IOM
RACADM
CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージ
が表示されます。
racadm <サブコマンド> Transport: ERROR: (RC=-1)
このメッセージは何を意味しますか?
別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。
RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。
• ローカルエラーメッセージ — 構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題。例:ERROR: <メッセージ>
RACADM help サブコマンドを使って、正しい構文と使用方法を表示します。
CMC 関連のエラーメッセージ — CMC が処置を実行できないった問題。「racadm コマンドが失敗しました。」
と表示される場合もあります。
デバッグ情報を取得するには、racadm gettracelog と入力します。
リモート RACADM の使用中、プロンプトが「>」に変わり、「$」プロンプトが表示されなくなります。
コマンド内で一致しない二重引用符(")または一致しない引用符(’)が使用されると、CLI が「>」プロンプ
トに変わり、すべてのコマンドが待ち状態になります。
$ プロンプトに戻すには、<Ctrl>–d を入力します。
$ logout および $ quit コマンドの使用中、「見つかりません」というエラーメッセージが表示されます。
logout および quit コマンドは、CMC RACADM インタフェースでサポートされていません。
リモートシステムの管理とリカバリ
CMC ウェブインタフェースへのアクセス時に、SSL 証明書のホスト名と CMC のホスト名が一致しないという
セキュリティ警告が表示される。
CMC には、ウェブインタフェースとリモート RACADM 機能のネットワークセキュリティを確保するため、デ
フォルトの CMC サーバー証明書が備わっています。この証明書が使用される時、CMC のホスト名(例えば IP
アドレス)に一致しないデフォルト証明書が CMC デフォルト証明書に発行されるため、ウェブブラウザがセ
キュリティ警告を表示します。
このセキュリティ問題に対処するには、CMC の IP アドレスに発行された CMC サーバー証明書をアップロー
ドします。証明書の発行のために使用される証明書署名要求(CSR)を生成するときは、CSR のコモンネーム
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