Users Guide
4.
ユーザーを有効にします。
例:
次の例は、パスワードが「123456」で CMC へのログイン権限のある「John」という新しいユーザーを追加す
る方法を示しています。
メモ: 特定のユーザー権限に対する有効なビットマスク値については、『
iDRAC7 および CMC 向け
RACADM コマンドラインリファレンスガイド
』を参照してください。デフォルトの権限値は 0 で、これ
はユーザーの権限が有効になっていないことを示します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i 2 john racadm config -
g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPassword -i 2 123456 racadm config -g
cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminPrivilege 0x00000001 racadm config -g
cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminEnable 1
正しい権限を持つユーザーが追加されたことを確認するには、次のコマンドを使用します。
racadm getconfig –g cfgUserAdmin –i 2
RACADM コマンドの詳細については、dell.com/support/manuals にある『
iDRAC7 および CMC 向け RACADM コマ
ンドラインリファレンスガイド
』を参照してください。
CMC ユーザーの無効化
RACADM を使用する場合、ユーザーは個別に手動で無効化する必要があります。設定ファイルを使用してユ
ーザを削除することはできません。
CMC ユーザーを削除するためのコマンド構文は、次のとおりです。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i <インデックス>"" racadm
config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminPrivilege 0x0
二重引用符のヌル文字列("")は、指定したインデックスでユーザー設定を削除して、ユーザー設定をオリジ
ナルの工場出荷時デフォルトにリセットするように CMC に指示します。
許可を持つ iDRAC7 ユーザーの有効化
特定の管理許可(役割ベースの権限)を持つユーザーを有効にするには、次の手順を実行します。
1.
次のコマンド構文を使用して使用可能なユーザーインデックスを見つけます。
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <インデックス>
2.
新しいユーザー名とパスワードで次のコマンドを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i <インデックス> <ユー
ザー権限ビットマスク値>
メモ: 特定ユーザー権限用の有効なビットマスク値のリストに関しては、dell.com/support/manuals に
ある『
iDRAC7 および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド
』を参照してください。
デフォルトの権限値は 0 で、ユーザーに有効な権限がないことを示します。
Active Directory ユーザーの設定
会社で Microsoft Active Directory ソフトウェアを使用している場合、CMC にアクセス権を付与するようにソフ
トウェアを設定することができます。これにより、ディレクトリサービスの既存ユーザーに CMC ユーザー権
限を追加し、制御することが可能になります。これはライセンスが必要な機能です。
メモ: Microsoft Windows 2000 および Windows Server 2003 オペレーティングシステムでは、Active Directory
を使用して CMC のユーザーを認識できます。IPv6 および IPv4 経由の Active Directory は、Windows 2008 で
サポートされています。
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