Dell Chassis Management Controller ファームウェ ア バージョン 4.
メモ、注意、警告 メモ: コンピュータを使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明してい ます。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 © 2013 Dell Inc. 本書に使用されている商標:Dell™、Dell のロゴ、Dell Boomi™、Dell Precision™、OptiPlex™、Latitude™、PowerEdge™、PowerVault™、 PowerConnect™、OpenManage™、EqualLogic™、Compellent™、KACE™、FlexAddress™、Force10™ および Vostro™ は Dell Inc. の商標で す。Intel®、Pentium®、Xeon®、Core® および Celeron® は米国およびその他の国における Intel Corporation の登録商標です。 AMD® は Advanced Micro Devices, Inc.
目次 メモ、注意、警告.......................................................................................................................2 章 1: 概要......................................................................................................................................13 本リリースの新機能............................................................................................................................................14 主な機能................................................................................
シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定...............................................................................................35 ウェブインタフェースを使用したシャーシの物理的位置およびシャーシ名の設定........................35 RACADM を使用したシャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定....................................................35 CMC の日付と時刻の設定...................................................................................................................................35 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC の日付と時刻の設定......................................................
ウェブインタフェースを使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアップデート........................52 RACADM を使用したサーバー iDRAC ファームウェアのアップデート................................................53 サーバーコンポーネントファームウェアのアップデート...........................................................................53 Lifecycle Controller の有効化.........................................................................................................................54 ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィルタ....................................................55 ファームウェアインベントリの表示.....
ウェブインタフェースを使用した CMC の仮想 LAN タグプロパティの設定......................................75 RACADM を使用した CMC 用仮想 LAN タグプロパティの設定..............................................................76 サービスの設定....................................................................................................................................................76 CMC ウェブインタフェースを使用したサービスの設定........................................................................77 RACADM を使用したサービスの設定.......................................................
サーバーでの FlexAddress の設定....................................................................................................................100 リモートファイル共有の設定..........................................................................................................................100 サーバークローニングを使用した BIOS 設定...............................................................................................101 BIOS プロファイルページへのアクセス.........................................................................................
章 10: シングルサインオンまたはスマートカードログイン用 CMC の設定.......141 システム要件......................................................................................................................................................141 クライアントシステム...............................................................................................................................142 CMC...............................................................................................................................................................
全サーバーの FlexAddress 情報の表示.....................................................................................................162 個別サーバーの FlexAddress 情報の表示.................................................................................................163 FlexAddress の設定.............................................................................................................................................163 FlexAddress を利用した Wake-On-LAN の使用................................................................
OSCAR の設定...............................................................................................................................................184 iKVM によるサーバーの管理............................................................................................................................186 周辺機器の互換性とサポート...................................................................................................................186 サーバーの表示と選択.......................................................................
電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減......................................................................209 110V PSU AC 動作..........................................................................................................................................209 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する...........................................................................209 リモートロギング.......................................................................................................................................210 外部電源管理...
エンクロージャメニュー画面...................................................................................................................235 モジュール状態画面...................................................................................................................................235 エンクロージャ状態画面...........................................................................................................................235 IP サマリ画面..........................................................................................
1 概要 Dell Chassis Management Controller(CMC)は、複数の Dell ブレードシャーシを管理するための、システム管理 ハードウェアとソフトウェアのソリューションです。これは、Dell PowerEdge M1000e シャーシの背面に位置 するホットプラグ対応モジュールです。 CMC は独自のマイクロプロセッサとメモリを持っており、差し込ん だモジュラシャーシから電源が供給されます。 CMC により、IT 管理者は以下が可能です。 • インベントリの表示 • タスクの設定および監視 • リモートでもブレードのオンとオフ • ブレードシャーシ内のサーバーおよびコンポーネントでのイベントアラートの有効化 M1000e シャーシは、1 つの CMC で構成することも、冗長 CMC で構成することもできます。冗長 CMC 構成で は、プライマリ CMC が M1000e シャーシまたは管理ネットワークとの通信を失うと、スタンバイ CMC がシャ ーシ管理を引き継ぎます。 CMC は、ブレードサーバーに複数のシステム管理機能を提供します。電源と温度の管理は、C
本リリースの新機能 CMC の本リリースは、次をサポートします。 • Cisco FEX スイッチ • FC16 スイッチ — Brocade M6505 • メザニンカード • – QLogic FC16 2P QME2662 – Emulex FC16 LPm16002B-D • 対応 12G ファイバチャネル(FC)メザニンカードのための 1 対多、エージェントフリーで OS に依存 しないファームウェアアップデート機能 Dell PowerEdge M IO Aggregator のファームウェアアップデート • ハードディスクへの BIOS 設定情報の保存、およびその情報の同じ、または異なるサーバーへの復元 • RACADM を使用した Dell EqualLogic PS-M4110 ブレードアレイの設定 • マルチシャーシ管理: – – • • リーダーシャーシからシャーシ設定プロパティを選択し、グループメンバーにプッシュする機 能 グループメンバーがシャーシ設定をリーダーシャーシと同期化させた状態を保つ機能 シャーシが Fresh Air 準拠であるこ
• • Secure Sockets Layer(SSL)暗号化 — Web インタフェースからセキュアなリモートシステム管理を提 供。 Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)ウェブインタフェースの起動ポイント。 • WS-Management のサポート。 • FlexAddress 機能 — 特定のスロットに対して、工場で割り当てられたワールドワイドネーム / メディア アクセスコントロール(WWN/MAC)ID のシャーシに割り当てられた WWN/MAC ID への置き換え • シャーシのコンポーネントステータスおよび状態のグラフィック表示。 • 単一およびマルチスロットサーバーのサポート。 • LCD iDRAC 設定ウィザードによる iDRAC ネットワーク構成のサポート。 • iDRAC シングルサインオン。 • ネットワークタイムプロトコル(NTP)対応。 • サーバーサマリ、電力レポート、電力制御ページの強化。 • 強制 CMC フェイルオーバー、サーバーの仮想 再装着。 • オペレーティングシス
1 GB ポート 2 STK ポート CMC ポート情報 次の TCP/IP ポートは、ファイアウォールを介してリモートで CMC にアクセスするために必要です。これらの ポートは、CMC が接続のためにリッスンするポートです。 表 1. CMC サーバーリスニングポート ポート番号 機能 22* SSH 23* Telnet 80* HTTP 161 SNMP エージェント 443* HTTPS *設定可能なポート 次の表に、CMC がクライアントとして使用するポートを示します。 表 2.
ポート番号 機能 514* リモート Syslog 636 LDAPS 3269 グローバルカタログ(GC)用 LDAPS *設定可能なポート CMC の必要最低バージョン 次の表には、リストされたブレードサーバーを有効化するために必要な最低限の CMC バージョンがリストさ れています。 表 3. ブレードサーバー用 CMC の必要最低バージョン サーバー CMC の最低バージョン PowerEdge M600 CMC 1.0 PowerEdge M605 CMC 1.0 PowerEdge M805 CMC 1.2 PowerEdge M905 CMC 1.2 PowerEdge M610 CMC 2.0 PowerEdge M610x CMC 3.0 PowerEdge M710 CMC 2.0 PowerEdge M710HD CMC 3.0 PowerEdge M910 CMC 2.3 Power Edge M915 CMC 3.2 PowerEdge M420 CMC 4.1 PowerEdge M520 CMC 4.
IOM スイッチ CMC の最低バージョン Dell 10/100/1000 Mb イーサネットパススルー CMC 1.0 Dell 4Gbps FC パススルーモジュール CMC 1.0 Dell 8/4Gbps FC SAN モジュール CMC 1.2 Dell 10Gb イーサネットパススルー CMC 2.1 Dell 10 Gb イーサネットパススルー II CMC 3.0 Dell 10Gb イーサネットパススルー -k CMC 3.0 Brocade M4424 CMC 1.0 Brocade M5424 CMC 1.2 Cisco Catalyst CBS 3130X-S CMC 1.0 Cisco Catalyst CBS 3130G CMC 1.0 Cisco Catalyst CBS 3032 CMC 1.0 Dell Force10 MXL 10/40 GbE CMC 4.11 Dell PowerEdge M I/O Aggregator CMC 4.
表 5.
その他の必要マニュアル 本ガイドに加え、dell.com/support/manuals で利用できる次のガイドにもアクセスすることができます。すべて のデル製品のリストから選択する を選択し、続行 をクリックします。 ソフトウェア → モニタ → 周辺機器お よびアクセサリ → ソフトウェア とクリックします。 • リモートエンタープライズシステム管理 をクリックし、Dell Chassis Management Controller Version 4.
システム、ソフトウェア、またはマニュアルの変更について記載されたアップデート情報がシステムに付属 していることがあります。このアップデート情報には他の文書の内容を差し替える情報が含まれていること があるので、必ず最初にお読みください。 21
CMC のインストールと設定 2 本項では、CMC ハードウェアの取り付け、CMC へのアクセス確立、CMC を使用するための管理環境の設定、 および CMC の設定の各種方法について説明します。 • CMC への初期アクセスの設定。 • ネットワーク経由の CMC へのアクセス。 • CMC ユーザーの追加と設定。 • CMC ファームウェアのアップデート。 冗長 CMC 環境の取り付けと設定の詳細については、 「冗長 CMC 環境について」を参照してください。 作業を開始する前に CMC 環境を設定する前に、デルサポートサイト support.dell.
7. デフォルトのユーザー名(root)とパスワード(calvin)を使用して、ウェブブラウザから CMC IP アド レスに接続します。 8. CMC ウェブインタフェースで各 iDRAC に IP アドレスを指定し、LAN と IPMI インタフェースを有効にし ます。 メモ: デフォルトでは、一部のサーバーの iDRAC LAN インタフェースは無効になっています。 9. CMC ウェブインタフェースで各 IO モジュールに IP アドレスを指定します。 10. ウェブブラウザから各 iDRAC に接続し、iDRAC の最終設定を行います。デフォルトユーザー名は root、 パスワードは calvin です。 11. ウェブブラウザから各 IO モジュールに接続し、 IO モジュールの最終設定を行います。 12.
1 管理ネットワーク 2 スタンバイ CMC 3 アクティブ CMC 次の図は、CMC の誤ったケーブル配線の例を示しています。 25
4 台までのシャーシをデイジーチェーンで接続するには、次の手順を実行します。 1. 最初のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを管理ネットワークに接続します。 2. 2 つ目のシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを最初のシャーシのアクティブ CMC の STK ポートに 接続します。 3. 3 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 2 つ目のシャーシのア クティブ CMC の STK ポートに接続します。 4. 4 つ目のシャーシがある場合は、そのシャーシのアクティブ CMC の GB ポートを 3 つ目のシャーシの STK ポートに接続します。 5.
RACADM の Linux 管理ステーションへのインストール 1. 2. 管理下システムコンポーネントを取り付けようとしている、サポートされた Red Hat Enterprise Linux また は SUSE Linux Enterprise Server オペレーティングシステムを実行するシステムに、root 権限でログインし ます。 DVD ドライブに『Dell Systems Management Tools およびマニュアル』DVD を挿入します。 3. DVD を必要なロケーションにマウントするには、mount コマンドまたは類似のコマンドを使用します。 メモ: Red Hat Enterprise Linux 5 オペレーティングシステムでは、DVD が -noexec mount オプション で自動的にマウントされます。このオプションは DVD からの実行ファイルの実行を許可せず、DVDROM を手動でマウントしてから、これらの実行ファイルを実行する必要があります。 4.
プロキシサーバー 管理ネットワークにアクセスしていないプロキシサーバーからブラウズするには、管理ネットワークアドレ スをブラウザの例外リストに追加します。これにより、管理ネットワークにアクセスする際、ブラウザはプ ロキシサーバーを迂回することができます。 Internet Explorer Internet Explorer の例外リストを編集するには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネットオプション → 接続 をクリックします。 3. ローカル エリア ネットワーク(LAN)設定 セクションで、LAN の設定 をクリックします。 4. プロキシ サーバー セクションで 詳細設定をクリックします。 5. 例外 セクションのリストに管理ネットワーク上の CMC と iDRAC のアドレスをセミコロンで区切って追 加します。エントリに DNS 名やワイルドカードを使用できます。 Mozilla Firefox Mozilla Firefox バージョン 3.0 で例外リストを編集するには: 1.
1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネット オプション をクリックしてから、 詳細設定 をクリックします。 3. セキュリティセクションにスクロールして、発行元証明書の取り消しを確認する のチェックをはずし、 OK をクリックします。 Internet Explorer を使用した CMC からのファイルのダウンロード Internet Explorer を使って CMC からファイルをダウンロードするとき、暗号化されたページをディスクに保存 しない オプションが有効になっていないと問題が発生する場合があります。 暗号化されたページをディスクに保存しない オプションを有効にするには、次の手順を実行します。 1. Internet Explorer を起動します。 2. ツール → インターネット オプション をクリックしてから、 詳細設定 をクリックします。 3.
合は、CMC および iDRAC トラフィックをそれぞれ異なる VLAN に分離するというオプションもあります。 CMC と個々の iDRAC ネットワークインタフェースは、VLAN を使用するように設定することもできます。 シャーシが 1 つの場合は、CMC およびスタンバイ CMC を管理ネットワークに接続します。冗長 CMC の場合 は、別のネットワークケーブルを使用して GB CMC ポートを管理ネットワークの 2 番目のポートに接続しま す。 シャーシが複数存在する場合は、各 CMC を管理ネットワークに接続する基本接続か、シャーシを直列式に接 続し、1 つの CMC のみを管理ネットワークに接続するデイジーチェーン接続のいずれかを選択できます。基 本接続タイプは管理ネットワーク上のポートの使用数が多く、冗長性が高いという特徴を持ちます。デイジ ーチェーン接続タイプでは管理ネットワーク上のポート数は少なくなりますが、CMC 間の依存性が生じるた め、システムの冗長性が低くなります。 メモ: CMC の冗長構成において、適切にケーブル接続しないと、管理ができなくなり、ブロードキャス トストームが発生す
2. 方向ボタンを使って言語を選択し、中央のボタン押して 承認する / はい を選択してから、中央のボタン を再度押します。 エンクロージャ 画面が開き、「エンクロージャを設定しますか?」という質問が表示されます。 – 中央のボタンを押して、CMC ネットワーク設定 画面に進みます。手順 4 を参照してください。 – エンクロージャの設定 メニューを終了するには、いいえのアイコンを選択し、中央のボタンを 押します。手順 9 を参照してください。 3. 中央のボタンを押して、CMC ネットワーク設定 画面に進みます。 4.
メモ: CMC IP 構成に DHCP(動的ホスト設定プロトコル)モ ードを選択すると、デフォルトで DNS 登録も有効になりま す。 8. 前の手順で DHCP を選択した場合は、手順 10 に進みます。 DNS サーバーの IP アドレスを登録するには、中央のボタンを押して先に進みます。DNS がない場合は、 右矢印キーを押します。DNS を登録しますか? の画面が表示されたら、手順 10 に進みます。 左右の矢印キーを使って位置を移動し、上下の矢印キーを使って各位置の数値を選択することで、DNS IP アドレス を設定します。DNS IP アドレス の設定を終えたら、中央のボタンを押して先に進みます。 9. iDRAC を設定するかどうかを指定します。 – いいえ: 手順 13 に進みます。 – はい:中央のボタンを押して先に進みます。 また、CMC GUI から iDRAC を設定できます。 10.
入力した設定がすべて正しいことを確認したら、中央のボタンを押します。設定ウィザードが閉じて、 メインメニュー 画面に戻ります。 メモ: はい / 承認する を選択している場合は、待機 画面が表示されてから、IP の概要 画面が表示さ れます。 これで CMC と iDRAC は、ネットワークでも利用できるようになりました。ウェブインタフェース、シリ アルコンソール、Telnet、SSH などの CLI を使用して、割り当てられた IP アドレスの CMC にアクセスで きます。 メモ: LCD 設定ウィザードを使ってネットワークの設定を終えた後は、ウィザードが使用できなくな ります。 CMC にアクセスするためのインタフェースおよびプロトコ ル CMC ネットワーク設定を終えた後、さまざまなインタフェースを使って CMC にリモートアクセスできます。 次の表に、リモートで CMC にアクセスするために使用できるインタフェースを示します。 メモ: Telnet は他のインターフェースほどセキュアではないため、デフォルトでは無効です。Telnet は、 ウェブ、ssh またはリモート RACADM を使用して有
インタフェース 説明 サーバーを再起動しないで CMC をリセットするには、システム識別 ボタンを 16 秒間押し続けます。 Telnet ネットワーク経由でコマンドラインによる CMC へのアクセスを提供しま す。RACADM コマンド ライン インタフェースとサーバーまたは IO モジュ ールのシリアル コンソールの接続に使われる connect コマンドは、CMC コ マンド ラインから実行できます。 メモ: Telnet は、セキュアなプロトコルではなく、デフォルトで無効に なっています。Telnet は、パスワードのプレーンテキストでの送信を 含む、すべてのデータを伝送します。機密情報を伝送する場合は、SSH インタフェースを使用してください。 SSH SSH を使用して RACADM コマンドを実行します。 高度なセキュリティを 実現するために暗号化されたトランスポート層を使用して、Telnet コンソ ールと同じ機能を提供します。デフォルトで SSH サービスは CMC で有効 になっており、無効にすることができます。 WS-MAN LC-Remote Services は、WS-
その他のシステム管理ツールを使用した CMC の起動 Dell Server Administrator または Dell OpenManage IT Assistant を使って CMC を起動することもできます。 Dell Server Administrator を使って CMC インタフェースにアクセスするには、管理ステーションで Server Administrator を起動します。Server Administrator ホームページの左ペインにあるシステムツリーで、 システ ム → メインシステムシャーシ → モートアクセスコントローラ の順にクリックします。詳細については、 『Dell Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してください。 CMC ファームウェアのダウンロードとアップデート CMC ファームウェアをダウンロードするには、「DCMC ファームウェアのダウンロード」を参照してくださ い。 CMC ファームウェアをアップデートするには、「DCMC ファームウェアのアップデート」を参照してくださ い。 シャーシの物理的な場所とシャーシ名の設定 ネットワ
CMC ウェブインタフェースを使用した CMC の日付と時刻の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC の日付と時刻を設定するには: 1. システムツリーで、シャーシの概要へ移動し、 セットアップ → 日付 / 時刻 をクリックします。 日付 / 時刻 ページが表示されます。 2. 日時をネットワーク時間プロトコル(NTP)サーバーと同期するには、NTP を有効にする を選択し、NTP サーバーを 3 台まで指定します。 3.
• server-nx(n = 1~8 および x = a、b、c、または d) • switch-n(n=1~6) • cmc-active および は LED を点滅させるかどうかを指定します。 • 0 — 点滅なし(デフォルト) • 1 — 点滅 CMC プロパティの設定 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って、電力バジェット、ネットワーク設定、ユーザー、SNMP お よび電子メールによる警告などの CMC プロパティを設定できます。 冗長 CMC 環境について アクティブ CMC に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタンバイ CMC を取り付けられま す。冗長 CMC は、事前に取り付けることも、後日取り付けることもできます。CMC ネットワークを適切にケ ーブル接続し、完全冗長性またはベストパフォーマンスを確保することが大切です。 フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。 • • • • • • • RACADM cmcchangeover コマンドを実行した場合(『iDRAC7 および CMC 向け RACADM コ
メモ: スタンバイ CMC の取り付けに関する詳細は、 『ハードウェアオーナーズマニュアル』を参照してく ださい。スタンバイ CMC に CMC ファームウェアをインストールする手順については、 「ファームウェア のアップデート」を参照してください。 CMC フェイルセーフモード フェイルセーフモードでは、冗長 CMC によるフェイルオーバー保護と同様、M1000e エンクロージャでもフ ェイルセーフモードによってブレードと I/O モジュールを障害から保護することができます。フェイルセー フモードは、シャーシを制御している CMC がない時に有効になります。CMC のフェイルオーバー中、または 単一の CMC 管理が失われている間には、次の状態が発生します。 • 新たに取り付け足したブレードの電源を入れることができない • 既存のブレードにリモートでアクセスできません。 • コンポーネントの熱保護のため、シャーシの冷却ファンが 100% 稼動 • CMC の管理が復旧するまで、電力消費制限のためにブレードのパフォーマンスが低下 CMC 管理の喪失につながる状況のいくつかを以下に示します。
冗長 CMC の正常性ステータスの取得 ウェブインタフェースでスタンバイ CMC の正常性ステータスを表示できます。ウェブインタフェースで CMC の正常性ステータスにアクセスする詳細については、「シャーシ情報の表示およびシャーシとコンポー ネントの正常性の監視」を参照してください。 39
CMC へのログイン 3 CMC には、CMC ローカルユーザー、Microsoft Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログイ ンできます。デフォルトのユーザー名とパスワードは、それぞれ root および calvin です。シングルサインオ ンまたはスマートカードを使用してログインすることもできます。 関連リンク CMC ウェブインタフェースへのアクセス ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしての CMC へのログイン スマートカードを使用した CMC へのログイン シングルサインオンを使用した CMC へのログイン シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン RACADM を使用した CMC へのアクセス 公開キー認証を使用した CMC へのログイン CMC ウェブインタフェースへのアクセス ウェブインタフェースを使用して CMC にログインする前に、サポートされているウェブブラウザ(Internet Explorer または Firefox)が設定されており、必要
ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユ ーザーとしての CMC へのログイン CMC にログインするには、CMC へのログイン 権限を持つ CMC アカウントが必要です。デフォルトの CMC ユ ーザー名は root、パスワードは calvin です。ルートアカウントは、CMC 出荷時のデフォルトの管理者アカウ ントです。 メモ: セキュリティを強化するために、初期設定時に root アカウントのデフォルトパスワードを変更す ることを強くお勧めします。 CMC では、ß、å、é、ü などの拡張 ASCII 文字、および主に英語以外の言語で使用されるその他の文字がサポ ートされていません。 1 台のワークステーション上で複数のブラウザウィンドウを開き、異なるユーザー名を利用してウェブイン タフェースにログインすることはできません。 ローカルユーザー、Active Directory ユーザー、または LDAP ユーザーとしてログインするには、次の手順を実 行します。 1.
• 信頼できる認証局(CA)証明書(CA 署名付き Active Directory 証明書)を CMC にアップロードします。 • DNS サーバーを設定します。 • Active Directory ログインを有効にします。 • スマートカードログインを有効にします。 スマートカードを使用して CMC に Active Directory ユーザーとしてログインするには、次の手順を実行しま す。 1. 次のリンクを使用して CMC にログインします。 https:// CMC ログイン ページが表示され、スマートカードを挿入するプロンプトが表示されます。 メモ: デフォルトの HTTPS ポート番号(ポート 80)を変更した場合は、: を使って CMC ウェブページにアクセスします。ここで、cmcname は CMC の CMC ホスト名、domain-name はドメイン名、port number は HTTPS のポート番号をそれぞれ表しま す 2.
メモ: Active Directory ドメインにログインしないで Internet Explorer 以外のブラウザを使用している 場合は、ログインに失敗し、ブラウザには空白ページのみが表示されます。 関連リンク Active Directory ユーザーに対する CMC SSO またはスマートカードログインの設定 シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へ のログイン シリアル、Telnet、または SSH 接続、あるいは iKVM 上の Dell CMC コンソールを使って CMC にログインでき ます。 管理ステーションのターミナルエミュレータソフトウェアおよび管理下ノード BIOS を設定した後、次の手順 に従って CMC にログインします。 1. 2.
• ログイン: ssh service@<ドメイン> または ssh service@ ここで、IP_address は CMC IP アドレスです。 • RACADM コマンドの送信: ssh service@<ドメイン> racadm getversion および ssh service@<ドメイン> racadm getsel サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開 / 秘密キーペアを作成するときに設定された場 合は、そのパスフレーズの再入力を求めるメッセージが表示される場合があります。パスフレーズをキーと 一緒に使用している場合は、Windows および Linux の両方のクライアントには、その操作を自動化する方法が 用意されています。Windows クライアントでは、Pageant アプリケーションを使用できます。このアプリケー ションはバックグラウンドで実行され、パスフレーズの入力操作は透過的に行われます。Linux クライアント では、 sshagent を使用できます。これらのいずれかのアプリケーションを設定および使用するには、そのア プリケー
ファームウェアのアップデート 4 以下のファームウェアをアップデートできます。 • CMC — アクティブとスタンバイ • iKVM • IOM 以下のサーバーコンポーネントのファームウェアをアップデートできます。 • • iDRAC - iDRAC6 より前の iDRAC では、リカバリインタフェースを使用してアップデートする必要があ ります。iDRAC6 ファームウェアもリカバリインタフェースでアップデートできますが、iDRAC6 およ びそれ以降のバージョンでは廃止されています。 BIOS • Unified Server Configurator • 32 ビット診断 • オペレーティングシステムドライバパック • ネットワークインタフェースコントローラ • RAID コントローラ 関連リンク CMC ファームウェアのダウンロード 現在インストールされているファームウェアのバージョンの表示 CMC ファームウェアのアップデート iKVM ファームウェアのアップデート サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート サーバーコンポーネントファームウェアのアップ
CMC ウェブインタフェースを使用した現在インストールされているファームウ ェアバージョンの表示 現在インストールされているファームウェアバージョンを表示するには、CMC ウェブインタフェースで次の いずれかのページに移動します。 • • • • • シャーシの概要 → アップデート シャーシの概要 → シャーシコントローラ → アップデート シャーシの概要 → サーバーの概要 → アップデート シャーシの概要 → I/O モジュール概要 → アップデート シャーシの概要 → iKVM → アップデート ファームウェアアップデート ページには、一覧表示された各コンポーネントに対するファームウェアの現行 バージョンが表示され、ファームウェアを最新バージョンにアップデートできます。 シャーシに iDRAC がリカバリ モードにある前世代のサーバーが存在する場合、または iDRAC のファームウェ アが破損していることを CMC が検出した場合には、これらの前世代 iDRAC も ファームウェアのアップデー ト ページに表示されます。 RACADM を使用した現在インストールされているファームウェアバージョン
役割の交代についての情報を参照してください。これにより、2 番目の CMC のファームウェアをアップデー トする前に、アップデートが正常に完了し、新しいファームウェアが正しく機能していることを確認できま す。両方の CMC をアップデートしたら、cmcchangeover コマンドを使用して CMC をそれぞれ元の役割に 戻すことができます。CMC Firmware revision 2.
6.
アップデートが完了すると、iKVM がリセットし、新しいファームウェアが ファームウェアのアップデー ト ページに表示されます。 RACADM を使用した iKVM ファームウェアのアップデート RACADM を使用して iKVM ファームウェアをアップデートするには、fwupdate サブコマンドを使用します。 詳細については、 『iDRAC7 および CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してくださ い。 IOM インフラストラクチャデバイスファームウェアのアップ デート このアップデートを実行することにより、IOM デバイスのコンポーネント用のファームウェアがアップデー トされますが、IOM デバイス自体のファームウェアはアップデートされません。コンポーネントとは、IOM デバイスと CMC の間のインタフェース回路です。コンポーネントのアップデートイメージは、CMC ファイル システムに常駐しており、コンポーネントは、コンポーネントの現行バージョンと CMC のコンポーネントイ メージが一致しない場合に限り、CMC ウェブインタフェースにアップデート可能デバイスとして表
転送時間は、接続速度によって異なります。内部更新処理が始まると、ページは自動的に更新され、フ ァームウェアアップデートのタイマーが表示されます。 メモ: ファイル転送時に、更新 アイコンをクリックしたり、他のページへ移動しないでください。 メモ: IOMINF ファームウェアのアップデート時には、ファイル転送タイマーは表示されません。 アップデートが完了すると、IOM デバイスがリセットされて新しいファームウェアが IOM ファームウェ アとソフトウェア ページに表示されるため、IOM デバイスとの接続が一時的に失われます。 RACADM を使用した IOM ファームウェアのアップデート RACADM を使用して IOM インフラストラクチャデバイスのファームウェアをアップデートするには、 fwupdate サブコマンドを使用します。詳細については、 『iDRAC7 および CMC 向け RACADM コマンドラインリ ファレンスガイド』を参照してください。 サーバー iDRAC ファームウェアのアップデート You can update firmware for iDRAC6 および iDRAC7 のフ
4. ファームウェアイメージ フィールドに、管理ステーションまたは共有ネットワーク上のファームウェア のイメージファイルへのパスを入力するか、参照 をクリックし、ファイルの保存場所にナビゲートしま す。デフォルトの iDRAC ファームウェアイメージ名は firmimg.imc です。 5. ファームウェアアップデートを開始する をクリックし、はい をクリックして続行します。 ファームウェアアップデートの進行状況 セクションでは、ファームウェアアップデートのステータス情 報を提供します。イメージファイルがアップロードされる間、ページにステータスインジケータが表示 されます。ファイルの転送時間は、接続速度によって異なります。内部更新処理が始まると、ページは 自動的に更新され、ファームウェア アップデートのタイマーが表示されます。 6.
サーバーが Lifecycle Controller サービスをサポートしない場合、コンポーネント / デバイスのファームウェア インベントリ セクションでは 未対応 と表示されます。最新世代のサーバーには、Lifecycle Controller ファー ムウェアをインストールして iDRAC ファームウェアをアップデートし、サーバーで Lifecycle Controller サービ スが有効になるようにします。 古い世代のサーバーの場合は、このアップグレードができない場合がありま す。 通常、Lifecycle Controller ファームウェアは、サーバーのオペレーティングシステムで実行さた適切なインス トールパッケージによりインストールされます。対応するサーバーでは、拡張子が .
ファームウェアアップデートのためのコンポーネントのフィルタ 全サーバーのコンポーネントおよびデバイスすべての情報は、一度に取得されます。この大量な情報に対処 するため、Lifecycle Controller はさまざまなフィルタリング機構を提供しています。これらのフィルタにより、 次が可能になります。 • • • 簡単に表示できるよう、1 つまたは複数のカテゴリーのコンポーネントやデバイスを選択。 サーバー全体のコンポーネントおよびデバイスのファームウェアのバージョンを比較。 選択されたコンポーネントおよびデバイスを自動的にフィルタリングして、タイプやモデルに基づい た特定のコンポーネントやデバイスのカテゴリの絞り込みを実施。 メモ: 自動フィルタリング機能は、Dell アップデートパッケージ(DUP)を使用する際に重要で す。DUP のアップデートプログラミングは、コンポーネントやデバイスのタイプまたはモデルに もとづいて行うことができます。自動フィルタリングの動作は、最初の選択を行った後は、その 後の選択決定を最小化するように設計されています。 例 次に、フィルタリング機構の適用例をいくつか示します
があります。たとえば、BIOS フィルタが選択されると、インベントリセクションにはすべてのサーバー とその BIOS コンポーネントのみが表示されます。それらのうちの 1 つのサーバーの BIOS コンポーネン トが選択されると、インベントリがさらにフィルタされ、選択されたサーバーと同じモデル名のサーバ ーのみが表示されます。 フィルタが選択されず、インベントリセクションでコンポーネントまたはデバイスのアップデート用選 択が行われた場合には、その選択に関連するフィルタが自動的に有効になります。モデル、タイプ、ま たはその他の識別要素において選択されたコンポーネントに一致するすべてのサーバーがインベントリ セクションに表示される、さらなるフィルタリングが行われる場合もあります。たとえば、 1 つのサー バーの BIOS コンポーネントがアップデート対象として選択された場合、フィルタがこの BIOS に自動的 に設定され、インベントリセクションには、選択されたサーバーのモデル名に一致するサーバーが表示 されます。 RACADM を使用したファームウェアアップデート用コンポーネントのフィルタ RACADM を使用
このアクションを自動化するため、iDRAC 構成ユーティリティ(iDRAC6 用)または iDRAC 設定ユ ーティリティ(iDRAC6 用)は、ブートコンソールからアクセス可能なオプションを提供します。 – * iDRAC6 サーバーの場合は、起動コンソールで、 「リモートアクセスセットアップを行う場 合は 5 秒以内に
Lifecycle Controller のジョブ操作 次のような Lifecycle Controller 操作が可能です。 • 再インストール • ロールバック • アップデート • ジョブの削除 一度に実行できる操作は 1 種類のみです。サポートされていないコンポーネントとデバイスがインベントリ の一部としてリストされる可能性がありますが、Lifecycle Controller 操作を許可しないでください。 Lifecycle Controller 操作を実行するには、以下が必要です。 • CMC:サーバー管理者権限。 • iDRAC:iDRAC の設定 権限および iDRAC へのログイン権限。 サーバーでスケジュールされた Lifecycle Controller 操作は、完了に 10~15 分かかる場合があります。このプロ セスでは、ファームウェアのインストールが実行されるサーバーの再起動が数回行われ、これにはファーム ウェアの検証ステージも含まれます。この処理の進行状況を、サーバーコンソールで表示することができま す。サーバー上にアップデートの必要があるコンポーネントま
5.
よび 32-Bit Diagnostics のコンポーネントをまとめてアップデートすることをお勧めします。これらのコンポ ーネントのアップデートは、サーバーを再起動する必要がなく、比較的短時間で完了します。その後、それ 以外のコンポーネントをまとめてアップデートすることができます。 すべての Lifecycle Controller アップデートは、即時に実行するようにスケジュールされます。ただし、システ ムサービスにより、これらの実行が遅延されることもあります。そのような状況では、CMC にホストされて いるリモート共有が実行時に利用不可となり、その結果アップデートが失敗します。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーコンポーネントファームウェアのアップデート ファームウェアバージョンを次のバージョンにアップデートするには、次の手順を実行します。 1. CMC ウェブインタフェースのシステムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、アップデート → サーバー コンポーネントのアップデート をクリックします。 2. コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプション)。 3.
サーバーコンポーネントのアップデート ページが表示されます。 2. コンポーネントまたはデバイスをフィルタします(オプション)。 3. ジョブステータス 列で、ジョブステータスの横にチェックボックスが表示されている場合は、Lifecycle Controller ジョブが現在実行中および 表示中の状態であることを示します。これは、ジョブの削除 操作に も選択できます。 ジョブの削除 をクリックします。 選択されたコンポーネントまたはデバイスのジョブが削除されます。 4. CMC を使用した iDRAC ファームウェアのリカバリ iDRAC ファームウェアは通常、iDRAC ウェブインタフェース、SM-CLP コマンドラインインタフェース、 support.dell.
シャーシ情報の表示とシャーシとコンポー ネントの正常性状態の監視 5 以下の情報の表示と正常性の監視ができます。 • • • • • • • • • アクティブとスタンバイの CMC すべてのサーバーと個々のサーバー ストレージアレイ すべての IO モジュール(IOM)と個々の IOM ファン iKVM 電源装置(PSU) 温度センサー LCD アセンブリ シャーシコンポーネント概要の表示 CMC ウェブインタフェースにログインすると、シャーシの正常性 ページにシャーシの正常性とそのコンポー ネントを表示できます。そこでは、シャーシとそのコンポーネントがライブでグラフィカルに表示されます。 表示は動的にアップデートされ、現在の状況を反映するようにコンポーネントサブグラフィックの色および テキストヒントも自動的に変更されます。 図 1.
シャーシの図解 シャーシは、前面図と背面図で表示されます(上部と下部のイメージ)。サーバーと LCD は前面図で、残り のコンポーネントは背面図で表示されます。コンポーネントを選択するとブルーで表示され、必要なコンポ ーネントイメージをクリックするとコントロールできます。シャーシにコンポーネントがある場合、そのコ ンポーネントのタイプのアイコンが、コンポーネントが設置されている場所(スロット)を示す図に表示さ れます。空の場所は、背景色がチャコールグレーで表示されます。コンポーネントアイコンは、コンポーネ ントの状態を視覚的に示します。その他のコンポーネントでは、物理コンポーネントを視覚的に表すアイコ ンが表示されます。 ダブルサイズのコンポーネントが設置されると、サーバーと IOM のアイコンは、複数の スロットにまたがります。コンポーネント上にカーソルを移動すると、そのコンポーネントに関するツール チップが表示されます。 表 9.
アイコン 説明 サーバーがありません。 選択したコンポーネントの情報 選択したコンポーネントの情報は、次の 3 つの独立した項で表示されます。 • • • 正常性、パフォーマンスおよびプロパティ — ハードウェアログで表示されるアクティブな重要およ び重要ではないイベントと、時間によって変化するパフォーマンスのデータが表示されます。 プロパティ— 時間により変化しない、またはほとんど変化しないコンポーネントのプロパティが表示 されます。 クイックリンク— 最も頻繁にアクセスするページと最も頻繁に実行される操作へ移動できるリンク が提供されます。選択したコンポーネントに適用されるリンクのみが、この項に表示されます。 サーバー モデル名とサービス タグの表示 各サーバーのモデル名とサービス タグは、次の手順で簡単に表示することができます。 1. システム ツリーで サーバー を展開します。展開されたサーバーリストにすべてのサーバー(0~16)が 表示されます。サーバーなしのスロットは名前がグレー表示されます。 2.
シャーシ正常性 ページは、シャーシに取り付けられたすべてのサーバーのグラフィック表示を提供しま す。サーバーの正常性ステータスは、サーバーサブグラフィックの色で示されます。詳細は、『CMC オ ンラインヘルプ』を参照してください。 2. シャーシの概要 → サーバーの概要 → プロパティ → ステータス と移動します。 サーバーステータス ページには、シャーシ内のサーバーの概要が表示されます。詳細は、『CMC オンラ インヘルプ』を参照してください。 個々のサーバーの正常性状態と情報の表示 個々のサーバーの正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1.
ブグラフィックの色で示されます。カーソルをそれぞれの IOM のサブグラフィックに置きます。テキ ストヒントは、IOM に関する追加情報を提供します。IOM のサブグラフィックをクリックすると、IOM の情報が右側に表示されます。 2. シャーシの概 要 → I/O モジュールの概要 → プロパティ → ステータス と移動します。 I/O モジュールステータス ページに、シャーシに関連のあるすべての IOM の概要が表示されます。詳細 は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 個々の IOM の情報と正常性状態の表示 個々の IOM の正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1.
iKVM の情報と正常性状態の表示 Dell M1000e サーバーシャーシのローカルアクセス KVM モジュールは Avocent 内蔵 KVM スイッチモジュール または iKVM と呼ばれます。 シャーシに関連した iKVM の正常性状態を表示するには、次のいずれかを実行します。 1. シャーシの概要 → → 正常性 と移動します。 シャーシの正常性 ページが表示されます。シャーシグラフィックスの下方のセクションには、シャーシ の背面図と iKVM の正常性状態が表示されます。iKVM の正常性ステータスは、iKVM サブグラフィックの 色で示されます。カーソルを iKVM サブグラフィック上に移動すると、対応するテキストヒントまたは画 面ヒントが表示されます。テキストヒントは、iKVM に関する追加情報を提供します。iKVM サブグラフ ィックをクリックすると、iKVM 情報が右側に表示されます。 2.
シャーシの正常性 ページが表示されます。シャーシグラフィックの情報のセクションでは、シャーシの 前面図が表示されます。LCD の正常性状態は、LCD のサブグラフィックの色で示されます。 2. カーソルを LCD のサブグラフィックに移動します。対応するテキストのヒントまたはスクリーンのヒン トに、LCD の追加情報が表示されます。 3.
CMC の設定 6 CMC では、リモート管理タスクを実行するために CMC プロパティの設定、ユーザーのセットアップ、および 警告のセットアップを行うことができます。 CMC の設定を始める前に、まず CMC ネットワーク設定を指定し、CMC がリモート管理できるようにする必 要があります。この初期設定によって、CMC へのアクセスを可能にするための TCP/IP ネットワークパラメー タが割り当てられます。詳細については、「CMC への初期アクセスのセットアップ」を参照してください。 ウェブインタフェースまたは RACADM を使って CMC を設定できます。 メモ: 最初の CMC の設定を行う際は、リモートシステム上での RACADM コマンドの実行に root ユーザー としてログインする必要があります。CMC の設定権限を持つ別のユーザーを作成することもできます。 CMC を設定して基本的な設定が終わったら、以下を実行できます。 • 必要に応じてネットワーク設定を変更します。 • CMC にアクセスするインタフェースを設定します。 • LED 表示を設定します。 • 必要に応じて
CMC ネットワーク LAN 設定の表示と変更 コミュニティ文字列や SMTP サーバー IP アドレスなどの LAN 設定は、CMC およびシャーシの外部設定に影 響します。 シャーシに CMC が 2 つあり(アクティブとスタンバイ)、ネットワークに接続されている場合は、フェイル オーバーが生じた場合、スタンバイ CMC は自動的にアクティブ CMC のネットワーク設定を引き継ぎます。 IPv6 が起動時に有効になると、3 つのルーターの要請が 4 秒ごとに送信されます。外部ネットワークのスイッ チがスパニングツリープロトコル(SPT)を実行している場合、外部スイッチポートが 12 秒超ブロックされ、 IPv6 の要請が送信されます。このような場合、ルーター広告が IPv6 ルーターによって送信されるまで、接続 が制限される期間があります。 メモ: CMC のネットワーク設定を変更すると、現在のネットワーク接続が切断される可能性があります。 メモ: CMC ネットワーク設定を指定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用した CMC ネットワーク LA
CMC IPv6 アドレス指定を有効 / 無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable 1 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgNicIPv4Enable 0 メモ: CMC IPv4 アドレス設定 はデフォルトで有効になっています。 CMC IPv6 アドレス指定を有効 / 無効にするには、次を入力します。 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 1 racadm config -g cfgIpv6LanNetworking -o cfgIPv6Enable 0 メモ: CMC IPv6 アドレス指定はデフォルトで無効になっています。 IPv4 では、CMC はデフォルトで DHCP サーバーから自動的に CMC IP アドレスを要求して取得します。この機 能を無効にして、CMC の静的 IP アドレス、ゲートウェイ、サブネットマスクを指定できます。 IPv4 ネットワークで DHCP を無効にして、
DNS の静的 IP アドレスの設定 メモ: 静的 DNS IP アドレス設定は、DNS アドレス機能が無効ではない場合は、有効ではありません。 IPv4 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer1 racadm config g cfgLanNetworking -o cfgDNSServer2 IPv6 でプライマリとセカンダリ DNS IP サーバーアドレスを設定するには、次を入力します。 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer1 racadm config -g cfgIPv6LanNetworking -o cfgIPv6DNSServer2 DNS 設定のセットアップ(IPv4 と IPv6) • CMC 登録-DNS サーバーで CMC を登録するには、次を入力します。 racad
最大転送単位(MTU)の設定(IPv4 と IPv6) MTU プロパティでは、インタフェースを通して渡すことができるパケットの最大サイズを設定できます。 MTU を設定するには、次を入力してください。 racadm config -g cfgNetTuning -o cfgNetTuningMtu ここで、 は 576~1500 の数値です(両方を含む。デフォルトは 1500)。 メモ: IPv6 では最低 1280 の MTU が必要です。IPv6 が有効で、cfgNetTuningMtu の値がこれよりも低い 値に設定されている場合、CMC は 1280 の MTU を使用します。 ネットワークセキュリティの設定 ネットワークセキュリティの設定は IPv4 のみで可能です。 CMC ウェブインタフェースによるネットワークセキュリティの設定 メモ: 次の手順を行うには、シャーシ設定システム管理者の権限が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用してネットワークセキュリティを設定するには: 1. 3.
1. 次のいずれかのページに移動します。 – システムツリーで、 シャーシの概要? へ移動し、ネットワーク → VLAN?をクリックします。 – システムツリーで、 シャーシの概要 → サーバーの概要 へ移動し、ネットワーク → VLAN?をクリ ックします。 VLAN タグ設定 ページが表示されます。VLAN タグはシャーシプロパティです。このタグは、コンポーネ ントを削除した後もシャーシに残ります。 2. CMC セクションで CMC 用に VLAN を有効にし、優先順位を設定して ID を割り当てます。フィールドにつ いての詳細は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 適用 をクリックします。VLAN のタグ設定が保存されます。 シャーシの概要 → サーバー → 設定 → VLAN サブタブから、このページにアクセスすることもできます。 RACADM を使用した CMC 用仮想 LAN タグプロパティの設定 1.
• RACADM — RACADM を使用した CMC へのアクセスを有効にします。 • SNMP — イベントに対して SNMP トラップを送信するよう CMC を有効にします。 • リモート Syslog — イベントをリモートサーバーに記録するよう CMC を有効にします。 CMC には、インターネット経由でクライアント間で暗号化されたデータを受け入れて転送する業界標準の SSL セキュリティプロトコルを設定した Web Server がインストールされています。Web Server には、デルの 自己署名 SSL デジタル証明書(サーバー ID)が含まれており、クライアントからのセキュア HTTP 要求を受 け入れて応答します。このサービスは、ウェブインタフェースとリモート RACADM CLI ツールが CMC と通信 するために必要です。 Web サーバーがリセットされた場合は、サービスが再び利用可能になるまで少なくとも 1 分間お待ちくださ い。Web サーバーのリセットは通常、以下のいずれかのイベントが発生した結果です。 • ネットワーク設定またはネットワークセキュリティプロパテ
• cfgRacTuneRemoteRacadmEnable これらのオブジェクトの詳細については、dell.
• • • メンバーシャーシまたはサーバーのウェブページを開くために、クィック起動のリンクを使用できま す。 グループに対する、ブレードと入出力のインベントリが可能です。 新しいメンバーがグループに追加されたときに、新しいメンバーのプロパティをリーダーのプロパテ ィと同期させることができるオプションを選択できます。 1 つのシャーシグループには、最大 8 つのメンバーを含むことができます。また、リーダーおよび各メンバー は、1 つのグループにのみ参加できます。あるグループに属するシャーシを別のグループに参加させること は(リーダーまたはメンバーのどちらとしても)できません。そのシャーシをグループから削除すれば、後 で別のグループに追加することはできます。 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシグループを設定するには、次の手順を実行します。 1. リーダーに予定しているシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. セットアップ → グループ管理 とクリックします。シャーシグループ ページが表示されます。 3.
メモ: メンバーに対して入力された資格情報は、セキュアにメンバーシャーシに受け渡され、そのシ ャーシとリードシャーシとの間の信頼関係が確立されます。この資格情報は、いずれのシャーシに も存続するものではなく、一度信頼関係が確立された後は、相互にやりとりされることはありませ ん。 リーダーシャーシプロパティのメンバーシャーシへの伝達についての情報は、 「リーダーシャーシプロパ ティのメンバーシャーシへの伝達」を参照してください。 リーダーからのメンバーの削除 グループのメンバーをリードシャーシから削除することができます。メンバーを削除するには、次の手順を 実行します。 1. リーダーシャーシに、シャーシ管理者権限でログインします。 2. システムツリーでリードシャーシを選択します。 3. セットアップ → グループ管理 とクリックします。 4.
メンバーシャーシまたはサーバーのウェブページの起動 グループ内のメンバーシャーシのウェブページ、サーバーのリモートコンソール、またはサーバー iDRAC の ウェブページへのリンクは、リードシャーシのグループページから利用できます。メンバーデバイスにログ インするには、リードシャーシにログインするときに使用したユーザー名とパスワードを使用できます。メ ンバーデバイスのログイン資格情報が同じ場合には、重ねてログインする必要はありません。同じでない場 合は、メンバーデバイスのログインのログインページにリダイレクトされます。 メンバーデバイスに移動するには、次の手順を実行します。 1. リードシャーシにログインします。 2. ツリー内で グループ:名前 を選択します。 3.
MCM グループのサーバーインベントリ シャーシグループの正常性 ページには、すべてのメンバーシャーシが表示され、標準のブラウザダウンロー ド機能を使用して、サーバーインベントリレポートをファイルに保存することができます。レポートには以 下のデータが含まれています。 • すべてのグループシャーシ(リーダーを含む)に現在あるすべてのサーバー。 • 空のスロットおよび拡張スロット(フルハイトおよびダブルワイドのブレードを含む)。 サーバーインベントリレポートの保存 CMC ウェブインタフェースを使用してサーバーインベントリレポートを保存するには、次の手順を実行しま す。 1. システムツリーで、グループ を選択します。シャーシグループの正常性 ページが表示されます。 2. インベントリレポートの保存 をクリックします。ファイルを開くか保存するかを確認する ファイルの ダウンロード ダイアログボックスが表示されます。 3.
データフィールド 例 ホスト名 企業のウェブサーバー メモ: サーバー上で Server Administrator エージェ ントが実行されている必要があります。実行さ れていない場合は、何も表示されません。 Windows Server 2008 オペレーティングシステム メモ: サーバー上で Server Administrator エージェ ントが実行されている必要があります。実行さ れていない場合は、何も表示されません。 モデル PowerEdgeM610 サービスタグ 1PB8VF1 総システムメモリ容量 4.0 GB メモ: メンバー上に CMC 4.0 以上が必要です。こ れがない場合は、何も表示されません。 CPU の数 2 メモ: メンバー上に CMC 4.0 以上が必要です。こ れがない場合は、何も表示されません。 CPU 情報 Intel (R) Xeon (R) CPU E5502 @1.87GHzn メモ: メンバー上に CMC 4.
ログインタイプ 証明書タイプ 取得方法 • 信頼できる CA 証明書 — こ の証明書は、CA によって発 行されます。 Active Directory ユーザーログイン 信頼できる CA 証明書 この証明書は、CA によって発行さ れます。 ローカルユーザーログイン SSL 証明書 CSR を生成し、認証局の署名を取 得します。 メモ: CMC はデフォルトの自 己署名済み SSL サーバー証明 書が同梱されて配送されます。 CMC ウェブサーバーおよび仮 想コンソールはこの証明書を 使用します。 関連リンク セキュアソケットレイヤー(SSL、Secure Sockets Layer)サーバー証明書 セキュアソケットレイヤー(SSL、Secure Sockets Layer)サーバー証明書 CMC には、インターネットで暗号化データを送信するための業界標準 SSL セキュリティプロトコルを使用す る Web サーバーが備わっています。公開キーと秘密キーの暗号技術に基づく SSL は、クライアントとサーバ ー間に認証と暗号化を備えた通信を提供してネットワーク上の盗聴を防止するセキュリテ
認証局が CSR を承認して証明書を送信したら、それを CMC ファームウェアにアップロードする必要がありま す。CMC ファームウェアに保管されている CSR 情報は、証明書に記載されている情報と一致する必要があり ます。 メモ: SSL を CMC 用に設定するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 メモ: アップロードするサーバー証明書は最新で(期限が切れていない)、認証局が署名したものでなけ ればなりません。 関連リンク 新しい証明書署名要求の生成 サーバー証明書のアップロード サーバー証明書の表示 新しい証明書署名要求の生成 セキュリティ強化のため、セキュアなサーバー証明書を取得し、CMC にアップロードされることを強く推奨 します。セキュアサーバー証明書は、リモートシステムの ID を確認し、リモートシステムとやり取りする情 報を他者が表示したり変更したりできないようにします。セキュアサーバー証明書を使用しないと、CMC に 許可のないユーザーが不正にアクセスする危険があります。 CMC のセキュアサーバー証明書を取得するには、利用する認証局に証明書署名要求(CSR)を送信する必要
サーバー証明書のアップロード CSR の生成後、署名された SSL サーバー証明書を CMC ファームウェアにアップロードできます。CMC は、証 明書のアップロード後にリセットされます。CMC は、X509 Base-64 エンコードの Web サーバー証明書のみを 受け入れます。 注意: 証明書のアップロード中は、CMC を使用できません。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバー証明書のアップロード CMC ウェブインタフェースを使用してサーバー証明書をアップロードするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで、シャーシの概要 へ移動し、ネットワーク → SSL をクリックします。SSL メインメニ ュー が表示されます。 2. OSR に基づいて生成されたサーバー証明書のアップロード オプションを選択して 次へ をクリックしま す。 3. ファイルの選択 をクリックして証明書ファイルを指定します。 4.
メモ: CMC が受け入れるのは、X509、Base 64 エンコードの証明書のみです。DER など、他のエンコ ードスキームを使用している証明書は、受け入れられません。新しい証明書をアップロードする と、CMC で受け取ったデフォルトの証明書が置き換えられます。 証明書が正常にアップロードされると、CMC がリセットされ、一時的に使用できなくなります。リセッ ト中に他のユーザーが切断されないようにするため、CMC にログインしている可能性のある権限を持つ ユーザーに通知し、ネットワーク タブの セッション ページで、アクティブなセッションを確認してく ださい。 RACADM を使用したウェブサーバーキーと証明書のアップロード SSL キーをクライアントから iDRAC にアップロードするには、次のコマンドを入力します。 racadm sslkeyupload -t <タイプ> -f <ファイル名> 詳細については、dell.
4. 新しく作成した設定ファイルを使ってターゲット CMC を変更します。 コマンドプロンプトで、次のコマ ンドを入力します。 racadm getconfig -f myfile.cfg 5. 設定されたターゲット CMC をリセットします。コマンドプロンプトで、次のコマンドを入力します。 racadm reset getconfig -f myfile.cfg サブコマンド(手順 1)は、アクティブ CMC の設定を要求し、myfile.
racresetcfg サブコマンドを使って CMC をデフォルトにリセットした後、racadm config -f .cfg コマンドを実行します。.cfg ファイルに、必要なオブジェクト、ユーザー、インデ ックス、およびその他のパラメータがすべて含まれていることを確認します。オブジェクトとグルー プの完全なリストについては、『iDRAC6 および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイ ド』のデータベースプロパティの章を参照してください。 注意: racresetcfg サブコマンドを使用して、データベースと CMC ネットワークインタフェー ス設定を元のデフォルト設定にリセットし、すべてのユーザーとユーザー設定を削除します。 root ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザー設定もデフォルト設定にリセットされます。 • racadm getconfig -f <ファイル名> .cfg と入力すると、このコマンドは現在の CMC 設定のた めに .cfg ファイルを作成します。この設定ファイルは、固有の .
• インデックス付きグループの行を .
メモ: セッションを終了するには、シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 ウェブインタフェースを使用した CMC セッションの表示と終了 ウェブインタフェースを使用してセッションを表示または終了するには: 1. システムツリーで、シャーシ概要 へ移動し、ネットワーク → セッション をクリックします。 セッション ページにはセッション ID、ユーザー名、IP アドレス、およびセッションタイプが表示されま す。これらのプロパティの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 2. セッションを終了するには、セッションで 終了 をクリックします。 RACADM を使用した CMC セッションの表示と終了 RACADM を使用して CMC セッションを終了するには、システム管理者権限が必要です。 現在のユーザーセッションを表示するには、getssninfo コマンドを使用します。 ユーザーセッションを終了するには、closessn コマンドを使用します。 これらのコマンドの詳細については、dell.
サーバーの設定 7 サーバーに対して以下を実行できます。 • スロット名の設定 • iDRAC ネットワークの設定 • iDRAC VLAN タグの設定 • 最初の起動デバイスの設定 • サーバー FlexAddress の設定 • リモートファイル共有の設定 • サーバークローンを使用した BIOS の設定 スロット名の設定 スロット名は個別のサーバーを識別するために使用します。スロット名を選択するとき、次のルールが適用 されます。 • 名前には、非拡張 ASCII 文字(ASCII コード 32 から 126 まで)を最大 15 文字含めることができます。 • スロット名はシャーシ内で一意でなければなりません。複数のスロットに同じ名前を割り当てるこ とはできません。 スロット名では大文字と小文字は区別されません。Server-1, server-1, and SERVER-1 はす べて同じ名前と見なされます。 スロット名には、次の文字列で始まる名前を付けることはできません。 • • • – Switch- – Fan- – PS- – KVM
CMC ウェブインタフェースで設定したスロット名の設定は、iDRAC インタフェースに表示されている名前の 変更に常に優先します。 CMC ウェブインタフェースを使用してスロット名を編集するには: 1. システムツリーで、シャーシの概要 → サーバーの概要 へ移動し、セットアップ → スロット名 をクリッ クします。スロット名 ページが表示されます。 2. スロット名 フィールドでスロット名を編集します。名前を変更する各スロットについてこの手順を繰 り返します。 サーバーのホスト名をスロット名として使用するには、ホスト名を使用 を スロット名 オプションで選 択します。これにより、静的なスロット名がサーバーのホスト名(またはシステム名)で上書きされま す。この操作には、サーバーに OMSA エージェントをインストールすることが必要です。OMSA エージ ェントの詳細については、『Dell OpenManage Server Administrator ユーザーズガイド』を参照してくださ い。 設定を保存するには、適用 をクリックします。 3. 4. 5.
設定 説明 メモ: これには、サーバー追加時に iDRAC ルー ト パスワードを設定する ボックスをチェック したときのルートユーザーパスワードが含ま れます。 このオプションはデフォルトでは無効になってい ます。 サーバー挿入で iDRAC ルートパスワードを設定 サーバーを挿入したとき、サーバーの iDRAC ルー ト パスワードを iDRAC ルートパスワード フィー ルドに表示される値に変更するかどうかを指定し ます。 iDRAC ルートパスワード サーバー挿入時に iDRAC ルートパスワードを設定 する および QuickDeploy を有効にする オプション が選択されている場合、シャーシにサーバーが挿 入されたときに、このパスワードがサーバーの iDRAC ルート パスワードに割当てられます。パス ワードは、印刷可能な 1~20 文字(スペース含む) で指定します。 iDRAC ルートパスワードの確認 iDRAC ルート パスワード フィールドに入力された パスワードを確認します。 iDRAC LAN を有効にする iDRAC LAN チャネルを有効または無効にします。 こ
設定 説明 メモ: サブネットマスクとゲートウェイは、IP アドレスのように増加しません。 たとえば、IP アドレスが 192.168.0.250 から始 まり、サブネットマスクが 255.255.0.0 のとき、 スロット 15 の QuickDeploy IP アドレスは 192.168.0.265 です。サブネットマスクが 255.255.255.0 のとき、QuickDeploy 設定を保存 する または QuickDeploy 設定を使用して自動入力 する をクリックすると、QuickDeploy IP アド レス範囲は QuickDeploy サブネット内ではあ りません というエラーメッセージが表示されま す。 3.
メモ: QuickDeploy フィールドの変更は即座に実施されますが、1 つまたは複数の iDRAC サーバーネッ トワーク構成を変更した場合は、CMC から iDRAC に反映されるまで数分かかる場合があります。更 新 を押すタイミングが早すぎると、iDRAC サーバーのデータが部分的にしか正しく表示されない場 合があります。 個々のサーバー iDRAC の iDRAC ネットワーク設定の変更 この表を使用すると、インストールされている各サーバーの iDRAC ネットワーク設定を行うことができます。 各フィールドに表示される初期値は、iDRAC から読み込まれた現在の値です。 CMC ウェブインタフェースを使用して iDRAC ネットワーク設定を変更するには: 1. システムツリーで、サーバーの概要 へ移動し、セットアップ → iDRAC をクリックします。 iDRAC の導 入 ページが表示されます。iDRAC ネットワーク設定 セクションには、インストールされているすべての サーバーの iDRAC IPv4 および IPv6 ネットワーク設定が表示されます。 2.
ウェブインタフェースを使用した iDRAC VLAN タグの設定 CMC ウェブインタフェースを使用してサーバー用 VLAN を設定するには、次の手順を実行します。 1. 次のいずれかのページに移動します。 – システムツリーで、シャーシの概要? へ移動し、ネットワーク → VLAN?をクリックします。 – システムツリーで、シャーシの概要? → サーバーの概要 へ移動し、 ネットワーク → VLAN? をク リックします。VLAN タグの設定 ページが表示されます。 2. iDRAC セクションで、サーバー用の VLAN を有効にし、優先順位を設定して ID を入力します。フィール ドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3.
次のデバイスについて、最初の起動デバイスを設定できます。 表 13.
CMC ウェブインタフェースを使用した個々のサーバーの最初の起動デバイスの 設定 サーバーの第 1 起動デバイスを設定するには、サーバー管理者 特権または シャーシ設定システム管理者 特 権、および iDRAC ログイン特権 を持っている必要があります。 CMC ウェブインタフェースを使用して個々のサーバーの最初の起動デバイスを設定するには: 1. システムで サーバーの概要 に移動し、最初の起動デバイスを設定するサーバーをクリックします。 2. セットアップ → 最初の起動デバイス に移動します。最初の起動デバイス ページが表示されます。 3. 最初の起動デバイス ドロップダウンメニューで、各サーバーに使用する起動デバイスをリストボックス から選択します。 4. 選択した同じデバイスから毎回起動するようにサーバーを設定するには、そのサーバーの ブートワン ス オプションの選択を解除します。選択したデバイスから次回のみ起動するようにサーバーを設定す るには、そのサーバーの ブートワンス オプションを選択します。 5.
メモ: このアクションを行うとサーバーが再起動されるため、作業中のファイルをすべて保存してか ら、deploy コマンドを実行してください。 このコマンドでは次のアクションが実行されます。 – リモートファイル共有が接続されている。 – ファイルがサーバーの最初の起動デバイスとして選択されている。 – サーバーが再起動される。 – サーバーの電源が切れている場合は、電源がサーバーに投入される。 サーバークローニングを使用した BIOS 設定 サーバークローニング機能により、すべての BIOS 設定を、指定されたサーバーから 1 つまたは複数のサーバ ーに適用することができます。クローン可能な BIOS 設定とは、変更可能で、サーバー間で複製することを目 的としている BIOS 設定のことです。 サーバークローニング機能は iDRAC6 サーバーと iDRAC7 サーバーをサポートします。古い世代の RAC サーバ ーがリストされますが、メインページではグレー表示になり、この機能の使用は有効になりません。 サーバークローニング機能を使用するには、以下の条件を満たしている必要があります。 • •
プロファイルの追加または保存 保存プロファイルの管理 プロファイルの適用 BIOS 設定の表示 プロファイルログの表示 完了ステータスとトラブルシューティング プロファイルの追加または保存 サーバーの BIOS プロパティをルートクローニングする前に、まずプロパティを取得して保存プロファイルと して保存する必要があります。 保存プロファイルを作成するときに、各プロファイルに名前と任意の説明を指定します。CMC 不揮発性拡張 ストレージメディアに最大 16 個の保存プロファイルを保存できます。 不揮発性ストレージメディアを取り外すか無効にすると、保存プロファイルにアクセスできなくなり、サー バークローニング機能が無効になります。 プロファイルを追加または保存するには、次の手順を実行します。 1. BIOS プロファイル ページの プロファイルの保存と適用 セクションで、プロファイルの生成元となる設 定があるサーバーを選択し、プロファイルの保存 をクリックします。 BIOS プロファイルの保存 セクションが表示されます。 2.
1. BIOS プロファイル ページの プロファイルの保存と適用 セクションで、選択したプロファイルを適用す るサーバーを選択します。 プロファイルの選択 ドロップダウンメニューが有効化されます。 2. プロファイルの選択 ドロップダウンメニューから、必要なプロファイルを選択します。 プロファイルの適用 オプションが有効化されます。 3. プロファイルの適用 をクリックします。 新しい BIOS プロファイルの適用は現在の設定を上書きし、選択したサーバーを再起動するという警告メ ッセージが表示されます。操作を続行する場合は、それを確認するようにプロンプトが表示されます。 メモ: CSIOR オプションが無効化されている場合、CSIOR がブレードクローン操作のターゲットにな っているサーバー用に有効化されていないという警告メッセージが表示されます。ブレードクロ ーン操作を完了するには、まず CSIOR を有効化する必要があります。 4.
1. BIOS プロファイル ページの SD カード上のプロファイルの管理 セクションで、必要なプロファイルを選 択してから プロファイルの編集 をクリックします。 BIOS プロファイルの編集 — <プロファイル名> セクションが表示されます。 2. 必要に応じて BIOS プロファイルの名前と説明を編集し、プロファイルの編集 をクリックします。 詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 プロファイルの削除 CMC 不揮発性メディア(SD カード)に保存された BIOS プロファイルを削除することができます。 保存されたプロファイルを削除するには、次の手順を実行します。 1. BIOS プロファイル ページの SD カード上のプロファイルの管理 セクションで、必要なプロファイルを選 択してから プロファイルの削除 をクリックします。 プロファイルを削除すると選択したプロファイルが恒久的に削除されるという警告メッセージが表示さ れます。 2.
の説明が表示されます。ログエントリも RAC ログで利用できます。その他の閲覧可能なエントリを表示す るには、プロファイルログを表示 をクリックします。プロファイルログ ページが表示されます。 完了ステータスとトラブルシューティング 適用済みの BIOS プロファイルの完了ステータスをチェックするには、次の手順を実行します。 1. BIOS プロファイル ページで、 最近のプロファイルログ セクションから実行済みジョブのジョブ ID (JID)を書き取ります。 2.
サーバーステータス ページからの iDRAC の起動 各サーバーに対する iDRAC 管理コンソールを起動するには: 1. システムツリーで サーバーの概要 を展開します。すべてのサーバー(1~16)が展開された サーバー リ ストに表示されます。 2. iDRAC Web インタフェースを起動するサーバーをクリックします。 サーバーステータス ページが表示 されます。 3. iDRAC GUI の起動 をクリックします。iDRAC Web インタフェースが表示されます。 CMC ウェブインタフェースからのリモートコンソールの起動 サーバーでキーボード - ビデオ - マウス(KVM)セッションを直接起動できます。リモートコンソール機能 は、次の条件がすべて満たされた場合のみサポートされます。 • シャーシに電源が入っている。 • サーバーが iDRAC6 と iDRAC7 をサポートしている • サーバーの LAN インタフェースが有効である • iDRAC のバージョンが 2.
1. システムツリーで、サーバーの概要 に移動し、プロパティ → ステータス をクリックします。サーバー ステータス ページが表示されます。 2.
アラートを送信するための CMC の設定 8 管理下システムで発生した特定のイベント用にアラートおよびアクションを設定できます。システムコンポ ーネントの状態が事前定義された状態を超過すると、イベントが発生します。イベントがイベントフィルタ に一致し、そのフィルタがアラートを生成するように設定されている場合(E-メールアラートまたは SNMP トラップ)、アラートが 1 つまたは複数の設定済みの宛先に送信されます。 アラートを送信するように CMC を設定するには、次の手順を実行します。 1. グロ-バルシャーシイベントアラートを有効にします。 2. オプションで、アラートが生成されるべきイベントを選択することができます。 3.
アラートの宛先設定 管理ステーションは、シンプル ネットワーク 管理プロトコル(SNMP)を使用して CMC からデータを受信し ます。 IPv4 および IPv6 アラートの宛先設定、電子メール設定、SMTP サーバー設定を行い、これらの設定をテスト することができます。 電子メールアラートまたは SNMP トラップ設定を設定する前に、シャーシ設定システム管理者 権限があるこ とを確認してください。 関連リンク SNMP トラップアラート送信先の設定 E-メールアラートの設定 SNMP トラップアラート送信先の設定 SNMP トラップを受信する IPv6 または IPv4 アドレスを設定できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した SNMP トラップアラート送信先の設定 CMC ウェブインタフェースを使用して IPv4 または IPv6 アラート宛先を設定するには、次の手順を実行しま す。 1. システムツリーで、シャーシの概要 へ移動し、アラート → トラップ設定 をクリックします。 シャーシイベントアラート送信先 ページが表示されます。 2.
メモ: SNMP と E-メールアラートの両方に設定できるフィルタマスクは 1 つだけです。既にフィル タマスクを選択している場合は、手順 2 をスキップできます。 2. アラートの生成を有効にします。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingEnable 1 3. アラートが生成されるべきイベントを指定します。 racadm config -g cfgAlerting -o cfgAlertingFilterMask <マスク値> ここで、<マスク値> は 0x0 ~ 0xffffffff の 16 進値です。 マスク値を得るには、科学計算用電卓を 16 進モードで使い、 キーで各マスクの第 2 値(1、2、4、...
4. イベント フィルタマスク値 サーバースリーブがありません 0x10000000 ファブリックの不一致 0x20000000 トラップアラートを有効にします。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i <インデックス> ここで、<インデックス> は 1~4 の値です。CMC はインデックス番号を使用して、トラップアラート用 の設定可能送信先を最大 4 つまで識別します。送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(IPv6 または IPv4)、または完全修飾されたドメイン名(FQDN)で指定できます。 5. トラップアラートの送信先 IP アドレスを指定します。 racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr -i <インデッ クス> ここで、 は有効な IP アドレスで、<インデックス> は手順 4 で指定したインデックス値 です。 6.
ご利用のネットワークに定期的に IP アドレスを解放し、異なるアドレスで更新する SMTP サーバーが存在す る場合、指定した SMTP サーバーの IP アドレスが変更されるときに、このプロパティ設定が機能しない期間 が生じます。そのような場合は、DNS 名を使用してください。 CMC ウェブインタフェースを使用した E-メールアラート設定の設定 ウェブインタフェースを使用して E-メールアラート設定を設定するには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシの概要 に移動し、アラート → E-メールアラート設定 をクリックします。 2. アラートの受信用 SMTP E-メールサーバー設定および E-メールアドレスを指定します。フィールドの詳 細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 3. 設定を保存するには、適用 をクリックします。 4.
ここで host.domain は FQDN です。 E-メールアラートを受け取る送信先 E-メールアドレスは、最大 4 件設定できます。さらに E-メールアド レスを追加するには、手順 2~手順 6 を繰り返します。 メモ: 手順 2~6 のコマンドは、指定するインデックス(1~4)の既存の設定をすべて上書きします。 インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、:xracadm getconfig -g cfgEmailAlert — I <インデックス> を入力します。インデックスが設定されていると、その値 が cfgEmailAlertAddress インデックスが設定されていると、その値が cfgEmailAlertEmailName オブジ ェクトに表示されます。 詳細については、dell.
ユーザーアカウントと権限の設定 9 特定の権限(ロールベースの権限)を持つユーザーアカウントをセットアップし、CMC を使用してシステム を管理したり、システムセキュリティを維持したりできます。デフォルトで、iDRAC7 はローカル管理者アカ ウントで設定されています。デフォルトユーザー名は root で、パスワードは calvin です。管理者として、他 のユーザーが CMC にアクセスすることを許可するユーザーアカウントをセットアップできます。 最高 16 のローカルユーザーをセットアップ、または Microsoft Active Directory や LDAP などのディレクトリサ ービスを使用して、追加のユーザーアカウントをセットアップできます。ディレクトリサービスは、認証さ れたユーザーアカウントを管理するための一元管理地点を提供します。 CMC は、関連付けられた権限の一連を持つユーザーへの役割ベースのアクセスをサポートします。役割は、 管理者、オペレータ、読み取り専用、またはなしです。これらは、利用可能な最大権限を定義します。 関連リンク ユーザーのタイプ ローカルユーザーの設定 Acti
権限 説明 • • • • シャーシを識別する(シャーシ名やシャーシの位置など)。 シャーシに特別に割り当てられている(IP モード(静的また は DHCP)、静的 IP アドレス、静的ゲートウェイ、静的サブネ ットマスクなど)。 シャーシにサービスを提供する(日時、ファームウェアアップ デート、CMC リセットなど)。 シャーシに関連している(スロット名やスロットの優先順位な ど)。これらのプロパティはサーバーに適用されますが、正確 にはサーバーそのものでなくスロットに関連付けられるシャ ーシプロパティです。このため、スロット名とスロットの優先 順位は、サーバーがスロットにあるなしに関係なく、追加また は変更することができます。 サーバーが別のシャーシに移動されると、サーバーは新しいシャーシ のそのスロットに割り当てられているスロット名と優先順位を継承 します。前のスロット名と優先順位はそのまま前のシャーシに残り ます。 メモ: シャーシ設定システム管理者 権限を持つ CMC ユーザーが 電源設定を行うことができます。ただし、シャーシの電源オン、 電源オフ、パワーサイクルなどのシャーシ電源操作を行うに
権限 説明 バー上に存在しない、またはパスワードが一致しない場合は、ユーザ ーは処置を実行することができません。 ユーザーが対象のサーバーに存在し、パスワードが一致する場合は、 サーバーはユーザーがサーバー上で与えられた権限を使って応答し ます。CMC ファームウェアはサーバーから返された権限に基づいて ユーザーに処置を実行する権利があるかどうかを決定します。 以下のリストに、サーバーシステム管理者が持っているサーバー上の 権限と処置を示します。これらの権利は、シャーシユーザーがシャー シ上でサーバーシステム管理者権限を持っていない場合にのみ適用 されます。 サーバー設定システム管理者: • • • • IP アドレスの設定 ゲートウェイの設定 サブネットマスクの設定 最初の起動デバイスの設定 ユーザーの設定: • • iDRAC ルートパスワードの設定 iDRAC のリセット サーバー制御システム管理者: • • • • • 電源オン 電源オフ 電源の入れ直し 正常なシャットダウン サーバーの再起動 テストアラートユーザー ユーザーはテストアラートメッセージを送信できます。 デバッグコマン
ユーザーグループ 特権 パワーユーザー • • • • • • • ログのクリアシステム管理者 Server Administrator テストアラートユーザー デバッグコマンドシステム管理者 ファブリック A システム管理者 ファブリック B システム管理者 ファブリック C システム管理者 • • • ログイン ログのクリアシステム管理者 シャーシ制御システム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユーザー ファブリック A システム管理者 ファブリック B システム管理者 ファブリック C システム管理者 • • • • • ゲストユーザー ログイン カスタム 次の権限を任意の組み合わせで選択します。 • • • • • • • • • • • なし CMC ログインユーザー シャーシ設定システム管理者 ユーザー設定システム管理者 ログのクリアシステム管理者 シャーシ制御システム管理者(電源コマン ド) Server Administrator テストアラートユーザー デバッグコマンドシステム管理者 ファブリック A システム管理者 ファ
権限セット システム管理者のアクセ ス権 パワーユーザーの許可 ゲストユーザーのアクセ ス権 シャーシ制御システム管 理者(電源コマンド) はい はい 不可 Server Administrator はい はい 不可 テストアラートユーザー はい はい 不可 デバッグコマンドシステ ム管理者 はい 不可 不可 ファブリック A システム はい 管理者 はい 不可 ファブリック B システム はい 管理者 はい 不可 ファブリック C システム 管理者 はい 不可 はい ルートユーザー管理者アカウント設定の変更 セキュリティを強化するため、ルート(ユーザー 1)アカウントのデフォルトパスワードを変更することが 強く推奨されます。ルートアカウントは、CMC に組み込まれているデフォルトの管理アカウントです。 CMC ウェブインタフェースを使用して root アカウントのデフォルトパスワードを変更するには、次の手順を 実行します。 1.
1. システムツリーで、シャーシの概要へ移動し、?ユーザー認証 → ローカルユーザー?をクリックします。 ユーザー ページが表示されます。 2. ユーザー ID 列で、ユーザー ID 番号をクリックします。ユーザーの設定 ページが表示されます。 メモ: ユーザー ID 1 は、CMC に組み込まれているデフォルトのルートユーザーアカウントです。こ れを変更することはできません。 3. ユーザー ID を有効にして、ユーザーのユーザー名、パスワード、およびアクセス権限を指定します。オ プションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4.
4.
CMC にログインするために、Active Directory を介してユーザー認証を設定できます。また、管理者が各ユー ザーに特定の権限を設定できるようにする、役割ベースの権限を提供することもできます。 サポートされている Active Directory の認証機構 Active Directory を使用して、次の 2 つの方法を使用する CMC ユーザーアクセスを定義できます。 • • Microsoft のデフォルトの Active Directory グループオブジェクトのみを使用する標準スキーマソリュ ーション。 デル提供のカスタマイズされた Active Directory オブジェクトを持つ拡張スキーマソリューション。 アクセスコントロールオブジェクトはすべて Active Directory で管理されます。これにより、異なる CMC 上でさまざまな権限レベルを持つユーザーアクセスを設定するための最大限の柔軟性が実現し ます。 関連リンク 標準スキーマ Active Directory の概要 拡張スキーマ Active Directory の概要 標準スキーマ Active Di
役割グループ デフォルトの権限レベル 許可する権限 • • • • • • • • • 2 なし • • • • • • • • ビットマスク ユーザー設定シス テム管理者 ログのクリアシス テム管理者 シャーシ制御シス テム管理者(電源 コマンド) Server Administrator テストアラートユ ーザー デバッグコマンド システム管理者 ファブリック A シ ステム管理者 ファブリック B シ ステム管理者 ファブリック C シ ステム管理者 0x00000ed9 CMC ログインユ ーザー ログのクリアシス テム管理者 シャーシ制御シス テム管理者(電源 コマンド) Server Administrator テストアラートユ ーザー ファブリック A シ ステム管理者 ファブリック B シ ステム管理者 ファブリック C シ ステム管理者 3 なし CMC ログインユーザー 0x00000001 4 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 5 なし 権限の割り当てなし 0x00000000 メモ: ビットマスク値は、RACADM で標準スキーマを
a) グループを作成するか、既存のグループを選択します。 b) 役割権限を設定します。 3. CMC にアクセスするには、Active Directory ユーザーを Active Directory グループのメンバーとして追加し ます。 CMC ウェブインタフェースを使用した標準スキーマでの Active Directory の設定 メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『iDRAC7 オンラインヘルプ』を参照してください。 1. システムツリーで、シャーシの概要 へ移動し、ユーザー認証 → ディレクトリサービス をクリックしま す。ディレクトリサービス ページが表示されます。 2. Select (標準スキーマ) を選択します。標準スキーマ用の設定が同じページに表示されます。 3. 以下を指定します。 – Active Directory の有効化、ルートドメイン名、およびタイムアウト値の入力。 – 4.
1.
ー、RAC 権限、および RAC デバイスの様々な組み合わせにおける最大の柔軟性をシステム管理者に提供しま す。 認証と承認を Active Directory と統合したい CMC が 2 つネットワーク上にある場合は、各 CMC につき少なくと も 1 つの関連オブジェクトと 1 つの RAC デバイスオブジェクトを作成する必要があります。関連オブジェク トは必要なだけいくつでも作成でき、各関連オブジェクトにリンクできるユーザー、ユーザーグループ、RAC デバイスオブジェクトの数にも制限はありません。ユーザーと RAC デバイスオブジェクトは、企業内のどの ドメインのメンバでもかまいません。 ただし、各関連オブジェクト(または、ユーザー、ユーザーグループ、あるいは RAC デバイスオブジェク ト)は、1 つの権限オブジェクトにしかリンクすることができません。この例では、システム管理者が、特 定の CMC で各ユーザーの権限をコントロールすることができます。 RAC デバイスオブジェクトは、Active Directory に照会して認証と許可を実行するための RAC ファームウェア へのリンクです。RAC
単一ドメインのシナリオでオブジェクトを設定するには、次の手順を実行します。 1. 関連オブジェクトを 2 つ作成します。 2. 2 つの CMC を表す 2 つの RAC デバイスオブジェクト、RAC1 と RAC2 を作成します。 3. 2 つの特権オブジェクト、特権 1 と特権 2 を作成します。特権 1 にはすべての特権(システム管理者)、 特権 2 にはログイン特権を与えます。 4. User1 と User2 を Group1 にまとめます。 5. グループ 1 を関連オブジェクト 1(A01)のメンバ、特権 1 を A01 の特権オブジェクトとして、RAC1 と RAC2 を A01 の RAC デバイスとして追加します。 6.
複数ドメインのシナリオでオブジェクトを設定するには 1. ドメインのフォレスト機能がネイティブまたは Windows 2003 モードになっていることを確認します。 2. 2 つの関連オブジェクト A01(ユニバーサルスコープの)と A02 を任意のドメインに作成します。複数ド メインに Active Directory オブジェクトを設定している図では、オブジェクトがドメイン 2 に示されてい ます。 3. 2 つの CMC を表す 2 つの RAC デバイスオブジェクト、RAC1 と RAC2 を作成します。 4. 2 つの特権オブジェクト、特権 1 と特権 2 を作成します。特権 1 にはすべての特権(システム管理者)、 特権 2 にはログイン特権を与えます。 5. User1 と User2 を Group1 にまとめます。Group1 のグループスコープはユニバーサルである必要がありま す。 6. グループ 1 を関連オブジェクト 1(A01)のメンバ、特権 1 を A01 の特権オブジェクトとして、RAC1 と RAC2 を A01 の RAC デバイスとして追加します。 7.
LDIF ファイルを使用するには、LDIF_Files ディレクトリにある readme の説明を参照してください。 Schema Extender または LDIF ファイルは、任意の場所にコピーして実行することができます。 Dell Schema Extender の使用 注意: Dell Schema Extender では、SchemaExtenderOem.ini ファイルを使用します。Dell Schema Extender ユ ーティリティが正常に機能することを確認するため、このファイルの名前は変更しないでください。 1. ようこそ 画面で、次へ をクリックします。 2. 警告を読み、理解した上で、もう一度 次へ をクリックします。 3. 4. 現在のログイン資格情報を使用 を選択するか、スキーマ管理者権限でユーザー名とパスワードを入力し ます。 次へ をクリックして、Dell Schema Extender を実行します。 5.
表 21. :delliDRACAssociationObject クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.7.1.2 説明 Dell 関連オブジェクトを表します。関連オブジェク トは、ユーザーとデバイス間の連結を可能にします。 クラスの種類 構造体クラス SuperClasses グループ 属性 dellProductMembers dellPrivilegeMember 表 22. :dellRAC4Privileges クラス OID 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.1.
表 25. :Active Directory スキーマに追加された属性のリスト 割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 属性:dellPrivilegeMember FALSE 説明:この属性に属する dellPrivilege オブジェ クトのリスト。 OID: 1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.1 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.12) 属性:dellProductMembers FALSE 説明:この役割に属する dellRacDevices オブジェ クトのリスト。この属性は、 dellAssociationMembers バックワードリンク へのフォワードリンクです。 リンク ID:12070 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.2 識別名:(LDAPTYPE_DN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.
割り当てられた OID/ 構文オブジェクト識別子 単一値 説明:ユーザーがデバイスのテスト警告ユーザー権 限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.10 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellIsDebugCommandAdmin TRUE 説明:ユーザーがデバイスのデバッグコマンドシス テム管理者権限がある場合には TRUE。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.11 ブール(LDAPTYPE_BOOLEAN 1.3.6.1.4.1.1466.115.121.1.7) 属性:dellSchemaVersion TRUE 説明:現在のスキーマバージョンを使用してスキー マをアップデートします。 OID:1.2.840.113556.1.8000.1280.1.1.2.12 大文字小文字を区別しない文字列 (LDAPTYPE_CASEIGNORESTRING 1.2.840.113556.1.4.
Windows オペレーティングシステムの場合、スナップインのインストーラは次の場所にあります。 :\SYSMGMT\ManagementStation\support\OMActiveDirect ory_SnapIn64 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインの詳細については、マイクロソフトのマニュアルを参 照してください。 Active Directory への CMC ユーザーと特権の追加 Dell 拡張 Active Directory ユーザーとコンピュータスナップインを使用して、RAC デバイスオブジェクト、関 連オブジェクト、および権限オブジェクトを作成することにより、CMC ユーザーおよび権限を追加できま す。各オブジェクトを追加するには、次の操作を行います。 • RAC デバイスオブジェクトの作成 • 権限オブジェクトの作成 • 関連オブジェクトの作成 • 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 関連リンク 関連オブジェクトへのオブジェクトの追加 RAC デバイスオブジェクトの作成 権限オブジェクトの作成 関連オブジェクト
関連オブジェクトを作成するには、次の手順を実行します。 1. コンソールのルート(MMC)ウィンドウでコンテナを右クリックします。 2. 新規 → Dell Remote Management オブジェクト詳細設定 を選択します。これによって 新規オブジェクト ウィンドウが開きます。 3. 新規オブジェクトの名前を入力し、関連オブジェクト を選択します。 4.
メモ: さまざまなフィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 1. システムツリーで、シャーシの概要 へ移動し、ユーザー認証 → ディレクトリサービス?をクリックしま す。 2. Microsoft Active Directory (拡張スキーマ)を選択します。拡張スキーマ用の設定は同じページに表示さ れます。 3. 以下を指定します。 – Active Directory の有効化、ルートドメイン名 、およびタイムアウト値の入力。 – ドメインコントローラとグローバルカタログの検索を直接呼び出す場合は、検索する AD サーバ ーの検索(オプション) オプションを選択し、ドメインコントローラとグローバルカタログの詳 細を指定します。 メモ: IP アドレスを 0.0.0.
RACADM を使用した拡張スキーマの Active Directory の設定 RACADM を使用した拡張スキーマの CMC Active Directory を設定するには、次の手順を実行します。 1.
汎用 LDAP ユーザーの設定 CMC は Lightweight Directory Access Protocol(LDAP)ベースの認証をサポートするための汎用ソリューション を提供します。この機能は、ディレクトリサービス上のどのスキーマ拡張にも必要です。 CMC 管理者は、LDAP サーバーのユーザーログインを CMC と統合することが可能です。この統合を行うには、 LDAP サーバーと CMC の両方での設定が必要です。Active Directory 側では、標準グループオブジェクトが役割 グループとして使用されます。CMC のアクセス権を持つユーザーは、役割グループのメンバーとなります。 特権は、Active Directory サポートを伴う標準スキーマセットアップの動作に似た認証のため、CMC に引き続 き保存されます。 LDAP ユーザーが特定の CMC カードにアクセスできるようにするには、その CMC カードに役割グループ名と そのドメイン名を設定する必要があります。各 CMC には、5 つまで役割グループを設定できます。ユーザー は、オプションでディレクトリサービス内に複数のグループ
4. バインドを解除してから、ユーザーの DN とパスワードを使ってバインド実行します。 5. バインドできない場合は、ログインもできません。 これらの手順に問題がなければ、ユーザーは認証されています。 LDAP ユーザーの承認 ユーザーを承認するには、次の手順を実行します。 1. 2. 設定された各グループで、member または uniquemember 属性内のユーザーのドメイン名を検索しま す。このフィールドは管理者が設定できます。 ユーザーが属するグループごとに、特権も一緒に追加します。 CMC ウェブベースインタフェースを使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの 設定 ウェブインタフェースを使用して汎用 LDAP ディレクトリサービスを設定するには、次の手順を実行します。 メモ: シャーシ設定システム管理者 の権限が必要です。 1. 2. システムツリーで、シャーシの概要 へ移動し、ユーザー認証 → ディレクトリサービス?をクリックしま す。 汎用 LDAP を選択します。同じページに、標準スキーマで設定されるべき項目が表示されます。 3.
RACADM を使用した汎用 LDAP ディレクトリサービスの設定 ディレクトリサービスを設定するには、cfgLdap および cfgLdapRoleGroup RACADM グループにあるオブ ジェクトを使用します。 LDAP ログインの設定には、数多くのオプションがあります。大半の場合、デフォルト設定とともにいくつか のオプションを使います。 メモ: 初めてのセットアップで LDAP 設定をテストするには、testfeature -f LDAP コマンドを使用 することをお勧めします。この機能は、IPv4 と IPv6 を両方サポートします。 必要なプロパティの変更には、LDAP ログインの有効化、サーバー FQDN または IP の設定、LDAP サーバーの ベース DN の設定があります。 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPEnable 1 • $ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPServer 192.168.0.
10 シングルサインオンまたはスマートカード ログイン用 CMC の設定 本項は、Active Directory ユーザーのスマートカードログインおよびシングルサインオン(SSO)ログイン用 の CMC 設定に関する情報を提供します。 CMC バージョン 2.
• DHCP サーバー(推奨) • DNS サーバー用のリバース(逆引き)ゾーンには Active Directory サーバーと CMC 用のエントリが必要 です。 クライアントシステム • Smart Card でログインする場合は、クライアントシステムには Microsoft Visual C++ 2005 再頒布可能な プログラムが必要です。詳細は、www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID= 32BC1BEEA3F9-4C13-9C99-220B62A191EE&displaylang=en を参照してください。 • シングルサインオンまたは Smart Card ログインでは、クライアントシステムは Active Directory ドメイ ンと Kerberos 領域の一部である必要があります。 CMC • CMC にはファームウェアバージョン 2.
ktpass ツールを使用して keytab ファイルを生成するには、次の手順を実行します。 1. ktpass ユーティリティを、Active Directory 内のユーザーアカウントに CMC をマップするドメインコント ローラ(Active Directory サーバー)上で実行します。 2. 次の ktpass コマンドを使用して、Kerberos keytab ファイルを作成します。 C:\>ktpass -princ HTTP/cmcname.domain_name.com@REALM_NAME.COM - mapuser dracname -crypto DES-CBC-MD5 -ptype KRB5_NT_PRINCIPAL -pass * -out c: \krbkeytab メモ: cmcname.domainname.
メモ: ブラウザに 「保証が無効になる場合があります」という警告が表示された場合は、注意する ことをお約束します をクリックします。 2. フィルタ テキストボックスに、negotiate と入力します。 ブラウザには、「negotiate」という単語を含んだプリファレンス名のリストが表示されます。 3. 表示されたリストから、network.negotiate-auth.trusted-uris をダブルクリックします。 4. 文字列値の入力 ダイアログボックスに、CMC のドメイン名を入力し、OK をクリックします。 スマートカードのログインに使用するブラウザの設定 Mozilla Firefox — CMC 2.
Keytab ファイルのアップロード Kerberos keytab ファイルは Kerberos データセンター(KDC)に対する CMC のユーザ名とパスワード資格情報 として使用され、これによって Active Directory にアクセスすることができます。Kerberos 領域の各 CMC は Active Directory を使って登録し、一意の keytab ファイルがあることが必要です。 Active Directory Server 関連で生成される Kerberos Keytab をアップロードできます。ktpass.exe ユーティリテ ィを実行すると、Active Directory Server から Kerberos Keytab を生成できます。この keytab は、Active Directory Server と CMC の間の信頼関係を確立します。 keytab ファイルをアップロードするには: 1.
11 CMC にコマンドラインコンソールの使用を 設定する方法 本項では、CMC コマンドラインコンソール(またはシリアル /Telnet/セキュアシェルコンソール)の機能につ いて、およびコンソールからシステム管理操作を実行できるようにシステムを設定する方法について説明し ます。コマンドラインコンソールを介して CMC で RACADM コマンドを使用する方法については、 『iDRAC7 お よび CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 関連リンク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン CMC コマンドラインコンソールの特徴 CMC は、次のシリアル、Telnet、SSH コンソール機能をサポートしています。 • 単一のシリアルクライアント接続と最大 4 つの Telnet クライアントの同時接続。 • 最大 4 つのセキュアシェル(SSH)クライアント同時接続。 • RACADM コマンドに対応。 • サーバーおよび I/O モジュールのシリアルコンソールに接続するビルトイン connect コマ
CMC での Telnet コンソールの使用 CMC では、Telnet セッションを 4 つまで同時に行うことができます。 管理ステーションで Windows XP または Windows 2003 を実行している場合は、CMC の telnet セッションで文 字の不具合が発生する可能性があります。リターンキーが応答しなかったり、パスワードプロンプトが表示 されないなど、ログインのフリーズ状態が発生することがあります。 この問題を解決するには、 Microsoft のサポートウェブサイト support.microsoft.
表 27.
Linux 用の公開キーの生成 CMC の RACADM 構文メモ 公開キーの表示 公開キーの追加 公開キーの削除 Windows 用の公開キーの生成 アカウントを追加する前に、SSH 経由で CMC にアクセスするシステムからの公開キーが必要になります。公 開 / 秘密キーペアを生成する方法には、Windows を実行しているクライアントの PuTTY キー生成アプリケー ションを使用する方法と Linux を実行しているクライアントの ssh-keygen を使用する方法の 2 通りあります。 本項では、両方のアプリケーションで使用する公開 / 秘密キーペアを生成する簡単な手順について説明しま す。これらのツールの使用法の詳細については、アプリケーションヘルプを参照してください。 Windows クライアント用の PuTTY キー生成を使用して基本キーを作成するには、次の手順に従います。 1. アプリケーションを起動し、生成するキーの種類として、SSH-2 RSA または SSH-2 DSA を選択します (SSH-1 はサポートされていません)。 2.
公開キーの表示 CMC に追加した公開キーを表示するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k all –v キーを一度に 1 つずつ表示するには、all を数字の 1~6 に置き換えます。例えば、キー 2 を表示するには、 次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 2 –v 公開キーの追加 ファイルのアップロード -f オプションを使用して公開キーを CMC に追加するには、次のように入力しま す。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –f <公開キーファイル> メモ: ファイルのアップロードオプションは、リモート RACADM でのみ使用できます。詳細については、 『iDRAC7 および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。 テキストのアップロードオプションを使用して公開キーを追加するには、次を入力します。 racadm sshpkauth –i svcacct –k 1 –p 0xfff –t “<公開キーテキスト>” 公開キー
Minicom バージョン 2.0 の設定 メモ: 最適な結果を得るには、cfgSerialConsoleColumns プロパティをコンソールの列数に一致するように 設定します。プロンプトには 2 列分が使用されることに注意してください。たとえば、80 列のターミナ ルウィンドウでは、次のように設定します。 racadm config –g cfgSerial –o cfgSerialConsoleColumns 80 1. Minicom の設定ファイルがない場合には、次の手順に進んでください。Minicom 設定ファイルがある場合 は、minicom と入力し、 手順 12 に進みます。 2. Linux コマンドプロンプトで、minicom -s と入力します。 3. シリアルポートセットアップ を選択し、 を押します。 4. を押して、適切なシリアルデバイスを選択します(例:/dev/ttyS0)。 5. を押して、速度 / パリティ / ビット のオプションを 115200 8N1 に設定します。 6.
• iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。 • iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。 シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは IOM モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS 起動とセットアップ画面の両 方と、オペレーティングシステムシリアルコンソールが備わっています。I/O モジュールには、スイッチシリ アルコンソールが利用できます。 注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットするまで connect -b オプションが接 続されたままとなります。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。 メモ: connect コマンドは、–b(バイナリ)オプションを提供します。–b オプションはバイナリのロ ーデータを渡し、cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソール を使用したサーバーへの接続時に、DTR 信号の遷移(例えば、デバッガを接続するためにシリア
メモ: BIOS 起動画面を表示するには、サーバーの BIOS セットアップでシリアルリダイレクトが有効化さ れる必要があります。また、サーマルエミュレータウィンドウを 80x25 に設定する必要もあります。こ れを設定しないと、画面が文字化けします。 メモ: BIOS セットアップ画面では一部のキーが使用できないため、CTRL+ALT+DEL 用に適切なエスケープ シーケンス、およびその他エスケープシーケンスを提供する必要があります。最初のリダイレクト画面 に、必要なエスケープシーケンスが表示されます。 関連リンク シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 シリアルコンソールリダイレクトのための Windows の設定 起動中における Linux のシリアルコンソールリダイレクトのための設定 起動後のサーバーシリアルコンソールリダイレクトのための Linux の設定 シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定 KVM を使用して管理下サーバーに接続(「iKVM でのサーバー管理」を参照)、または iDRAC7 ウェブインタフ ェースからリモートコン
メモ: クライアント VT100 エミュレーションウィンドウの設定時、リダイレクトされたコンソールを表示 するウィンドウまたはアプリケーションを 25 行 x 80 列に設定し、テキストが正しく表示されるようにし てください。この設定を行わないと、一部のテキスト画面が文字化けすることがあります。 /etc/grub.conf ファイルを次のように編集します。 1. ファイルの一般設定セクションを見つけ、次の 2 行を新たに追加します。 serial --unit=1 --speed=57600 terminal --timeout=10 serial 2. カーネル行に次の 2 つにオプションを追加します。 kernel console=ttyS1,57600 3. /etc/grub.conf に splashimage ディレクティブがある場合は、コメントアウトします。 次の例は、この手順で説明した変更を示しています。 # grub.
# This does, of course, assume you have power installed and your # UPS is connected and working correctly. pf::powerfail:/sbin/shutdown -f -h +2 "Power Failure; System Shutting Down" # If power was restored before the shutdown kicked in, cancel it.
12 FlexAdress および FlexAddress Plus カードの 使用 本項には、FlexAddress と FlexAddress Plus カードについて、およびこれらのカードの設定と使用方法について の情報が記載されています。 関連リンク FlexAddress について FlexAddress Plus について FlexAddress および FlexAddress Plus の比較 FlexAddress について FlexAddress 機能は、オプションのアップグレードです。この機能により、工場出荷時にサーバーモジュール に割り当てられたワールドワイドネームおよびメディアアクセスコントロール(WWN/MAC)のネットワー ク ID を、シャーシによって提供される WWN/MAC ID に置き換えることが可能となります。 すべてのサーバーモジュールには製造プロセスの一環として固有の WWN および / または MAC ID が割り当 てられます。FlexAddress の導入前は、サーバーモジュールを他のモジュールと交換する必要がある場合に WWN/MAC ID が変更され、
FlexAddress Plus について FlexAddress Plus は、カードバージョン 2.0 に追加された新機能であり、FlexAddress カードバージョン 1.
要があります。これらのアップデートが適用されていないと FlexAddress が正しく機能しない場合がありま す。 コンポーネント Ethernet メザニン カード Broadcom M5708t、5709、5710 必要最低限のバージョン • • • ブートコードファームウェア 4.4.1 以降 iSCSI ブートファームウェア 2.7.11 以降 PXE ファームウェア 4.4.3 以降 FC メザニン カード - QLogic QME2472、FC8 BIOS 2.04 以降 FC メザニン カード - Emulex LPe1105-M4、FC8 BIOS 3.03a3 とファームウェア 2.72A2 以降 サーバーモジュール BIOS • • • • • • • PowerEdge™ M600 – BIOS 2.02 以降 PowerEdge™ M605 – BIOS 2.
メモ: SD カードの使用は、1 台のシャーシのみに限定されています。シャーシが複数台ある場合は、 必要な台数分の SD カードを別途購入してください。 FlexAddress 機能のアクティブ化は、SD 機能カードが取り付けられている CMC を再起動時に自動的に行 われます。これにより、この機能が現在のシャーシにバインドされます。SD カードを冗長 CMC システ ムに取り付けた場合は、冗長 CMC がアクティブになるまで FlexAddress 機能もアクティブ化されません。 冗長 CMC のアクティブ化方法については、 『Chassis Management Controller(CMC)セキュアデジタル(SD) カード技術仕様』文書を参照してください。 CMC の再起動時に、アクティブ化プロセスを検証してください。詳細については、「FlexAddress アクテ ィブ化の検証」を参照してください。 FlexAddress Plus のアクティブ化 FlexAddress Plus は、FlexAddress 機能と共に FlexAddress Plus SD カードで提供されます。 メモ: Fle
状態メッセージ 処置 挿入されている機能カードは有効で、次の 機能カードは、別のシャーシに移動したり、現在の FlexAddress 機能が含まれています。この機能カード シャーシで再有効化することができます。現在のシ ャーシで再有効化するには、機能カードが取り付け はどのシャーシにもバインドされていません。 られている CMC モジュールがアクティブになるまで racadm racreset を入力し続けます。 シャーシ上でアクティブ化された全機能を表示するには、次の RACADM コマンドを使用します。 racadm feature -s このコマンドを実行すると、次の状態メッセージが返されます。 機能 = FlexAddress アクティブ化日 = 2008 年 4 月 8 日 - 10:39:40 SD カード SN = 01122334455 からインストールされた機能 シャーシ上にアクティブな機能が存在しない場合は、コマンドは次のメッセージを返します。 racadm feature -s このシャーシでアクティブな機能はありません Dell 機能カードには複数の機能が含まれている場合があります
FlexAddress 情報の表示 シャーシ全体または個々のサーバーの状態情報を表示することができます。表示される情報には、次が含ま れます。 • ファブリック設定。 • FlexAddress のアクティブ / 非アクティブ状況。 • スロットの番号および名前。 • シャーシに割り当てられたアドレスとサーバーに割り当てられたアドレス。 • 使用中のアドレス。 関連リンク シャーシの FlexAddress 情報の表示 全サーバーの FlexAddress 情報の表示 個別サーバーの FlexAddress 情報の表示 シャーシの FlexAddress 情報の表示 全シャーシの FlexAddress 状態情報を表示することができます。状態情報には、機能がアクティブかどうか、 および各サーバーの FlexAddress 状態の概要が含まれます。 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ FlexAddress 状態を表示するには、シャーシ概要 → セットア ップ → 一般 と進みます。 シャーシの一般設定 ページが表示されます。 FlexAddress には アクティブ または
メモ: ファブリック A を有効にすると、未使用スロットがファブリック A のシャーシ 割り当て MAC アドレスを表示し、ファブリック B および C(これらが使用中スロッ トによって使用されている場合) には MAC または WWN を表示します。 WWN/MAC アド レス シャーシ内の各スロットの FlexAddress 設定を表示します。表示される情報は次のとお りです。 • • • • • iDRAC 管理コントローラはファブリックではありませんが、その FlexAddress はフ ァブリックのように処理されます。 スロット番号および位置。 FlexAddress のアクティブ / 非アクティブ状況。 ファブリックタイプ。 使用中のサーバー割り当て、およびシャーシ割り当ての WWN/MAC アドレス。 緑色のチェックマークは、アクティブなアドレスタイプ(サーバー割り当てまたはシャ ーシ割り当てのいずれか)を示します。 各種フィールドについての情報は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 個別サーバーの FlexAddress 情報の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して
と、有効化されたスロットではいずれもファブリック A でのみ FlexAddress が有効になります。その他すべて のファブリックは、サーバーで工場出荷時割り当ての WWN/MAC を使用します。 選択されたスロットには、有効化されたファブリックすべてのために FlexAddress が有効化されます。例え ば、ファブリック A および B を有効化してから、スロット 1 をファブリック A で FlexAddress 有効化して、フ ァブリック B では有効化しないことは不可能です。 メモ: ファブリックレベル(A、B、C、または DRAC)FlexAddress を変更する前に、ブレードサーバーの 電源がオフになっていることを確認してください。 関連リンク FlexAddress を利用した Wake-On-LAN の使用 シャーシレベルのファブリックおよびスロット用 FlexAddress の設定 サーバーレベルスロット用 FlexAddress の設定 Linux 向け FlexAddress の追加設定 FlexAddress を利用した Wake-On-LAN の使用 FlexAddress
4.
Linux 向け FlexAddress の追加設定 Linux ベースのオペレーティングシステム上で、サーバー指定の MAC ID からシャーシ指定の MAC ID に変更す る場合、追加の設定手順が必要となる場合があります。 • • SUSE Linux Enterprise Server 9 および 10: Linux システム上で Yet another Setup Tool(YAST)を実行してネ ットワークデバイスの設定を行ってから、ネットワークサービスを再起動する必要がある場合があり ます。 Red Hat Enterprise Linux 4 および Red Hat Enterprise Linux 5: システム上の新規または交換されたハード ウェアを検出し、設定するためのユーティリティである Kudzu を実行します。Kudzu はハードウェア 検出メニューを表示します。 これは、ハードウェアが取り外され、新しいハードウェアが追加される と、MAC アドレスの変更を検出します。 ワールドワイド名 / メディアアクセスコントロール(WWN/ MAC)ID の表示 WWN/MAC サマリ
コマンドメッセージ 次の表に、RACADM コマンドと、一般的な FlexAddress 状況における出力をリストします。 表 31.
はありません。本契約書は、ソフトウェアまたはその他知的財産権の販売のためのものではありません。ソ フトウェアに対するおよびソフトウェアに含まれる、すべての所有権と知的財産権は、ソフトウェアの製造 者または所有者が有します。本契約書において明確に付与されていない権利は、すべてソフトウェアの製造 者または所有者によって保留されます。本ソフトウェアのパッケージを開梱または開封、本ソフトウェアを インストールまたはダウンロード、お使いの製品にあらかじめロードされているまたは組み込まれている本 ソフトウェアを使用したりすると、本契約書の条項に同意したとみなされます。これらの条件に同意しない 場合は、すべてのソフトウェア(ディスク、印刷物、およびパッケージ)をすみやかに返却し、一切の事前 ロードまたは組込みのソフトウェアを削除してください。 本ソフトウェアは、1 度につき 1 部を 1 台のコンピュータにのみインストールして使用することができます。 本ソフトウェアのライセンスを複数所有されている場合はいつでも、ライセンスの数だけ本ソフトウェアを 使用できます。コンピュータの一時メモリまたは永久ストレージに本ソフトウェアを
は、特定の法的権利をお客様に付与するものです。お客様は、管轄区域ごとに異なる権利を有することもあ ります。 ソフトウェアの使用、または使用できなかった場合に起きる利益の損失、ビジネスの中断、ビジネス情報の 消失、または金銭的喪失などを含む(ただしこれに限定されません)あらゆる損害に対し、Dell またはその サプライヤーは、そのような可能性が事前に何らかの形で指摘されていたとしても、責任は負いません。一 部の地域では、付随的または偶発的な損害に対する除外または制限が許可されないため、上記制限はお客様 に適用されない場合があります。 オープンソースソフトウェア 本 CD にはオープンソースソフトウェアが含まれている場合があります。オープンソースソフトウェアは、そ のソフトウェアの配布に関する特定のライセンスの条項および条件に基づいてご使用いただけます。 このオープンソースソフトウェアは、有益であることを意図して配布されていますが、明示的であるかまた は黙示的であるかにかかわらず、商品性、特定目的への適合性を含む(ただしこれに限定されません)、あ らゆる保証なくして「現状のまま」で提供されています。いかなる事態が
I/O ファブリックの管理 13 シャーシには最大 6 個の I/O モジュール(IOM)を取り付ける事が可能で、各 IOM はパススルーまたはスイッ チモジュールです。IOM は A、B、および C の 3 つのグループに分類されます。各グループには 2 つのスロッ ト(スロット 1 およびスロット 2)があります。 これらのスロットは、A1 | B1 | C1 | C2 | B2 | A2 という具合に、シャーシ背面の左から右の順に文字で指定され ます。各サーバーには IOM に接続するための 2 個のメザニンカード(MC)用スロットがあります。MC およ びそれに対応する IOM は同じファブリックを持つ必要があります。 シャーシ IO は、A、B および C の 3 つの離散データパスに分離されます。これらのパスはファブリックと呼 ばれ、イーサネット、ファイバチャネル、または InfiniBand をサポートします。これらの離散ファブリックパ スは、バンク 1 およびバンク 2 の 2 つの IO バンクに分割されます。各サーバー IO アダプタ(メザニンカード または LOM)は、機能に応じて
次の図はシャーシ内の IOM の位置を表しています。各 IOM の位置はグループ番号(A、B、または C)で示さ れます。これらの離散ファブリックパスはバンク 1 および 2 の 2 つの IO バンクに分割されます。シャーシで は、IOM スロット名は A1、A2、B1、B2、C1、および C2 とマーク付けされます。 図 4.
サーバー IOM と MC のファブリック検証は、シャーシに電源投入されているときにのみ実行されま す。シャーシがスタンバイ電源を使用している場合、サーバーモジュールの iDRAC の電源は切れたま まとなるため、サーバーの MC ファブリックタイプを報告できません。MC ファブリックタイプは、 サーバーの iDRAC に電源投入されるまで CMC ユーザーインタフェースに報告されない場合がありま す。さらに、シャーシに電源投入されている場合、サーバーまたは IOM の挿入時にファブリック検証 が行われます(オプション)。ファブリックの不一致が検出された場合、サーバーまたは IOM の電源 はオンになりますが、状態 LED が橙色に点滅します。 無効な構成 無効な構成には、次の 3 タイプがあります。 • • • 無効な MC または LOM 構成では、新しく取り付けられたサーバーのファブリックタイプが既存の IOM ファブリックと異なる、つまり、単一のサーバーの LOM または MC がそれに対応する IOM によってサ ポートされていません。この場合、シャーシ内の他のサーバーはすべて稼働しています
ネットワーク設定を行うには、次が必要です。 • グループ A の IOM を設定するためのファブリック A システム管理者特権。 • グループ B の IOM を設定するためのファブリック B システム管理者特権。 • グループ C の IOM を設定するためのファブリック C システム管理者特権。 メモ: イーサネットスイッチの場合、帯域内(VLAN1)および帯域外管理 IP アドレスを同じする、または 同じネットワークに設定することはできません。これを行うと、帯域外 IP アドレスが設定されません。 デフォルトの帯域内管理 IP アドレスについては、IOM マニュアルを参照してください。 メモ: イーサネットパススルースイッチまたは Infiniband スイッチ用に I/O モジュールのネットワーク設 定を行わないでください。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用ネットワークの設定 メモ: 本機能は PowerEdge M I/O Aggregator IOM でのみサポートされています。MXL 10/40GbE を含むその 他の IOM はサポートされていません。 CMC ウ
工場出荷時のデフォルト設定への IMO のリセット IOM は、I/O モジュールの展開 ページを使用して工場出荷時のデフォルト設定にリセットすることができま す。 メモ: 本機能は PowerEdge M I/O Aggregator IOM でのみサポートされています。MXL 10/40GbE を含むその 他の IOM はサポートされていません。 CMC ウェブインタフェースを使用して、選択した IOM を工場出荷時のデフォルト設定にリセットするには、 次の手順を実行します。 1. システムツリーで I/O モジュールの概要 に進んで セットアップ をクリックするか、システムツリーで I/O モジュールの概要 を展開して IOM を選択し、セットアップ をクリックします。 I/O モジュールの展開 ページに、電源投入された IOM が表示されます。 2. 必要な IOM で リセット をクリックします。 3.
2. 3.
このフィールドについての詳細は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 選択 または すべて選択解除 オプションを選択して、すべての IOM に変更を適用、またはどの IOM にも 変更を適用しません。 または 特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。 5. VLAN の編集 セクションで、IOM の VLAN ID を入力します。VLAN ID は 1~4094 の範囲内で、範囲として、 またはカンマで区切って入力できます(例:1,5,10、100-200)。 6. ドロップダウンメニューから、必要に応じて次のオプションのいずれかを選択します。 7.
VLAN Manager ページが表示されます。 2. I/O モジュールの選択 セクションで、必要な IOM を選択します。 3. ポート範囲の指定 セクションで、選択した IOM に割り当てられるファブリックポートの範囲を選択しま す。 このフィールドについての詳細は、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 選択 または すべて選択解除 オプションを選択して、すべての IOM に変更を適用、またはどの IOM にも 変更を適用しません。 または 特定のスロットに対するチェックボックスを選択し、必要な IOM を選択します。 5.
タグ無し VLAN が、新しく割り当てられたタグ無し VLAN の設定でアップデートされます。 操作成功メッセージが表示されます。IOM に割り当てられた現在の VLAN 設定が VLAN 割り当てサマリ フィールドに表示されます。 CMC ウェブインタフェースを使用した IOM 用 VLAN のリセット CMC ウェブインタフェースを使用して IOM 用 VLAN をデフォルト設定にリセットするには、次の手順を実行 します。 1. システムツリーで I/O モジュール概要 に進み、セットアップ → VLAN Manager とクリックします。 VLAN Manager ページが表示されます。 2. I/O モジュールの選択 セクションで、必要な IOM を選択します。 3. VLAN の編集 セクションで、ドロップダウンリストから VLAN のリセット を選択し、適用 をクリックし ます。 既存 VLAN の設定がデフォルト設定で上書きされることを示す警告メッセージが表示されます。 4.
iKVM の設定と使用 14 Dell M1000e サーバーシャーシ用のローカルアクセス KVM モジュールは、Avocent Integrated KVM スイッチモジ ュール、または iKVM と呼ばれます。iKVM はシャーシに差し込むアナログキーボード、ビデオ、およびマウ ススイッチです。これはオプションのシャーシへのホットプラグが可能なモジュールで、ローカルキーボー ド、マウス、およびビデオにシャーシ内のサーバー、およびアクティブな CMC のコマンドラインへのアクセ スを提供します。 関連リンク iKVM ユーザーインタフェース iKVM 主要機能 物理的な接続インタフェース iKVM ユーザーインタフェース iKVM は、ホットキーでアクティブ化される On Screen Configuration and Reporting(OSCAR)グラフィカルユー ザーインタフェースを使用します。OSCAR では、ローカルキーボード、ディスプレイ、およびマウスでアク セスしたいサーバーのひとつ、または Dell CMC コマンドラインを選択することができます。シャーシ 1 台に つき、1 つの
iKVM ファームウェアのアップデート 物理的な接続インタフェース シャーシの前面パネル、アナログコンソールインタフェース(ACI)、およびシャーシの背面パネルから、 iKVM を介してサーバーまたは CMC CLI コンソールに接続できます。 メモ: シャーシ前面にあるコントロールパネルのポートは、オプションの iKVM 専用に設計されていま す。iKVM モジュールをお持ちでない場合は、前面のコントロールパネルポートを使用することはできま せん。 iKVM の 接続手順 接続は一度に 1 接続のみが可能です。iKVM は接続の各タイプに優先順位を割り当てることから、複数の接続 がある場合は 1 つの接続のみが利用可能となり、他の接続は無効化されます。 iKVM 接続の優先順位は次のとおりです。 1. 前面パネル 2. ACI 3.
1. を押します。 メインダイアログボックスが表示されます。 パスワードが割り当てられている場合、 をクリックした後で パスワード ダイアログボッ クスが表示されます。 2. パスワードを入力して、OK をクリックします。 メインダイアログボックスが表示されます。 メモ: OSCAR の呼び出しオプションは 4 つあります。メインダイアログボックスの OSCAR の呼び出 しセクションにあるボックスを選択することによって、1 つ、複数、またはすべてのキーシーケン スを有効化できます。 関連リンク コンソールセキュリティの設定 ナビゲーションの基本 ナビゲーションの基本 表 32.
キーまたはキーシーケン 結果 ス 、 スクリーンセーバーモードを即座にオンにし、パスワード保護されている場合 は、そのコンソールへのアクセスを防ぎます。 上 / 下矢印キー リストの行から行へとカーソルを移動します。 左 / 右矢印キー テキストボックスの編集時に列内でカーソルを移動します。 / カーソルをリストの先頭(Home)または一番下(End)に移動します。 テキストボックスの文字を削除します。 数字キー キーボードまたはキーパッドから入力します。 無効化されています。大文字と小文字を切り替えるには、 キーを使用しま す。 OSCAR の設定 OSCAR 設定は、セットアップ ダイアログボックスを使用して設定できます。 セットアップダイアログボックスへのアクセス セットアップ ダイアログボックスにアクセスするには、次の手順を実行します。 1.
表示動作を変更するには、次の手順を実行します。 1. を押して OSCAR を起動します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. セットアップ、メニュー の順にクリックします。 メニュー ダイアログボックスが表示されます。 3. 4.
メモ: 時間指定 だけを選択すると、フラグは表示されません。 4. 表示色 セクションで、フラグの色を選択します。オプションは、黒、赤、青、および紫です。 5. 表示モード で、無地のカラーフラグには不透明 を選択し、フラグからデスクトップが透けて見えるよう にするには 透明 を選択します。 6. デスクトップ上での状態フラッグの位置を設定するには、位置の設定 をクリックします。 位置の設定 フラグが表示されます。 7. 表題バーを左クリックし、デスクトップの希望の位置までドラッグした後、右クリックして フラグ ダイ アログボックスに戻ります。 OK をクリックし、再度 OK をクリックして設定を保存します。 8.
メモ: Dell CMC コマンドラインはスロットを占有します。このスロットを選択すると、RACADM コマンド を実行したり、サーバーのシリアルコンソールまたは I/O モジュールに接続することができる CMC コマ ンドラインが表示されます。 メモ: サーバー名とスロット番号は CMC によって割り当てられます。 関連リンク ソフトスイッチ サーバー状態の表示 サーバーの選択 サーバー状態の表示 メイン ダイアログボックスの右列は、シャーシ内のサーバー状態を示します。次の表は状態記号を説明して います。 表 33.
Screen> を押した後に メイン ダイアログボックスが表示されるまでの秒数)を以前に設定しており、その時 間が経過する前にキーシーケンスを押した場合、OSCAR インタフェースは表示されません。 関連リンク ソフトスイッチの設定 サーバーへのソフトスイッチ ソフトスイッチの設定 OSCAR にソフトスイッチを設定するには、次の手順を実行します。 1. を押して OSCAR インタフェースを起動します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. セットアップ、メニュー の順にクリックします。 メニュー ダイアログボックスが表示されます。 3. 表示 / 並べ替えキーの 名前 または スロット を選択します。 4. 画面遅延時間 フィールドに遅延時間を秒で入力します。 5.
iKVM ユーザーが使用できる割り込み機能はありません。 メモ: リモート iDRAC ユーザーが特定のサーバーのためのローカルビデオを無効化した場合、そのサーバ ーのビデオ、キーボード、およびマウスが iKVM に対して使用不可になります。OSCAR メニューではサ ーバー状況が黄色の丸でマークされ、サーバーがロックされており、ローカルでの使用が不可であるこ とを示します。「サーバー状態の表示」を参照してください。 関連リンク サーバー状態の表示 コンソールセキュリティの設定 OSCAR では、iKVM コンソールでセキュリティ設定を行うことが可能になります。指定された遅延時間の間コ ンソールが不使用のままであった後で実行されるスクリーンセーバーモードをセットアップすることができ ます。このモードが実行されると、任意のキーを押したり、マウスを動かすまでコンソールのロック状態が 維持されます。スクリーンセーバーパスワードを入力して続行します。 セキュリティ ダイアログボックスを使用して、パスワードでのコンソールのロック、パスワードの設定また は変更、スクリーンセーバーの有効化を行います。 メモ: iKVM
1. 「パスワードの設定」の説明どおり、パスワードを設定します。 2. スクリーンセーバーを有効にする チェックボックスをオンにします。 3. パスワード保護とスクリーンセーバーのアクティブ化を遅らせる アイドル時間(1~99)を分単位で入力 します。 モード:モニタが ENERGY STAR® 準拠の場合は、Energy、それ以外の場合は 画面 を選択します。 4. 5.
メモ: スクリーンセーバー モードを有効化すると、ユーザーがサーバーから切断されます。これは、 サーバーが選択されていないことを意味します。状態フラグが フリー を表示します。 スクリーンセーバーモードの終了 スクリーンセーバーモードを終了して メイン ダイアログボックスに戻るには、どれかキーを押すか、マウス を動かします。 スクリーンセーバーをオフにするには、セキュリティ ダイアログボックスで、スクリーンセーバーの有効 化 ボックスをクリアし、OK をクリックします。 スクリーンセーバーを即座にオンにするには、 を押してから を押します。 失った、または忘れたパスワードのクリア iKVM パスワードを失ったり忘れたりした場合は、それを iKVM の工場出荷時デフォルトにリセットしてから、 そのパスワードを変更することができます。パスワードは CMC ウェブインタフェースまたは RACADM のい ずれかを使用してリセットできます。 CMC ウェブインタフェースを使用して、失った、または忘れた iKVM パスワードをリセットするには、シス テムツリーで シャーシ
メイン ダイアログボックスが表示されます。 2. コマンド、バージョンの表示 の順にクリックします。 バージョン ダイアログボックスが表示されます。バージョン ダイアログボックスの上半分にサブシス テムバージョンがリストされます。 3. を押して バージョン ダイアログボックスを閉じます。 システムのスキャン スキャンモードでは、iKVM はスロットからスロット(サーバーからサーバー)へのスキャンを自動で行いま す。スキャンするサーバーと、各サーバーが表示される秒数を指定することによって、最大 16 台のサーバー をスキャンできます。 関連リンク スキャンリストへのサーバーの追加 スキャンリストからのサーバーの削除 スキャンモードの開始 スキャンモードのキャンセル スキャンリストへのサーバーの追加 スキャンリストにサーバーを追加するには、次の手順を実行します。 1. を押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。 2.
コマンド ダイアログボックスが表示されます。 3. スキャン有効 オプションを選択します。 4. OK をクリックします。 マウスとキーボードがリセットされたというメッセージが表示されます。 5. をクリックしてメッセージボックスを閉じます。 スキャンモードのキャンセル スキャンモードをキャンセルするには、次の手順を実行します。 1. OSCAR が開いており、メイン ダイアログボックスが表示されている場合は、リストからサーバーを選択 します。 または OSCAR が開いていない場合は、マウスを動かすか、キーボードで任意のキーを押します。 メイン ダイアログボックスが表示されます。リスト内のサーバーを選択します。 2. コマンド をクリックします。 コマンド ダイアログボックスが表示されます。 3.
5. をクリック、または を押して、メイン ダイアログボックスに戻ります。 6. コマンド をクリックします。 コマンド ダイアログボックスが表示されます。 7. ブロードキャスト有効 チェックボックスをオンにしてブロードキャストをアクティブにします。 ブロードキャスト警告 ダイアログボックスが表示されます。 8. OK をクリックしてブロードキャストを有効化します。キャンセルして コマンド ダイアログボックスに 9.
サブコマンドについての詳細は、 『iDRAC7 および CMC 向け RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を 参照してください。 Dell CMC コンソールからの iKVM へのアクセスの有効化 CMC ウェブインタフェースを使用して、iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、システムツリー で シャーシ概要 → iKVM と進み、セットアップ タブをクリックします。iKVM から CMC CLI へのアクセスを許 可する オプションを選択し、適用 をクリックして設定を保存します。 RACADM を使用して iKVM から CMC CLI へのアクセスを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキ スト コンソールを開いて ログインし、次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccessToCMCEnable 1 関連リンク シリアル、Telnet、または SSH コンソールを使用した CMC へのログイン 195
電力の管理と監視 15 Dell PowerEdge M1000e サーバーエンクロージャは、電力効率が最も優れたモジュラーサーバーエンクロージ ャです。高効率の電源装置とファンを装備するように設計されており、システム内の通気がより良く行われ るように最適化されたレイアウトと、電力最適化されたコンポーネントをエンクロージャ全体に備えていま す。最適化されたハードウェア設計と、Chassis Management Controller(CMC)、電源装置、および iDRAC 内 蔵の高性能電源管理機能が一体となり、電力効率をさらに強化して、電力環境を完全に制御することが可能 になります。 M1000e の電源管理機能は、システム管理者が電力消費を削減し、環境固有の必要に合わせて電力を調整する ためにエンクロージャの設定を行う際に役立ちます。 PowerEdge M1000e モジュラーエンクロージャは AC 電力を利用し、その負荷をアクティブな内部電源装置ユ ニット(PSU)すべてに振り分けます。このシステムは、サーバーモジュールおよび関連エンクロージャイ ンフラストラクチャに割り当てられた最大 16685
冗長性状態と全体的な電源正常性 電力バジェットと冗長性の設定 電源制御操作の実行 シャーシ、サーバー、および IOM のために次の電源制御操作を実行できます。 冗長性ポリシー 冗長性ポリシーとは、CMC がシャーシへの電力をどのように管理するかを決定する、設定可能なプロパティ の一式です。次の冗長性ポリシーは動的な PSU 電源供給の有無に関わらず、設定可能です。 • AC 冗長性 • 電源装置冗長性 • 冗長性なし AC 冗長性ポリシー AC 冗長性ポリシーの目的は、モジュラーエンクロージャシステムを AC 電源障害に耐えるモードで動作でき るようにすることです。これらの障害は、AC 電源グリッド、ケーブル配線と電源供給、または PSU 自体に由 来することが考えられます。 AC 冗長性のためにシステムを構成する場合、スロット 1、2、および 3 にある PSU は第 1 グリッド、スロッ ト 4、5、および 6 にある PSU は第 2 グリッドに PSU が振り分けられます。CMC は、グリッドのいずれかが故 障した場合、システムが劣化することなく動作を継続するよう電力を管理します。AC
この構成で単一の PSU が故障した場合、失敗状態のグリッド内にある残りの PSU はオンラインとしてマーク 付けされます。この状況では、残りのどの PSU での故障もシステムの動作を中断することなく許容されま す。PSU が故障すると、シャーシ正常性が非重要としてマーク付けされます。小さい方のグリッドがシャー シ電力割り当ての合計量をサポートできない場合は、AC 冗長性が 冗長性なし と報告され、シャーシ正常性 が 重要 と表示されます。 電源装置の冗長性ポリシー 電源装置の冗長性ポリシーは、冗長電源グリッドが使用できない場合に便利ですが、モジュラーエンクロー ジャ内のサーバーをダウンさせる単一 PSU 障害からの保護も推奨されます。この目的のため、最大容量 PSU がオンライン予約に維持されます。これにより、電源装置冗長プールが形成されます。下図は、電源装置の 冗長性モードを図解しています。 電力と冗長性のために必要な分を超えた PSU を利用することも可能で、これらは障害時に備えて冗長性プー ルに追加されます。 AC 冗長性の場合と異なり、電源冗長性が選択された場合でも、CMC では、PSU ユニット
図 7.
スタンバイ 状況の PSU を オンライン にします。ただし、スタンバイ PSU がアクティブになるには最 大 2 秒かかるため、冗長性なし 設定での PSU 移行中、一部のサーバーモジュールで電力喪失が発生す る場合があります。 • メモ: PSU 3 台構成では、サーバー負荷によって PSU が スタンバイ に移行できないことがありま す。 電源装置冗長性 設定では、エンクロージャは、エンクロージャへの電力供給に必要な PSU に加え、常 に追加の PSU を起動し、オンライン にマークしておきます。電力の活用率が監視され、システム全体 の負荷に応じて、PSU 用の最大 284 の管理および監視電力をスタンバイ状況にすることができます。 PSU 6 台構成では、最低 2 台の電源装置ユニットが常に起動しています。 電源装置冗長性 設定では追加の PSU が常に起動状態であり、エンクロージャは 1 台のオンライン PSU の損失に耐え、取り付けられたサーバーモジュールに十分な電力を保ち続ける事ができます。オンラ イン PSU の損失により、スタンバイ PSU がオンラインになります。複数の PSU で障
上のために活用されます。 冗長性喪失後の障害は、シャーシ内のサーバーの電源切断の原因になる場合があ ります。 冗長性なし 障害発生時においても、シャーシへの電力供給に必要な量を越える電力が、シャーシへの電力供給を継続す るために利用可能です。 注意: シャーシ要件のために DPSE が有効になると、冗長性なしモードは最適に PSU を使用します。この モードで単一の PSU に障害が発生すると、サーバーが電力とデータを失う原因となる場合があります。 ハードウェアモジュールの電力バジェット CMC は、シャーシの電力バジェット、冗長、動的電源機能を設定する電力バジェットサービスを提供しま す。 電源管理サービスは、電力消費量の最適化、および必要に応じて異なるモジュールに電力を再割り当てする 機能を持ちます。 次の図は、PSU 6 台構成のシャーシを示しています。PSU は、エンクロージャの左側から 1~6 番になります。 図 8.
的に監視します。実際の電力要件に応じて、iDRAC パワーエンベロープは時間の経過と共に変化する場合が あります。iDRAC は、割り当てられた電力をサーバーが完全に消費している場合にのみ、電力増加を要求し ます。 高負荷下では、電力消費がユーザー設定のシステム入力電力上限未満に留まることを確実にするため、サー バーのプロセッサのパフォーマンスが劣化する場合があります。 PowerEdge M1000e エンクロージャは、ほとんどのサーバー構成のピークパフォーマンスに十分な電力を供給 できますが、使用できる多くのサーバー構成では、エンクロージャが供給できる最大電力を消費しません。 データセンターでのエンクロージャ用電力のプロビジョニングに役立てるため、M1000e では、シャーシ全体 の AC 電力利用が特定のしきい値未満に保たれることを確実にする システム入力電力上限 を指定することが できます。CMC はまず、ファン、IO モジュール、iKVM(存在する場合)、および CMC そのものを動作させ るために十分な電力を確保します。この電力割り当てはシャーシインフラストラクチャに割り当てられた入 力電力と呼ば
システム管理者が優先順位の高いサーバーモジュールより先に優先順位の低いサーバーモジュールを手動で 起動すると、その優先順位の低いサーバーモジュールが、優先順位の高いサーバーに対応するために最小値 まで電力割り当てが削減される最初のモジュールになります。従って、使用できる割り当て電力の全てが消 費されると、CMC が優先順位が低い、または同じサーバーから、それらの最低電力レベルに達するまで電力 を回収します。 メモ: I/O モジュール、ファン、および iKVM(存在する場合)には、最高の優先順位が提供されます。 CMC が優先順位順位の高いモジュールまたはサーバーの電力需要を満たすために電力を回収するのは、 優先順位の低いデバイスからのみです。 サーバーへの優先順位の割り当て サーバーの優先順位は、追加電力が必要なときに CMC がどのサーバーの電力を使用するかを決定します。 メモ: サーバーに割り当てる優先順位は、サーバーそのものではなくサーバーのスロットにリンクされま す。サーバーを新しいスロットに移動させると、新しいスロットの場所に優先順位を再設定する必要が あります。 メモ: 電力管理処置を行うには
RACADM を使用した電力消費状態の表示 RACADM を使用して電力消費状態を表示するには、次の手順を実行します。 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインした後、次を入力します。 racadm getpminfo 電力バジェット状態の表示 電力バジェット状態は、CMC ウェブインタフェースまたは RACADM を使用して表示できます。 CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェット状態の表示 CMC ウェブインタフェースを使用して電力バジェットを表示するには、システムツリーで シャーシ概要 に進 み、電力 → バジェット状態 とクリックします。電力バジェット状態 ページに、システムの電源ポリシー設 定、電力バジェット詳細、サーバーモジュールに割り当てられたバジェット、およびシャーシ電源装置詳細 が表示されます。詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 RACADM を使用した電力バジェット状態の表示 シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いてログインし、次を入力します。 racadm getpbinfo
電力必要量が電力バジェット内にとどまると同時に、優先順位の高いサーバーへの電力供給が徐々に回復さ れていきます。冗長性ポリシーを設定するには、「電力バジェットと冗長性の設定」を参照してください。 冗長性ポリシーが劣化またはない状態の PSU の取り外し CMC は、PSU または PSU AC ケーブルを取り外すと、電力の節約を開始する場合があります。CMC は、電力 割り当てがシャーシ内の残りの PSU によってサポートされるまで、優先順位の低いサーバーへの電力を削減 します。複数の PSU の取り外す場合、CMC は 2 番目の PSU が取り外された時に電力要件を再評価して、ファ ームウェアの対応を見極めます。電力要件が引き続き満たされない場合は、CMC は優先順位の低いサーバー の電源を切る場合があります。 制限 • • CMC は、優先順位の高いサーバーに電源投入するために優先順位の低いサーバーの電源を自動的に切 ることはありませんが、ユーザーが電源を切ることはできます。 PSU 冗長性ポリシーの変更は、シャーシ内の PSU の数によって制限されます。PSU 冗長性設定は、 「デ フォルト冗長性
次の表では、さまざまな PSU 冗長構成における PSU の電源切断または PSU の取り外しに対するファームウェ アの対応を示します。 表 36.
電力バジェットと冗長性の設定 電力バジェット、冗長性、および 6 台の電源装置ユニット(PSU)を使用するシャーシ全体(シャーシ、サー バー、I/O モジュール、iKVM、CMC、電源装置)の動的電力を設定できます。電源管理サービスは電力消費を 最適化し、要件に基づいてさまざまなモジュールに電力を割り当て直します。 次を設定することができます。 • システム入力電力の上限 • 冗長性ポリシー • 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先 • 電源装置の動的連動の有効化 • シャーシ電源ボタンの無効化 • 110 VAC 操作の許可 • 最大電力節減モード • リモート電力ログ • リモート電力ログの間隔 • サーバーベースの電源管理 関連リンク 節電と電力バジェット 最大節電モード 電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減 110V PSU AC 動作 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する リモートロギング 外部電源管理 CMC ウェブインタフェースを使用した電力バジェットと冗長性の設定 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 節電と
• 最大節電モードが有効化されている。 • UPS デバイスにより発行された自動コマンドラインスクリプトが、最大節電モードを有効化する。 最大節電モードでは、すべてのサーバーが最低限の電力レベルで動作し始め、その後のサーバー電力割り当 て要求はすべて拒否されます。このモードでは、電源投入されたサーバーのパフォーマンスが劣化する可能 性があります。追加サーバーには、その優先順位にかかわらず、電源を投入することはできません。 最大節電モードがクリアされると、システムがフルパフォーマンス状態に戻ります。 電源バジェットを維持するためのサーバー電力の低減 システムの消費電力量をユーザー設定のシステム入力電力制限の範囲内に保つためにさらに電力が必要な場 合、CMC は優先順位の低いサーバーへの電力割り当てを削減します。たとえば、新しいサーバーの追加時に おける電力 297 の管理と監視のため、CMC は優先順位が低いサーバーへの電力を削減し、新しいサーバーに 供給する電力を増量することがあります。優先順位の低いサーバーへの電力割り当てを削減した後も電力量 が不十分である場合は、CMC は新しいサーバーへの電力
リモートロギング 電力消費のレポートを、リモートのシステムログサーバーに報告することができます。収集期間中のシャー シの電力消費の合計量、最大値、最小値、および平均値をログすることができます。この機能の有効化、お よび収集 / ログ間隔の設定に関する詳細は、次の関連する項を参照してください。 外部電源管理 CMC 電源管理は、オプションで Power Measure, Mitigate, and Manage Console(PM3)によって制御されます。 詳細については、『PM3 ユーザーズガイド』を参照してください。 外部電源管理を有効にすると、PM3 は次を管理します。 • 第 12 世代サーバーのサーバー電力 • 第 12 世代サーバーのサーバー優先順位 • システム入力電力容量 • 最大節電モード CMC は次の維持または管理を継続します。 • 冗長性ポリシー • リモート電力ログ • 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先 • 電源装置の動的制御 • 第 11 世代以前のサーバーのサーバー電力 PM3 は次に、シャーシインフラストラクチャと前世代のブレード
3. – サーバーベースの電源管理の有効化 – システム入力電力の上限 – 冗長性ポリシー – 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先 – 電源装置の動的電源供給の有効化 – シャーシ電源ボタンの無効化 – 110 VAC 操作を許可 – 最大電力節減モード – リモート電力ログ 300 Managing and Monitoring Power の有効化 – リモート電力ログの間隔 適用 をクリックして変更を保存します。 RACADM を使用した電力バジェットと冗長性の設定 メモ: 電力管理処置を行うには、シャーシ設定システム管理者 特権が必要です。 冗長性を有効にして冗長性ポリシーを設定するには、次の手順を実行します。 1. シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開いて CMC に進み、ログインします。 2.
– 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを有効化するには、次を入力しま す。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPerformanceOverRedundancy 1 – 電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先するオプションを無効化するには、次を入力しま す。 racadm config -g cfgChassisPower -o cfgChassisPerformanceOverRedundancy 0 – 電力リモートログ機能を有効にするには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingEnabled 1 – 電力リモートログの間隔を指定するには、次のコマンドを入力します。 racadm config -g cfgRemoteHosts -o cfgRhostsSyslogPowerLoggingInterval n ここで n は 1~1440 分になります。 – 電力リモートログ機能が有効かどうか
ウェブインタフェースを使用したシャーシでの電源制御操作の実行 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、電力 → 制御 とクリックします。 シャーシーの電源制御 ページが表示されます。 2. 3. 次のいずれかの電源制御操作を選択します。 各オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 – システムの電源を入れる – システムの電源を切る – システムの電源を入れなおす(コールドブート) – CMC のリセット(ウォームブート) – 非正常なシャットダウン 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 4.
4. OK をクリックして、電源管理処置(例えば、サーバーをリセットするなど)を行います。 CMC ウェブインタフェースを使用したサーバーでの電源制御操作の実行 CMC ウェブインタフェースを使用して個々のサーバーの電源制御操作を行うには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に移動し、サーバー概要 をクリックします。 2. 電源制御操作を行うサーバーをクリックし、電源 タブをクリックします。 サーバーの電源管理 ページが表示されます。 3. 次の電源制御操作のいずれかを選択します。 – サーバーの電源を入れる – サーバーの電源を切る – サーバーをリセットする(ウォームブート) – サーバーの電源を入れなおす(コールドブート) オプションの詳細については、『CMC オンラインヘルプ』を参照してください。 4. 適用 をクリックします。 確認を求めるダイアログボックスが表示されます。 5.
RACADM を使用した IOM での電源制御操作の実行 IOM で、RACADM を使用した電源制御操作を実行するには、シリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開い て CMC に進み、ログインして次を入力します。 racadm chassisaction -m switch- <処置> ここで は、1~6 の番号で IOM(A1、A2、B1、B2、C1、C2)を指定し、<処置> は、実行する操作(powercycle または reset)を示します。 215
トラブルシューティングとリカバリ 16 本項では、CMC ウェブインタフェースを使用したリカバリおよびリモートシステム上の問題のトラブルシュ ーティングに関連したタスクの実行方法について説明します。 • シャーシ情報の表示。 • イベントログの表示。 • 設定情報、エラーステータス、エラーログの収集。 • 診断コンソールの使用。 • リモートシステムの電源管理。 • リモートシステムの Lifecycle Controller ジョブの管理。 • コンポーネントのリセット。 • ネットワークタイムプロトコル(NTP)問題に関するトラブルシューティング。 • ネットワーク問題に関するトラブルシューティング。 • アラート問題に関するトラブルシューティング。 • システム管理者パスワードを忘れた場合のリセット。 • シャーシ構成設定および証明書の保存と復元。 • エラーコードおよびログ。 RACDUMP を使用した設定情報、シャーシステータス、および ログの収集 racdump サブコマンドは、包括的なシャーシ状態、設定状況情報、イベントログの履歴を収集する
サブシステム RACADM コマンド システム / RAC の一般情報 getsysinfo セッション情報 getssinfo センサー情報 getsensorinfo スイッチ情報(IO モジュール) getioinfo メザニンカード情報(ドーターカード) getdcinfo 全モジュールの情報 getmodinfo 電力バジェット情報 getpbinfo KVM 情報 getkvminfo NIC 情報(CMC モジュール) getniccfg 冗長性情報 getredundancymode トレースログ情報 gettracelog RAC イベントログ gettraclog システムイベントログ getsel SNMP Management Information Base(MIB)ファイルのダウンロード CMC SNMP MIB ファイルは、シャーシタイプ、イベント、およびインジケータを定義します。CMC は、ウェ ブインタフェースを使用した MIB ファイルのダウンロードを可能にします。 CMC ウェブインタフェースを使用して CMC の
動作可能であることが必要です。さらに、各サイドの容量は、シャーシが AC 冗長性 を維持す るための総電力割り当てをサポートするために十分である必要があります。(完全な AC 冗長 性動作のため、6 台の電源装置が装備された完全な PSU 構成が利用可能であるようにしてくだ さい。) – • 解決策 B:すべての電源装置が 2 つの AC グリッドに正しく接続されていることを確認します。 サイド 1 の電源装置は一方の AC グリッドに、サイド 2 の電源装置は他方の AC グリッドに接続 され、両方の AC グリッドが機能していることが必要です。このうちひとつの AC グリッドが 機能していないと、AC 冗長性 は失われます。 問題: AC ケーブルが接続されていて、電力配分装置も良好な AC 出力を行っているにも関わらず、 PSU に 障害(AC なし)と表示されます。 – 解決策 A: AC ケーブルをチェックして交換します。電源装置に電力を供給している電力配分 装置が期待通りに動作していることをチェックして確かめます。引き続き問題が解決しない 場合は、電源装置の交換のため、Dell カスタマー
• いる必要があります。2 台の PSU が正しく接続されていない場合(例えば、PSU3 と PSU4 が誤 った AC グリッドに接続されているなど)、AC グリッド障害は優先順位の最も低いサーバーの 電力喪失の原因になります。 問題: PSU に障害が発生した後、優先順位の最も低いサーバーが電力を失った。 – • 解決策: これは、エンクロージャの電源ポリシーが 冗長性なし に設定されている場合に予期 される動作です。サーバーの電源が切れる原因となる今後の電源装置障害を避けるため、シャ ーシに少なくとも 4 台の電源装置が装備され、PUS 障害がサーバー動作に影響しないように 電 源装置冗長性 ポリシーが設定されているようにしてください。 問題: データセンターの周囲温度が上がるとサーバー全体のパフォーマンスが低下する。 – 解決策: この問題は、ファンの電力需要の増加がサーバーへの電力割り当てを削減すること によって埋め合わされる結果となる値に システム入力電力上限 が設定されている場合に発生 します。サーバーパフォーマンスに影響することなくファンに追加電力を割り当てる事を可 能にするため、ユ
CMC ウェブインタフェースを使用したハードウェアログの表示 ハードウェアログは表示、保存、およびクリアすることが可能です。ログは、列の見出しをクリックするこ とにより、重大度、日付 / 時刻、または説明を基準に並べ替えすることができます。列の見出しを再度クリ ックして、並び順を逆にします。 CMC ウェブインタフェースを使用してハードウェアログを表示するには、システムツリーで シャーシ概要 に 進み、ログ → ハードウェアログ とクリックします。ハードウェアログ ページが表示されます。管理下ステ ーションまたはネットワークにハードウェアログのコピーを保存するには、ログの保存 をクリックしてか ら、ログのテキストファイルの場所を指定します。 メモ: ログはテキストファイルとして保存されるため、ユーザーインタフェースで重大度を示すために使 用されるグラフィックイメージは表示されません。テキストファイルでは、重大度は OK、情報、不明、 警告、重大という言葉で示されます。日付 / 時刻のエントリは昇順で表示されます。<システム起動> が 日付 / 時刻 列に表示される場合は、日時を記録できないモジュールのシャット
ハードウェアログをクリアするには、次を入力します。 racadm clrraclog 診断コンソールの使用 高度な技術を持つユーザーである、またはテクニカルサポートの指示に従っている場合、CLI コマンドを使用 してシャーシハードウェア関連の問題を診断することができます。 メモ: これらの設定を変更するには、デバッグコマンドシステム管理者 特権が必要です。 CMC ウェブインタフェースを使用して診断コンソールにアクセスするには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に進み、トラブルシューティング → 診断 とクリックします。 診断コンソール ページが表示されます。 2.
シャーシ設定の保存と復元 CMC ウェブインタフェースを使用してシャーシ設定のバックアップを保存または復元するには、次の手順を 実行します。 1. システムツリーで シャーシ概要 に進み、セットアップ → シャーシバックアップ とクリックします。シ ャーシバックアップ ページが表示されます。 2. シャーシ設定を保存するには、保存 をクリックします。デフォルトのファイルパスを上書きし(オプシ ョン)、OK をクリックしてファイルを保存します。 メモ: デフォルトのバックアップファイル名にはシャーシのサービスタグが含まれています。この バックアップファイルは、このシャーシの設定と証明書を復元するために限り、後から使用するこ とができます。 シャーシ設定を復元するには、ファイルの選択 をクリックし、バックアップファイルを指定して 復元 を クリックします。 3.
NTP を無効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 0 NTP を有効化するには、次を入力します。 racadm config –g cfgRemoteHosts –o cfgRhostsNtpEnable 1 NTP サーバーが正しく設定されているにもかかわらず、このエントリがトレースログに存在する場合は、CMC が設定された NTP サーバーのいずれとも同期できないことが確実になります。 NTP サーバーの IP アドレスが設定されていない場合、次に似たトレースログエントリが記録される場合があ ります。 1 月 8 日 19:59:24 cmc ntpd[1423]: アドレス 1.2.3.4 の既存インタフェースが見つかりませ ん 1 月 8 日 19:59:24 cmc ntpd[1423]: 1.2.3.
コンポーネント サーバー IOM(共通) IOM(パススルー) ファン LED の色、点滅パターン 意味 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 橙色、消灯 障害なし 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 ファームウェアのアップロード中 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 / スタックマスター 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし / スタックスレーブ 緑色、点灯 電源オン 緑色、点滅 不使用 緑色、消灯 電源オフ 青色、点灯 正常 青色、点滅 ユーザーによって有効化されたモジュール 識別 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 青色、消灯 障害なし 緑色、点灯 ファン作動中 緑色、点滅
コンポーネント PSU LED の色、点滅パターン 意味 橙色、消灯 不使用 (楕円)緑色、点灯 AC OK (楕円)緑色、点滅 不使用 (楕円)緑色、消灯 AC OK 外 橙色、点灯 不使用 橙色、点滅 障害 橙色、消灯 障害なし (円)緑色、点灯 DC OK (円)緑色、無灯 DC OK 外 無応答 CMC のトラブルシューティング いずれのインタフェース(ウェブインタフェース、Telnet、SSH、リモート RACADM、シリアルなど)を使用 しても CMC にログインできない場合は、CMC 上の LED の観察、DB-9 シリアルポートを使用したリカバリ情 報の取得、または CMC ファームウェアイメージのリカバリなどを行うことにより、CMC が機能しているかど うかを確認できます。 メモ: シリアルコンソールを使ってスタンバイ CMC にログインすることはできません。 問題特定のための LED の観察 シャーシに取り付けられている CMC の前面を見ると、カードの左側に LED が 2 つあります。 • 上部 LED — 上部の緑色の LED は電力を
1. CMC とクライアントマシンの間に NULL モデムケーブルを取り付けます。 2. ご希望のターミナルエミュレータ(HyperTerminal または Minicom など)を開き、セットアップを 8 ビッ ト、パリティ無し、フロー制御無し、ボーレート 115200 にします。 5 秒おきにコアメモリ障害がエラーメッセージを表示します。 3.
システム管理者パスワードのリセット 注意: 修理作業の多くは、認定されたサービス技術者のみが行うことができます。製品マニュアルで許可 されている範囲に限り、またはオンラインサービスもしくは電話サービスとサポートチームの指示によ ってのみ、トラブルシューティングと簡単な修理を行うようにしてください。デルで認められていない 修理(内部作業)による損傷は、保証の対象となりません。製品に付属しているマニュアルの「安全に お使いいただくために」をお読みになり、指示に従ってください。 管理処置を行うには、システム管理者 特権を持つユーザーが必要です。CMC ソフトウェアには、システム管 理者アカウントパスワードを忘れた場合に無効化できるユーザーアカウントパスワード保護セキュリティ機 能があります。システム管理者アカウントパスワードを忘れた場合は、CMC 基板の PASSWORD_RSET ジャン パを使用して回復できます。 CMC 基板には、次の図に示されるように、2 ピンのパスワードリセットコネクタがあります。リセットコネ クタにジャンパが取り付けられると、デフォルトのシステム管理者アカウントとパスワードが有効化され、
図 9. パスワードリセットジャンパの位置 表 39. CMC パスワードジャンパの設定 PASSWORD_RSE T (デフ ォル ト) パスワードリセット機能は無効です。 パスワードリセット機能は有効です。 3. CMC モジュールをエンクロージャ内に差し込みます。取り外したケーブルをすべて再度接続します。 4. メモ: CMC モジュールがアクティブ CMC になり、残りの手順が終了するまでアクティブ CMC のまま であるようにします。 ジャンパを取り付けた CMC モジュールが唯一の CMC である場合は、それが再起動するのを待ちます。 シャーシ内に冗長 CMC がある場合は、ジャンパを取り付けた CMC モジュールをアクティブにするため の切り替えを開始します。ウェブインタフェースのシステムツリーで シャーシ概要 に進み、電源 → 制 御 とクリックし、CMC のリセット(ウォームブート) を選択して 適用 をクリックします。 CMC が自動的に冗長モジュールにフェールオーバーし、そのモジュールがアクティブになります。 5. 6.
LCD パネルインタフェースの使用 17 LCD パネルを使用して設定と診断を実行したり、シャーシやそのコンテンツの状態情報を取得することがで きます。 次の図は、LCD パネルの図解です。LCD 画面には、メニュー、アイコン、画像、およびメッセージが表示さ れます。 図 10.
LCD のナビゲーション LCD パネルの右側には 5 つのボタン(4 つの矢印ボタン(上下左右)と中央ボタン)があります。 • • • 画面間を移動するには、右(次へ)および左(前へ)矢印ボタンを使用します。パネルの使用中はい つでも前の画面に戻ることができます。 画面上のオプション間を移動するには、上下の矢印ボタンを使用します。 画面上の項目を選択して保存し、次の画面へ移動するには、中央ボタンを使用します。 上、下、左、および右矢印ボタンは、画面上で選択されているメニュー項目またはアイコンを変更します。 選択された項目は水色の背景、または枠付きで表示されます。 LCD 画面に表示されたメッセージが画面の幅よりも長い場合は、左右の矢印ボタンを使ってテキストを左と 右にスクロールします。 次の表で説明するアイコンは、LCD 画面間の移動に使用されます。 表 40.
• 青色の点滅は、シャーシグループ内の 1 つのシャーシを識別するために使用される ID 信号です。 関連リンク メインメニュー LCD セットアップメニュー 言語セットアップ画面 デフォルト画面 グラフィカルサーバー状態画面 グラフィカルモジュール状態画面 エンクロージャメニュー画面 モジュール状態画面 エンクロージャ状態画面 IP サマリ画面 メインメニュー メイン メニューから次のいずれかの画面に移動できます。 • • LCD セットアップメニュー — 使用する言語と、LCD を使用していないときに表示する LCD 画面を選択 します。 サーバー — サーバーの状態情報を表示します。 • エンクロージャ — シャーシの状態情報を表示します。 上下矢印ボタンを使ってアイテムをハイライト表示します。 中央ボタンを押して選択アイテムをアクティブ化します。 LCD セットアップメニュー LCD セットアップ メニューには、設定可能アイテムのメニューが表示されます。 • 言語セットアップ — LCD 画面のテキストとメッセージに使用する言語を選択します。 • デフォルト画面 — LCD パネ
デフォルト画面 デフォルト画面 では、LCD パネルでアクティビティがないときにパネルが表示する画面を変更することがで きます。工場出荷時のデフォルト画面は メインメニュー です。表示する画面は次から選択できます。 • メインメニュー • サーバー状態(シャーシの前面図) • モジュール状態(シャーシの背面図) • カスタム(シャーシ名を伴う Dell のロゴ) 現在アクティブなデフォルト画面は青でハイライト表示されます。 1. 上下矢印ボタンを使って、デフォルトに設定する画面をハイライト表示します。 2. 中央ボタンを押します。確定 アイコンがハイライト表示されます。 3.
モジュールアイコンを囲んで点滅する水色の長方形は、そのモジュールがハイライト表示されていることを 示します。 グラフィカルサーバー状態 画面を表示するには、交替アイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押しま す。 モジュールの状態画面を表示するには、上、下、左、および右矢印ボタンを使用して希望のモジュールをハ イライト表示し、中央ボタンを押します。モジュール状態 画面が表示されます。 メインメニュー に戻るには、矢印ボタンを使用して戻るアイコンをハイライト表示し、中央ボタンを押しま す。メインメニュー が表示されます。 エンクロージャメニュー画面 この画面から、次の画面に移動できます。 • モジュール状態画面 • エンクロージャ状態画面 • IP サマリ 画面 • メインメニュー ナビゲーションボタンを使用して希望のアイテムをハイライト表示し(メインメニュー に戻るには 戻る ア イコンをハイライト表示)、中央ボタンを押します。選択した画面が表示されます。 モジュール状態画面 モジュール状態 画面には、モジュールに関する情報とエラーメッセージが表示されます。この画面に表示さ れる可能性のあ
診断 LCD パネルはシャーシ内の任意のサーバーまたはモジュールの問題の診断に役立ちます。シャーシ、または シャーシ内のサーバーやその他モジュールに問題または障害がある場合、LCD パネルの状態インジケータが 橙色に点滅します。メインメニューで、不良サーバーやモジュールの原因となるメニューアイテム(サーバ ーまたはエンクロージャ)の横に橙色背景のアイコンが表示されます。 LCD メニューシステムで橙色のアイコンをたどっていくことにより、問題のあるアイテムの状態画面とエラ ーメッセージを表示できます。 LCD パネルのエラーメッセージは、問題の原因となっているモジュールやサーバーの取り外し、またはモジ ュールやサーバーのハードウェアログのクリアによって削除できます。サーバーエラーでは、iDRAC ウェブ インタフェースまたはコマンドラインインタフェースを使用して、サーバーのシステムイベントログ(SEL) をクリアします。シャーシエラーでは、CMC ウェブインタフェースまたはコマンドラインインタフェースを 使用して、ハードウェアログをクリアします。 LCD ハードウェアのトラブルシューティング CMC の使用に
5 ネジ(2) 表 41.
LCD エラーメッセージ 表 42.
重大度 メッセージ 原因 警告 ログが満杯です。 あと 1 つエントリを追加すると CEL (ハードウェ アログ)が満杯になることを、シャーシが検出し ました。 警告 ログがほとんど満杯です。 シャーシイベントログは 75% 満杯です。 表 44. ファン状態画面 重大度 メッセージ 重要 ファン <番号> の RPM が、重要なしきい値の 指定したファンの速度は、システムに十分な冷却 を提供できません。 下限を下回って稼働しています。 原因 重要 ファン <番号> の RPM が、重要なしきい値の 指定されたファンの速度が早すぎます。これは 通常、ファンのブレードが損傷したことが原因で 上限を上回って稼働しています。 す。 表 45.
表 48.
重大度 メッセージ 原因 重要 ドライブ <番号> で障害が検知されまし た。 ストレージドライブが故障しました。 重要 システム基板のフェールセーフ電圧が許 容範囲外です。 システム基板の電圧が正常レベルではない場 合に、このイベントが生成されます。 重要 ウォッチドッグタイマーが切れました。 iDRAC ウォッチドッグタイマーが切れました が、処置が設定されていません。 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステ ムがリセットされました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシ ュしたことを検知しました(タイマーはホスト からの応答がないために切れました)。処置は 再起動に設定されています。 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステ ムの電源がオフになりました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシ ュしたことを検知しました(タイマーはホスト からの応答がないために切れました)。処置は 電源オフに設定されています。 重要 ウォッチドッグタイマーによってシステ ムのパワーサイクルが行われました。 iDRAC ウォッチドッグは、システムがクラッシ
重大度 メッセージ 原因 重要 <場所> のメモリデバイスで、訂正可能な永 メモリデバイスに過剰なシングルビットエラ 続的エラーのログが無効化されました。 ーがログされると、シングルビットエラーのロ グが無効になります。 重要 すべてのイベントのログが無効化されて います。 回復不能 CPU プロトコルエラーが検出されました。 プロセッサプロトコルが回復不能状況になり ました。 回復不能 CPU バスパリティエラーが検知されまし た。 プロセッサバス PERR が回復不能状況になりま した。 回復不能 CPU 初期化エラーが検出されました。 プロセッサ初期化が回復不能状況になりまし た。 回復不能 CPU マシンチェックが検出されました。 プロセッサマシンチェックが回復不能状況に なりました。 重要 メモリ冗長性が失われました。 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> PCIe バスに致命的なエラーが検知されました。 のコンポーネントで、バスの致命的なエラ ーが検出されました。 重要 バス <番号> デバイス <番号> 機能 <番号> チップエラ
ファームウェアバージョン アクティブな CMC についてのみ表示されます。スタ ンバイ CMC にはスタンバイと表示されます。 IP4 <有効、無効> アクティブな CMC についてのみ、現在の IPv4 有効化 状況を表示します。 IP4 アドレス: <アドレス、取得中> アクティブな CMC についてのみ、IPv4 が有効化され ているかどうかだけを表示します。 IP6 <有効、無効> アクティブな CMC についてのみ、現在の IPv6 有効化 状況を表示します。 IP6 ローカルアドレス: <アドレス> アクティブな CMC についてのみ、IPv6 が有効化され ているかどうかだけを表示します。 IP6 グローバルアドレス: <アドレス> アクティブな CMC についてのみ、IPv6 が有効化され ているかどうかだけを表示します。 表 50.
エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」表示されます。 それ以外の場合は、エラーメッセージが重要エラー、 警告の順で表示されます。 状態 オフライン、オンライン、またはスタンバイになり ます。 最大ワット数 PSU がシステムに供給できる最大ワット数です。 表 53. IOM 状態 項目 説明 名前 / 場所 例: IOM A1、IOM B1 など。 エラーメッセージ エラーがない場合は、「エラーなし」表示されます。 それ以外の場合は、エラーメッセージが重要エラー、 警告の順で表示されます。 状態 オフまたはオンになります。 モデル IOM のモデルです。 ファブリックタイプ ネットワークタイプです。 IP アドレス IOM がオンの場合にのみ表示されます。パススルー タイプ IOM の値はゼロです。 サービスタグ 工場出荷時に割り当てられたサービスタグです。 表 54.
エラーなし エラーがない場合は、エラーなしが表示されます。 それ以外の場合は、エラーメッセージが重要エラー、 警告の順にリストされます。詳細については、「LCD エラーメッセージ」を参照してください。 スロット名 シャーシスロット名です。例えば SLOT-01 です。 メモ: この表は、CMC CLI または Web GUI を使用 して設定できます。 名前 ユーザーが Dell OpenManage を使用して設定するこ とができるサーバーの名前です。この名前は、iDRAC の起動が完了し、サーバーがこの機能をサポートす る場合のみ表示されます。そうでない場合は、iDRAC の起動メッセージが表示されます。 モデル番号 iDRAC の起動が完了すると表示されます。 サービスタグ iDRAC の起動が完了すると表示されます。 BIOS バージョン サーバー BIOS ファームウェアのバージョンです。 最終の POST コード 最終のサーバー BIOS POST コードメッセージ文字列 を表示します。 iDRAC ファームウェアバージョン iDRAC の起動が完了すると表示されます
よくあるお問い合わせ 18 本項では、次に関するよくあるお問い合わせをリストします。 • • • • • • RACADM リモートシステムの管理と復元 Active Directory FlexAddress と FlexAddressPlus iKVM IOM RACADM CMC リセットの実行後(RACADM racreset サブコマンドを使用)、コマンドを入力すると、次のメッセージ が表示されます。 racadm <サブコマンド> Transport: ERROR: (RC=-1) このメッセージは何を意味しますか? 別のコマンドは、CMC がリセットを完了した後でのみ、発行される必要があります。 RACADM サブコマンドを使用すると、次のエラーの 1 つ、または複数が表示されることがあります。 • ローカルエラーメッセージ — 構文、入力ミス、名前の誤りなどの問題。例:ERROR: <メッセージ> RACADM help サブコマンドを使って、正しい構文と使用方法を表示します。 CMC 関連のエラーメッセージ — CMC が処置を実行できないった問題。「racadm コマンドが失敗
(CN)が CMC の IP アドレス(例えば 192.168.0.120)または登録済み DNS CMC 名に一致することを確認して ください。 CSR を登録済み DNS CMC 名と一致させるには、次の手順を実行します。 1. システムツリーで シャーシの概要 をクリックします。 2. ネットワーク タブをクリックしてから ネットワーク をクリックします。 ネットワーク設定ページが表示されます。 3. DNS オプションで CMC の登録 を選択します。 4. DNS CMC 名 フィールドに CMC 名を入力します。 5.
SNMP 認証トラップが生成されないようにするには、 エージェントによって受け入れられるコミュニテ ィ名を入力してください。CMC では 1 つのコミュニティ名のみが許可されているため、IT Assistant 検出 セットアップには同じ get コミュニティ名と set コミュニティ名を入力します。 現在のタスクを説明する例を入力します(オプション)。 このタスクの終了後にユーザーが行うタスクを入力します(オプション)。 Active Directory Active Directory は複数ツリー全体での CMC ログインをサポートしますか? はい。CMC の Active Directory クエリアルゴリズムは、1 つのフォレストで複数のツリーをサポートします。 混在モード(つまりフォレストのドメインコントローラが Microsoft Windows NT 2000 や Windows Server 2003 などの異なるオペレーティングシステムを実行)での Active Directory を使った CMC へのログインは可能です か? はい。混在モードでは、CMC クエリプロセスで使用されるす
この機能カードは別のシャーシでアクティブ化されています。FlexAddress 機能にアクセスする前に取 り外す必要があります。 現在のシャーシサービスタグ = XXXXXXXX 機能カードのシャーシサービスタグ = YYYYYYYY CMC ログに次のエントリが追加されます。 cmc <日付タイムスタンプ> : feature 'FlexAddress@YYYYYYYY' not activated; chassis ID='XXXXXXXX' 機能カードが取り外され、非 FlexAddress カードが取り付けられるとどうなりますか? カードのアクティブ化や変更はいずれも行われません。カードは CMC によって無視されます。この場合、 $racadm featurecard -s コマンドが次のメッセージを返します。 機能カードが挿入されていません。 エラー: ファイルを開くことができません シャーシのサービスタグが再プログラムされた場合、そのシャーシにバインドされている機能カードはどう なりますか? • そのシャーシ、または他のシャーシのアクティブな CMC に元の機能カードが存在する場合、ウェブイ
• シャーシでこの機能をアクティブ化するために使用された機能カードは変更されず、シャーシにバイ ンドされたままになります。このシャーシの CMC ファームウェアがこの後 1.10 以降にアップグレー ドされると、元の機能カードの再挿入(必要な場合)、CMC のリセット(ファームウェアアップグレ ード完了後に機能カードが挿入された場合)、および機能の再設定を行うことによって FlexAddress 機 能が再アクティブ化されます。 冗長 CMC を持つシャーシで、1 つの CMC ユニットを 1.10 以前のファームウェアを持つ CMC に交換するとど うなりますか? 冗長 CMC を持つシャーシで、CMC がバージョン 1.10 以前のファームウェアを持つ CMC に交換された場合は、 次の手順に従って、現在の FlexAddress 機能と設定が削除されないようにする必要があります。 • アクティブな CMC ファームウェアのバージョンは、常に 1.
RACADM を使用して前面パネルを有効化するには、CMC へのシリアル /Telnet/SSH テキストコンソールを開 き、ログインして次を入力します。 racadm config -g cfgKVMInfo -o cfgKVMAccesToCMCEnable 1 背面パネルアクセスが機能しません。なぜですか? 前面パネルの設定が CMC によって有効になり、現在前面パネルにモニタが接続されています。 接続は一度に 1 接続のみが可能です。ACI および背面パネルよりも前面パネル接続が優先されます。接続の 優先順位についての詳細は、「iKVM 接続優先順位」を参照してください。 背面パネルに接続されているモニタに、 「現在別のアプライアンスが階層化されているため、ユーザーが無効 になりました」というメッセージが表示されます。 ネットワークケーブルが iKVM の ACI ポートコネクタとセカンダリ KVM アプライアンスに接続しています。 接続は一度に 1 接続のみが可能です。背面パネルモニタ接続よりも ACI 階層型接続が優先されます。優先順 位は、前面パネル、ACI、次に背面パネルとなります。 iKVM
60 秒後、OSCAR にスロットが初期化中であることが引き続き表示される場合は、シャーシ内のサーバーを取 り外して再び挿入します。この処置により、iDRAC が初期化されます。 IOM 設定変更後、CMC に IP アドレスが 0.0.0.0 と表示されることがあります。 更新アイコンをクリックして、IP アドレスがスイッチで正しく設定されているかどうかを確認します。IP/ マ スク / ゲートウェイの設定でエラーがあった場合、スイッチは IP アドレスを設定せず、すべてのフィールド で 0.0.0.