Users Guide
RACADM コマンドラインインタフェースの使用 91
公開キー認証を使用したログイン
公開キーをアップロードすると、パスワードを入力せずに、
SSH
経由で
CMC
に
ログインできるようになります。また、
1
つの
RACADM
コマンドをコマンドラ
イン引数として
SSH
アプリケーションに送信することも可能です。コマンドライ
ンオプションは、セッションがコマンドの完了時に終了するという点で、リモー
ト
RACADM
と同じように動作します。たとえば、次のとおりです。
ログイン
ssh service@<domain>
または
ssh service@<IP_address>
ここで、
<
IP_address
>
には
CMC
の
IP
アドレスを指定します。
racadm
コマンドの送信
ssh service@<domain> racadm getversion
ssh service@<domain> racadm getsel
サービスアカウントへのログイン時に、パスフレーズが公開
/
秘密キーペアを作
成するときに設定された場合は、そのパスフレーズの再入力を求めるメッセージ
が表示される場合があります。パスフレーズをキーと一緒に使用している場合は、
Windows
および
Linux
の両方のクライアントには、その操作を自動化する方法
が用意されています。
Windows
クライアントでは、
Pageant
アプリケーション
を使用できます。このアプリケーションはバックグラウンドで実行され、パスフ
レーズの入力操作は透過的に行われます。
Linux
クライアントでは、
ssh-agent
を使用できます。これらのいずれかのアプリケーションを設定および使用するに
は、そのアプリケーションに付属のマニュアルを参照してください。
CMC ユーザーの権限を有効にする方法
特定のシステム管理許可(ロールベースの権限)を持つユーザーを有効にするに
は、まず
29
ページの「作業を開始する前に」
の手順を実行して使用可能なユー
ザーインデックスを探します。次に、新しいユーザー名とパスワードを使って次
のコマンドラインを入力します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPrivilege -i
<
index
> <
user privilege bitmask value
>
メモ
: 特定のユーザー権限に対する有効なビットマスク値の一覧については、
『
RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC6 and CMC』(iDRAC6 お
よび
CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド)のデータベースプロ
パティの章の表
3-1 を参照してください。デフォルトの権限値は 0 で、これはユー
ザーの権限が有効になっていないことを示します。