Users Guide
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法 63
シリアルコンソールリダイレクト用に管理されたサーバー BIOS の設定
KVM
を使用して管理下サーバーに接続するか(
333
ページの「
iKVM
による
サーバーの管理」
を参照)、
iDRAC
ウェブ
GUI
からリモートコンソールセッショ
ンを確立します(
support.dell.com/manuals
にある『
iDRAC
ユーザーズ
ガイド』を参照)。
BIOS
内のシリアル通信はデフォルトでオフになっています。ホストテキストコン
ソールデータをシリアルオーバー
LAN
にリダイレクトするためには、
COM1
を
介したコンソールのリダイレクトを有効にする必要があります。
BIOS
設定を変更
するには、次の手順を実行します。
1
管理下サーバーを起動します。
2
POST
中に
<F2>
キーを押して
BIOS
セットアップユーティリティを起動し
ます。
3
シリアル通信
にスクロールダウンして
<Enter>
キーを押します。ポップ
アップダイアログボックスのシリアル通信リストには、次のオプションが表
示されます。
•
オフ
•
コンソールリダイレクトなしでオン
•
COM1
経由のコンソールリダイレクトでオン
方向キーを使用して、オプション間を移動します。
4
COM1
経由のコンソールリダイレクトでオン
が有効になっていることを確
認します。
5
起動後のリダイレクト
を有効にします(デフォルトは
無効
)。このオプショ
ンは、その後の再起動での
BIOS
コンソールのリダイレクトを有効にします。
6
変更を保存して終了します。
7
管理下サーバーが再起動します。
シリアルコンソールリダイレクト用 Windows の設定
Microsoft Windows Server
バージョンが稼動するサーバー(
Windows Server
2003
以降)では、設定は必要ありません。
Windows
は
BIOS
から情報を取得
し、
COM 1
の
Special Administration Console
(
SAC
)を有効にします。
起動中に Linux をシリアルコンソールリダイレクト用に設定する
次は、
Linux GRand Unified Bootloader
(
GRUB
)に固有の手順です。別の
ブートローダーを使用する場合も、同様の変更が必要です。
メモ
: クライアント VT100 エミュレーションウィンドウを設定するとき、リダイ
レクトコンソールを表示するウィンドウまたはアプリケーションを
25 行 x 80 列に
設定し、テキストが正しく表示されるようにしてください。この設定を行わない
と、一部のテキスト画面が文字化けすることがあります。