Users Guide
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法 57
CMC での SSH の使用
SSH
は
Telnet
セッションと同じ機能を備えたコマンドラインセッションですが、
セッションのネゴシエーションと暗号化によってセキュリティが強化されていま
す。
CMC
は、パスワード認証付きの
SSH
バージョン
2
をサポートしています。
CMC
ではデフォルトで
SSH
が有効になっています。
メモ
: CMC は SSH バージョン 1 をサポートしていません。
ログイン時にエラーが発生した場合は、
SSH
クライアントからエラーメッセージ
が発行されます。メッセージのテキストはクライアントによって異なり、
CMC
で
制御することはできません。エラーの原因を特定するには、
RACLog
メッセージ
を確認してください。
メモ
:
OpenSSH
は Windows の VT100 または ANSI ターミナルエミュレータから
実行してください。また、
Putty.exe を使用して
OpenSSH
を実行できます。
Windows のコマンドプロンプトで
OpenSSH
を実行すると、完全には機能しませ
ん(一部のキーが応答せず、グラフィックが表示されません)。
Linux の場合は、
SSH クライアントサービスを実行して、いずれかのシェルで CMC に接続します。
SSH
は一度に
4
セッションがサポートされています。セッションタイムアウト
は、
cfgSsnMgtSshIdleTimeout
プロパティによって制御されます。詳細につ
いては、『
RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC6 and
CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイ
ド)のデータベースプロパティの章、ウェブインタフェースの
サービス管理
ペー
ジ、または
173
ページの「サービスの設定」
を参照してください。
CMC
では、
SSH
を使った公開キー認証(
PKA
)もサポートされています。この
認証方法を使用すると、ユーザー
ID /
パスワードの組み込みや入力を行う必要が
ないため、
SSH
スクリプトの自動化が向上します。詳細については、
88
ページの
「
RACADM
による
SSH
経由の公開キー認証の設定」を参照してください。
CMC で SSH を有効にする方法
SSH
はデフォルトで有効になっています。
SSH
が無効になっている場合は、
サポートされている他のインタフェースを使用して有効にできます。
RACADM
を使用して
CMC
の
SSH
接続を有効にする手順については、
『
RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC6 and CMC
』
(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド)の
config
コマンドの項および
cfgSerial
データベースプロパティの項を参照して
ください。ウェブインタフェースを使用して
CMC
で
SSH
接続を有効にする手順
については、
173
ページの「サービスの設定」
を参照してください。