Users Guide
52 CMC のインストールと設定
冗長
CMC 環境について
アクティブ
CMC
に障害が発生した場合に、フェイルオーバーするためのスタン
バイ
CMC
を取り付けられます。冗長
CMC
は、事前に取り付けすることも、後
日追加することもできます。
CMC
ネットワークを適切にケーブル接続し、完全冗
長性またはベストパフォーマンスを確保することが大切です。
フェイルオーバーは、次のような場合に行われます。
•
RACADM
cmcchangeover
コマンドを実行した場合。(『
RACADM
Command Line Reference Guide for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
お
よび
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド)の
cmcchangeover
コマンドの項を参照してください。)
•
アクティブ
CMC
で
RACADM
racreset
コマンドを実行した場合。
(『
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド』
の
racreset
コマンドの項を参照してください。)
•
ウェブインタフェースでアクティブ
CMC
をリセットした場合。(
320
ペー
ジの「シャーシに対する電力制御操作の実行」
に説明される
電力制御操操作
の
CMC
のリセット
オプションを参照)
•
アクティブ
CMC
からネットワークケーブルを外した場合。
•
シャーシからアクティブ
CMC
を取り外した場合。
•
アクティブ
CMC
で
CMC
ファームウェアフラッシュアップデートを行った
場合
。
•
アクティブ
CMC
が機能していない場合
メモ
: CMC フェイルオーバーが発生すると、すべての iDRAC 接続およびすべての
アクティブな
CMC セッションが失われます。セッションを失ったユーザーは、新
しいアクティブ
CMC に再接続する必要があります。
スタンバイ CMC について
スタンバイ
CMC
はアクティブ
CMC
と同一で、そのミラーとして維持されてい
ます。アクティブ
CMC
とスタンバイ
CMC
には共に同じファームウェアリビ
ジョンがインストールされている必要があります。ファームウェアリビジョンが
異なる場合、冗長性劣化として報告されます。
スタンバイ
CMC
はアクティブ
CMC
と同じ設定とプロパティを引き継ぎます。
CMC
のファームウェアリビジョンは同じでなければなりませんが、スタンバイ
CMC
に設定を複製する必要はありません。
メモ
: スタンバイ CMC の取り付けに関する詳細は、『ハードウェアオーナーズマ
ニュアル』を参照してください。スタンバイ
CMC に CMC ファームウェアをイン
ストールする手順については、
48 ページの「CMC ファームウェアのインストール
またはアップデート」 を参照してください。