Users Guide
CMC のインストールと設定 49
メモ
: ファームウェアアップデートは、デフォルトで現在の CMC 設定を保持しま
す。アップデート処理中に、
CMC 構成設定を工場出荷時のデフォルト設定にリ
セットするオプションがあります。
メモ
: シャーシに冗長 CMC がある場合、両方とも同じファームウェアバージョン
にアップデートすることが重要です。ファームウェアのバージョンが異なる場合、
フェイルオーバーが起きた際、不測の結果が生じます。
RACADM
getsysinfo
コマンド(『
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマン
ドラインリファレンスガイド』の
getsysinfo
コマンドの項を参照)または
シャーシサマリ
ページ(
182
ページの「現在のファームウェアバージョンの表
示」
を参照)を使って、シャーシに取り付けられている
CMC
のファームウェア
の現在のバージョンを表示します。
スタンバイ
CMC
がある場合は、
1
つの操作で両方の
CMC
を同時にアップデー
トすることをお勧めします。スタンバイ
CMC
をアップデートし終えたら、
CMC
の役割を交代させて新しくアップデートした
CMC
をアクティブにし、古いバー
ジョンのファームウェアの
CMC
がスタンバイになるようにします。(役割の交代
についてのヘルプは、『
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリ
ファレンスガイド』の
cmcchangeover
コマンド
の項を参照してください。)
これにより、2
番目の
CMC
のファームウェアをアップデートする前に、アップ
デートが正常に完了し、新しいファームウェアが正しく機能していることを確認
できます。両方の
CMC
をアップデートしたら、
cmcchangeover
コマンドを
使用して
CMC
をそれぞれ元の役割に戻すことができます。
CMC Firmware
revision 2.x
は、
cmcchangeover
コマンドを使用せずに、プライマリ
CMC
と冗長
CMC
の両方をアップデートします。
ウェブインタフェースを使用した CMC ファームウェアのアップデート
ウェブインタフェースを使って
CMC
ファームウェアをアップデートする手順に
ついては、
183
ページの「
CMC
ファームウェアのアップデート」
を参照してくだ
さい。
RACADM を使用した CMC ファームウェアのアップデート
RACADM
fwupdate
サブコマンドを使用して
CMC
ファームウェアをアップ
デートする手順については、『
RACADM Command Line Reference Guide
for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリ
ファレンスガイド)の
fwupdate
コマンドの項を参照してください。