Users Guide
374 トラブルシューティングとリカバリ
4
トラップアラートを有効にするには、次を入力します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsEnable 1 -i <index>
ここで、
<index>
は
1
~
4
の値です。インデックス番号は、トラップア
ラート用の設定可能送信先を最大
4
つ識別するために
CMC
が使用するもの
です。送信先は適切にフォーマットされた数値アドレス(
IPv6
または
IPv4
)、または完全修飾されたドメイン名(
FQDN
)で指定できます。
5
トラップアラートの送信先
IP
アドレスを指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsAlertDestIPAddr
<IP address> -i <index>
ここで、
<IP address>
は有効な
IP
アドレスで、
<
index
>
は手順
4
で
指定したインデックス値です。
6
コミュニティ名を指定するには、次を入力します。
racadm config -g cfgTraps -o cfgTrapsCommunityName
<community name> -i <index>
ここで
<community name>
はシャーシが属する
SNMP
コミュニティの名
前で、
<index>
は手順
4
および
5
で指定したインデックス値です。
トラップアラートの送信先
IP
アドレスを
4
つまで設定できます。送信先をさらに
追加するには、手順
2
~
6
を繰り返します。
メモ
: 手順 2 ~ 6 のコマンドは、指定するインデックス(1 ~ 4)の既存の設定を
すべて上書きします。インデックスに既に値が設定されているかを調べるには、
racadm getconfig -g cfgTraps -i < インデックス > を入力します。インデックス
が設定されていると、その値が
cfgTrapsAlertDestIPAddr と
cfgTrapsCommunityName
オブジェクトに表示されます。
アラート送信先へのイベントトラップをテストするには、次を入力します:
racadm testtrap -i <index>
ここで、
<index>
は
1
~
4
の値で、テストするアラート送信先を表します。イ
ンデックス番号がわからない場合は、次を入力します。
racadm getconfig -g cfgTraps -i <index>
SDCARD 不在
0x2000000
SDCARD エラー
0x4000000
シャーシグループエラー
0x8000000
表 12-3. イベントトラップのフィルタマスク (続き)
イベント フィルタマスク値