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I/O ファブリック管理 353
I/O
ファブリック管理
シャーシは、最大
6
つのパススルーまたはスイッチ式の
I/O
モジュール(
IOM
)を収容でき
ます。
これらの
IOM
は
A
、
B
、
C
の
3
つのグループに分類されます。各グループには、スロット
1
とスロット
2
があります。スロットには、シャーシの背面に左から右へ
A1 | B1 | C1 | C2 |
B2 | A2
と文字が割り当てられています。各サーバーは
IOM
に接続するためのメザニンカー
ド(
MC
)用スロットを
2
つ持ちます。各
MC
とそれに対応する
IOM
は同じファブリック
でなければなりません。
シャーシの
IO
は文字
A
、
B
、
C
により
3
つの個別のデータパスに分割されます。これらの
パスは「ファブリック」と呼ばれ、
Ethernet
、ファイバチャネルまたは
InfiniBand
をサポー
トします。これらの個別のファブリックパスは、
2
つの「バンク」、すなわち、バンク
1
と
バンク
2
に分割されます。各サーバー
IO
アダプタ(メザニンカードまたは
LOM
)は、機能
に応じて
2
つまたは
4
つのポートを備えています。これらのポートは、冗長性を設定する
ために
IOM
バンクの
1
と
2
に均等に分割されます。
Ethernet
、
iSCSI
またはファイバチャ
ネルネットワークを導入する場合、可用性を最大限にするために、バンク
1
と
2
を使用し
て冗長性を確保します。個々の
IOM
をファブリック識別子とバンク数で表します。
例:「
A1
」はバンク「
1
」のファブリック「
A
」を表します。「
C2
」はバンク「
2
」のファブ
リック「
C
」を表します。
シャーシは
3
つのファブリックまたはプロトコルタイプをサポートします。グループ内の
IOM
および
メザニンカードは、同一または互換性のあるファブリックタイプでなければな
りません。
•
グループ
A
IOMS
は常にサーバーのオンボードイーサネットアダプタに接
続されています。グループ
A
のファブリックタイプは常にイーサネットで
す。
•
グループ
B
については、
IOM
スロットは各サーバーモジュールの
最初の
MC
(
メザニンカード
)スロットに永久的に接続されています。
•
グループ
C
については、
IOM
スロットは各サーバーモジュールの
2
つめの
MC
(
メザニンカード
)に永久的に接続されています。
メモ
: CMC CLI では、IOM は慣習的に switch-n と命名されます
(A1=switch-1、A2=switch-2、B1=switch-3、B2=switch-4、C1=switch-5)。