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電力管理 311
冗長性ポリシー 現在の冗長性の設定:
AC
冗長性、電源装置冗長性、冗長性なし を示
します。
AC
冗長性 — 入力電力はすべての PSU 間で負荷分散されます。この
うち半分は
1 つの AC グリッドに配線され、残り半分は別のグリッド
に配線されます。システムが
AC 冗長性 モードで最適運用されている
とき、電源はアクティブな電源装置すべての間で負荷分散されていま
す。
AC グリッドに障害が発生した場合は、機能している AC グリッ
ドに接続されている
PSU が 中断せずに引き継ぎます。
電源装置冗長性
— どの PSU が故障してもサーバーモジュールや
シャーシの電源障害が引き起こされないように、シャーシ内で最大定
格の
PSU 容量がスペアとして保たれます。
電力装置冗長性
は、6 台全部の PSU を使用しない場合もあります。
必要分の
PSU を使用して 1 台に障害が発生した場合に、残り の PSU
がシャーシに電源を引き続き供給できるようにします。DPSE が有効
な場合、他の
PSU をスタンバイモードにできます。
冗長性なし
— すべてのアクティブの PSU からの電力は、シャーシ、
サーバー、
I/O モジュール、iKVM、CMC など、シャーシ全体に電源
を供給するのに十分です。
DPSE が有効な場合、残りの PSU をスタン
バイモードにできます。
注意
: 冗長性なし モードは、バックアップなしで、最低限必要
な
PSU 数を使用します。使用している 1 台に障害が発生する
と、サーバーモジュールの電源とデータが消失する可能性があ
ります。
電源装置の動的
制御
電源装置の動的制御
が有効か無効かを示します。この機能を有効にす
ると、
CMC は設定された冗長性ポリシーとシステムの電源要件に基
づいて、あまり使用されていない
PSU をスタンバイモードにします。
使用量の少ない
PSU をスタンバイモードにすることで、オンライン
PSU
の使用率と効率を上げることができ、節電につながります。
表
9-12. システム電源のポリシー設定 (続き)
項目 説明