Users Guide
244 CMC ディレクトリサービスの 使用
標準スキーマの
Active Directory の概要
Active Directory
の統合に標準スキーマを使用する場合は、
Active Directory
と
CMC
の両方で設定が必要になります。
Active Directory
側では、標準グループオブジェクトが役割グループとして使
用されます。
CMC
のアクセス権を持つユーザーは、役割グループのメンバとな
ります。
このユーザーに特定の
CMC
カードへのアクセスを与えるには、役割グループ名
とそのドメイン名を特定の
CMC
カードで設定する必要があります。拡張スキー
マソリューションとは異なり、役割と特権レベルは
Active Directory
ではなく、
各
CMC
カードで定義されます。各
CMC
につき最大
5
つの役割グループを設定
および定義できます。図
8-1
に
Active Directory
と標準スキーマによる
CMC
の設定を図示します。表
5-43
は役割グループの特権レベルを、表
8-1
は役割グ
ループのデフォルト設定を示したものです。
図 8-1. Active Directory と標準スキーマによる CMC の設定
役割
グループ
役割
グループ名と
ドメイン名
役割
定義
ユーザー
Active Directory 側の
設定
次の設定:
CMC
側