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CMC ディレクトリサービスの 使用 243
CMC
ディレクトリサービスの
使用
ディレクトリサービスは、ネットワーク上のユーザー、コンピュータ、プリンタ
などを制御するのに必要なすべての情報を格納する共通のデータベースを管理し
ています。
Microsoft Active Directory
サービスソフトウェアまたは
LDAP
ディレクトリサービスソフトウェアをお使いの場合、ディレクトリベースの
ユーザー認証を使用するように
CMC
を設定することができます。
CMC と Microsoft Active Directory との併用
メモ
: Microsoft Windows 2000 および Windows Server 2003 オペレーティング
システムでは、
Active Directory を使用して CMC のユーザーを認識できます。
IPv6 および IPv4 経由の Active Directory は、Windows 2008 でサポートされてい
ます。
Active Directory スキーマ拡張
Active Directory
で
CMC
へのユーザーアクセスを定義するには、次の
2
つの
方法があります。
•
標準
Active Directory
グループオブジェクトのみを使用する標準スキーマ
ソリューション。
•
デルによって定義された
Active Directory
オブジェクトを使用する拡張ス
キーマソリューション。
標準スキーマと拡張スキーマ
Active Directory
を使用して
CMC
へのアクセスを設定する場合は、拡張スキー
マソリューションまたは標準スキーマソリューションを選択する必要があります。
標準スキーマソリューションの場合
•
標準スキーマでは
Active Directory
オブジェクトのみが使用されるため、
スキーマ拡張は不要です。
•
Active Directory
の設定はシンプルです。
拡張スキーマソリューションの場合
•
アクセス制御オブジェクトのすべてを
Active Directory
で管理できます。
•
さまざまな
CMC
で異なる特権レベルのユーザーアクセスを設定できるた
め、最大の柔軟性を実現します。