Users Guide
RACADM コマンドラインインタフェースの使用 95
注意
: racresetcfg サブコマンドを使用すると、データベースと CMC NIC は
元のデフォルトの設定にリセットされ、ユーザーとユーザー設定はすべて削除され
ます。
root(ルート)ユーザーは使用可能ですが、その他のユーザーの設定もデ
フォルトにリセットされます。
構文解析規則
•
ハッシュ文字
(#)
で始まる行はコメントとして取り扱われます。
コメント行は一列目から記述する必要があります。その他の列の「
#
」文字
は単に
#
文字として扱われます。
モデムパラメータでは文字列に
#
文字が含まれている場合があります。エス
ケープ文字は必要ありません。
racadm getconfig -f <filename>.cfg
コマンドで
.cfg
を生成し、エスケープ文字を追加せずに、
racadm
config -f <filename>
コマンドを異なる
CMC
上で実行します。
例えば、次のようになります。
#
#
これはコメントです
[cfgUserAdmin]
cfgUserAdminPageModemInitString=<Modem init #
コメントでは
ありません
>
•
グループエントリはすべて大カッコ(
[
と
]
)で囲む必要があります。
グループ名を示す右カッコ(
[
)は一列目になければなりません。このグ
ループ名は、そのグループ内の他のオブジェクトよりも前に指定する必要が
あります。関連するグループ名が含まれていないオブジェクトは、エラーを
生成します。構成データは、『
RACADM Command Line Reference
Guide for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマ
ンドラインリファレンスガイド)のデータベースプロパティの章で定義され
ているようにグループ化されます。次に、グループ名、オブジェクト、およ
びオブジェクトのプロパティ値の使用例を示します。
[cfgLanNetworking] -{group name}
cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object name}
{object value}
•
すべてのパラメータは、「オブジェクト」、「
=
」、または「値」の間に空白を
入れずに「オブジェクト
=
値」のペアとして指定されます。値の後にあるス
ペースは無視されます。値の文字列内にあるスペースは変更されません。
'=
'
の右側の文字はそのまま使用されます(例:
2
つ目の
「
=
」、「
#
」、「
[
」、
「
]
」、など)。これらの文字は、有効なモデムチャットスクリプト文字です。
[cfgLanNetworking] -{group name}
cfgNicIpAddress=143.154.133.121 {object value}