Users Guide
94 RACADM コマンドラインインタフェースの使用
RACADM
は、
CMC
に初めてロードされたときに
.cfg
をパースして有効なグ
ループとオブジェクト名が存在し、簡単な構文に適合していることを確認します。
エラーには、検出された行番号のフラグと、その問題を説明したメッセージが付
きます。正確性についてファイル全体がパースされ、すべてのエラーが表示され
ます。
.cfg
ファイルにエラーが発見された場合は、
CMC
への書き込みコマンド
は送信されません。ユーザーは、設定を行う前に、すべてのエラーを訂正する必
要があります。
設定ファイルを作成する前にエラーをチェックするには、
-
c
オプションを
config
サブコマンドで使用します。
-
c
オプションを使うと、
config
は構文を
確認するだけで、
CMC
への書き込みは行いません。
.cfg
ファイルを作成するときは、次のガイドラインに従ってください。
•
パーサーがインデックス付けされたグループを見つけた場合、さまざまなイ
ンデックスの違いはアンカー付きオブジェクトの値で示されます。
パーサーは、
CMC
からそのグループのすべてのインデックスを読み取りま
す。グループ内のオブジェクトは、
CMC
が設定されたときに修正されたも
のです。修正されたオブジェクトが新しいインデックスを表す場合、設定中
CMC
にそのインデックスが作成されます。
•
ユーザーは
.cfg
ファイルの必要なインデックスを指定できません。
インデックスを作成したり、削除することができます。時間と共に、使用済
みおよび未使用のインデックスでグループがフラグメント化される可能性が
あります。インデックスが存在する場合は、変更されます。インデックスが
存在しない場合は、最初に使用できるインデックスが使用されます。この方
法では、管理しているすべての
CMC
間でインデックスの一致をとる必要が
ないので、インデックス
エントリを柔軟に追加できます。新しいユーザー
は、最初に使用可能なインデックスに追加されます。
1
つの
CMC
で正しく
パースおよび実行される
.cfg
ファイルは、すべてのインデックスが一杯で
新しいユーザーを追加しなければならない場合に、別の
CMC
では正しく実
行されない場合があります。
•
同等のプロパティを持つ
CMC
を両方共に設定するには、
racresetcfg
サ
ブコマンドを使用します。
racresetcfg
サブコマンドを使って
CMC
をデフォルトにリセットした
後、
racadm config -f <
filename
>.cfg
コマンドを実行します。
.cfg
ファイルに、必要なオブジェクト、ユーザー、インデックス、および
その他のパラメータがすべて含まれていることを確認します。オブジェクト
とグループの完全なリストについては、『
RACADM Command Line
Reference Guide for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド)の「データベース
プロパ
ティ」の章を参照してください。