Users Guide
92 RACADM コマンドラインインタフェースの使用
CMC ユーザーの無効化
RACADM
を使って、
CMC
ユーザーだけを個別に手動で無効にすることができま
す。設定ファイルを使ってユーザーを無効にすることはできません。
次の例は、
CMC
ユーザーを削除するときに使用できるコマンド構文です。
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 cfgUserAdminPrivilege 0x0
SNMP と E- メールアラートの設定
シャーシ上で特定のイベントが発生した際に、
SNMP
イベントトラップ
や
E-
メールアラートを送信するように
CMC
を設定できます。詳細および手順につ
いては、
370
ページの「
SNMP
アラートの設定」
および
375
ページの「
E-
メー
ル警告の設定」
を参照してください。
トラップ送信先は適切な形式の数値アドレス(
IPv6
または
IPv4
)、または完全修
飾されたドメイン名(
FQDN
)で指定できます。お使いのネットワーキング技術
/
インフラストラクチャと一貫性のあるフォーマットを選択します。
メモ
: テストトラップ 機能では、現在のネットワーク設定に不適切な選択項目は検
出されません(
IPv4 専用の環境で IPv6 送信先を使用する場合など)。
複数シャーシ内の複数 CMC の設定
RACADM
を使用すると、同じプロパティで
1
つまたは複数の
CMC
を設定でき
ます。
グループ
ID
と
オブジェクト
ID
を使って特定の
CMC
をクエリすると、
RACADM
は取得した情報から
racadm.cfg
設定ファイルを作成します。ファ
イルを
1
つまたは複数の
CMC
にエクスポートして、同じプロパティのコント
ローラを最短の時間で設定できます。
メモ
:
一部の設定ファイルには、他の
CMC
にファイルをエクスポートする前に変更
しなければならない固有の
CMC
情報(静的
IP
アドレスなど)が含まれています。
1
適切な設定を含むターゲット
CMC
に
RACADM
を使ってクエリします。
メモ
: 生成される設定ファイルは myfile.cfg です。このファイル名は変更で
きます。
メモ
: .cfg ファイルにはユーザー パスワードは含まれません。新しい CMC
に .cfg ファイルをにアップロードしたら、必ずすべてのパスワードを再度追
加してください。