Users Guide
86 RACADM コマンドラインインタフェースの使用
cfgUserAdminUserName
オブジェクトに値がない場合は、
cfgUserAdminIndex
オブジェクトで示されるそのインデックス番号を使用でき
ます。「
=
」(等号)の後に名前が表示される場合は、インデックスがそのユーザー
によって使用されています。
メモ
: RACADM
config
サブコマンドを使ってユーザーを手動で追加または削除
する場合は、-
i オプションでインデックスを指定する必要があります。前の例に表
示された
cfgUserAdminIndex
オブジェクトに 「
#
」文字があることに注意し
てください。また、グループ
/ オブジェクトを書き込むことを指定するために
racadm
config -f racadm.cfg
コマンドを使用する場合は、インデックス
は指定できません。最初に
使用可能な索引に新しいユーザーが追加されます。この動
作によって、プライマリ
CMC
と同じ設定を持つセカンダリ
CMC
を設定するときの
柔軟性が得られます。
CMC ユーザーの追加
新しいユーザーを
CMC
設定に追加する場合は、基本的なコマンドをいくつか使
用できます。次の手順を実行します。
1
ユーザー名を設定します。
2
パスワードを設定します。
3
ユーザー権限を設定します。ユーザー権限の詳細については、表
5-42
およ
び表
5-43
を参照してください。
4
ユーザーを有効にします。
例
次の例は、パスワードが「
123456
」で
CMC
へのログイン権限を持つ「
John
」
という新しいユーザーを追加する方法を示しています。
メモ
: 特定のユーザー権限に対する有効なビットマスク値の一覧については、
『
RACADM Command Line Reference Guide for iDRAC6 and CMC』(iDRAC6 お
よび
CMC 用 RACADM コマンドラインリファレンスガイド)のデータベースプロ
パティの章の表
3-1 を参照してください。デフォルトの権限値は 0 で、これはユー
ザーの権限が有効になっていないことを示します。
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminUserName -i
2 john
racadm config -g cfgUserAdmin -o cfgUserAdminPassword -i
2 123456
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminPrivilege
0x00000001
racadm config -g cfgUserAdmin -i 2 -o cfgUserAdminEnable 1
正しい権限を持つユーザーが追加されたことを確認するには、次のいずれかのコ
マンドを使用します。