Users Guide
RACADM コマンドラインインタフェースの使用 85
メモ
: ネットワークに、IP アドレスのリースを定期的に発行および更新する SMTP
サーバーがあり、かつそれらのアドレスが異なる場合は、指定した SMTP サーバー
IP
アドレスが変更されるため、このプロパティ設定が機能しない期間があります。
そのような場合は、
DNS 名を使用してください。
ネットワークセキュリティ設定のセットアップ
(
IPv4
のみ)
次の手順を行うには、
シャーシ設定システム管理者
の権限が必要です。
IP 範囲チェックの有効化(IPv4 のみ)
IP
フィルタは受信ログインの
IP
アドレスを、次の
cfgRacTuning
プロパティ
で指定する
IP
アドレス範囲と比較します。
•
cfgRacTuneIpRangeAddr
•
cfgRacTuneIpRangeMask
受信
IP
アドレスを使ってログインできるのは、次の両方のアドレスが同一である
場合に限られます。
•
cfgRacTuneIpRangeMask
(ビットワイズ)および受信
IP
アドレス
•
cfgRacTuneIpRangeMask
(ビットワイズ)および
cfgRacTuneIpRangeAddr
で指定された
IP
アドレス
RACADM を使用したユーザーの設定
CMC
のプロパティデータベースには
16
のユーザーを設定できます。
CMC
ユー
ザーを手動で有効にする前に、現在のユーザーが存在するか確認します。新しい
CMC
を設定している場合や、
RACADM
の
racresetcfg
コマンドを実行した
場合、現在のユーザーは、パスワードが
calvin
の
root
のみが存在します。
racresetcfg
サブコマンドは、
CMC
を元のデフォルトにリセットします。
注意
:
racresetcfg
コマンドを使用すると、すべての設定パラメータが元のデ
フォルトにリセットされますので、注意してください。それまでに行った変更がす
べて失われます。
メモ
: ユーザーをいつでも有効および無効に切り替えられますが、ユーザーを無効
にしてもそのユーザーはデータベースから削除されません。
ユーザーが存在するかどうかを確認するには、
CMC
への
Telnet/SSH
テキストコ
ンソールを開き、ログインしてから、
1-16
のインデックスごとに、次のコマンド
を一度入力します。
racadm getconfig -g cfgUserAdmin -i <index>
複数のパラメータとオブジェクト
ID
が現在値と一緒に表示されます。対象オブ
ジェクトは次の
2
つです。
# cfgUserAdminIndex=XX
cfgUserAdminUserName=