Users Guide
76 RACADM コマンドラインインタフェースの使用
RACADM
コンソールのリモートオプション
(
-r
)
を使うと、管理下システムに接
続してリモートコンソールまたは管理ステーションから
RACADM
サブコマンド
を実行できます。リモート機能を使用するには、有効なユーザー名(
-u
オプショ
ン)、パスワード(
-p
オプション)、および
CMC IP
アドレスが必要です。
RACADM
へのリモートアクセスを試みる前に、それにアクセスする権限がある
ことを確認してください。ユーザー権限を表示するには、次を入力します。
racadm getconfig -g cfguseradmin -i
n
ここで、
n
はユーザー
ID
(
1
~
16
)です。
ユーザー
ID
がわからない場合は、異なる
n
値を試してください。
メモ
: RACADM リモート機能は、対応ブラウザを通して管理ステーション上での
み使用できます。詳細については、デルサポートサイト
support.dell.com/manuals
の『Dell システムソフトウェアサポートマトリック
ス』の対応ブラウザの項を参照してください。
メモ
: RACADM リモート機能を使用する場合には、次に示すようなファイル操作
で
RACADM サブコマンドを使っているフォルダへの書き込み権限が必要になりま
す。たとえば、次のとおりです。
racadm getconfig -f <file name> -r <IP address>
または
racadm sslcertupload -t 1 -f c:\cert\cert.txt
リモート
RACADM
を使用して設定グループをファイル内に取り込むときに、グ
ループ内のキープロパティが設定されていない場合、その設定グループは設定
ファイルの一部として保存されません。これらの設定グループを別の
CMC
にク
ローンする必要がある場合は、キープロパティを設定してから、
getconfig -f
コマンドを実行する必要があります。あるいは、
getconfig -f
コマンドを実行
した後に、必要なプロパティを設定ファイルに手動で入力することもできます。
これは、
racadm
インデックス化されたすべてのグループに対して適用されます。
次は、この動作と対応するキープロパティを示したインデックス化されたグルー
プを一覧にしたものです。
cfgUserAdmin - cfgUserAdminUserName
cfgEmailAlert - cfgEmailAlertAddress
cfgTraps - cfgTrapsAlertDestIPAddr
cfgStandardSchema - cfgSSADRoleGroupName
cfgServerInfo - cfgServerBmcMacAddress
RACADM エラーメッセージ
RACADM CLI
エラーメッセージの詳細については、
99
ページの「トラブル
シューティング」
を参照してください。