Users Guide
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法 61
接続コマンドでサーバーまたは I/O モジュール
に接続する
CMC
は、サーバーのシリアル
コンソールまたは
I/O
モジュールにリダイレクト
する接続が確立できます。サーバーの場合は、次の方法でシリアル
コンソール
リ
ダイレクトを実現できます。
•
CMC
コマンドライン、
connect
または
racadm connect
コマンドの
使用。
connect
の詳細については、『
RACADM Command Line
Reference Guide for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリファレンスガイド)で
racadm connect
コ
マンドを参照してください。
•
iDRAC
ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能
の使用。
•
iDRAC
シリアルオーバー
LAN
(
SOL
)機能の使用。
シリアル
/Telnet/SSH
コンソールでは、
CMC
は、
connect
コマンドをサポート
して、サーバーまたは
IOM
モジュールとのシリアル接続を確立します。サー
バーのシリアルコンソールには、オペレーティングシステムのシリアルコンソー
ルの他にも、
BIOS
起動およびセットアップ画面が含まれています。
I/O
モジュー
ルの場合は、スイッチ
シリアル
コンソールが使えます。
注意
: CMC シリアルコンソールから実行した場合、connect -b オプションは CMC
がリセットするまで接続したままになります。この接続は、セキュリティ上の潜在
的なリスクとなりえます。
メモ
: connect コマンドは –b(バイナリ)オプションを提供します。–b オプショ
ンは未処理のバイナリデータを渡し、
cfgSerialConsoleQuitKey は使用されませ
ん。また、
CMC シリアルコンソールを使用してサーバーに接続すると、DTR 信号
の変化(たとえば、デバッガに接続するためにシリアルケーブルが抜かれる)がロ
グアウトを引き起こすことはありません。
メモ
: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしていない場合は、connect コ
マンドは空のコンソールを表示します。その場合、
CMC コンソールに戻るには、
エスケープシーケンスを入力してください。コンソールのデフォルトのエスケープ
シーケンスは
<Ctrl>\ です。
管理下システムには最大
6
つの
IOM
があります。
IOM
に接続するには、次のよ
うに入力します。
connect switch-n
ここで
n
は
IOM
ラベルの
A1
、
A2
、
B1
、
B2
、
C1
および
C2
です。