Users Guide
トラブルシューティングとリカバリ 401
下部の
LED —
下部の
LED
はマルチカラーです。
CMC
がアクティブで作動して
おり、問題がないときは、下部の
LED
は青色になります。問題が検出されると、
橙色になります。これらの問題は、次の
3
つのいずれかのイベントによって引き
起こされたものです。
•
コアエラー
この場合、
CMC
ボードを取り替える必要があります。
•
セルフテストエラー
この場合、
CMC
ボードを取り替える必要があります。
•
イメージの破損
この場合、
CMC
ファームウェアイメージをアップロードす
ることで
CMC
を回復できます。
メモ
: 標準の CMC 起動およびリセットには、CMC が OS に完全に読み込まれ、
ログインできるまでに
1 分以上かかります。アクティブ CMC では青色 LED が点
灯しています。冗長
2 台の CMC 構成の場合は、スタンバイ CMC では上部の緑色
の
LED だけが点灯しています。
DB-9 シリアルポートからのリカバリ情報の取得
下部の
LED
が橙色の場合、
CMC
の前面にある
DB-9
シリアル
ポートからリカバ
リ情報を取得できます。
リカバリ情報を得るには:
1
CMC
とクライアントコンピュータの間に
NULL
モデムケーブルを取り付け
ます。
2
任意のターミナルエミュレータ(ハイパーターミナル
や
Minicom
など)
を開けます。
8
ビット、パリティなし、フロー制御なし、ボーレート
115200
に設定します。
5
秒おきにコアメモリ障害のエラーメッセージが表示されます。
3
<Enter>
を押します。
リカバリ
プロンプトが表示されたら、追加情報が利
用できます。プロンプトは、
CMC
スロット番号と障害タイプを示します。
問題の原因といくつかのコマンドの構文を表示するには、次を入力します。
recover
その後
<Enter>
を押します。プロンプト例:
recover1 [
セルフテスト
] CMC 1
セルフテストエラー
recover2 [
ファームウェアイメージ不良
] CMC2
のイメージが破損しています
•
プロンプトがセルフテストの失敗を示している場合、
CMC
にはサービ
ス可能なコンポーネントはありません。この
CMC
は故障しているた
め、デルに返品する必要があります。
•
プロンプトが
FW
イメージ不良
を示している場合は、
402
ページの
「ファームウェアイメージのリカバリ」
の手順に従って問題を解決して
ください。