Users Guide
324 電力管理
6
適用
をクリックします。確認を求めるダイアログボックスが表示されます。
7
OK
をクリックして、電源管理の操作(サーバーのリセットなど)を行い
ます。
メモ
: すべての電源管理の操作は、サーバー → 電源管理 → 管理 ページで複数の
サーバーに対して行えます。
RACADM の使用
RACADM
ウェブインタフェースを使用してサーバーの電力制御操作を行うには、
次の手順を実行します。
シリアル
/Telnet/SSH
テキストコンソールを開いて
CMC
に進み、ログインした
後、次を入力します。
racadm serveraction -m <module> <action>
ここで、
<
module
>
はシャーシ内のスロット番号
1
~
16
でサーバーを指定し、
<
action
>
は実行する操作
powerup
(電源投入
)
、
powerdown
(電源切断)、
powercycle
(パワーサイクル)、
graceshutdown
(正常シャットダウン)、
hardreset
(ハードリセット)を指定します。
110V 動作
電源装置(
PSU
)には、
220V
と
110V
をメインにして動作する機種もあります。
110V
の電力は容量が制限されています。したがって、
110V
の接続が検出される
と、シャーシはユーザーが
110V
の電力設定プロパティを変更して動作を承認す
るまで、サーバー電力の追加要求を許可しません。ユーザーは、使用中の
110V
の回路が、承認前にシャーシ設定で必要な電力を供給可能であることを確認しな
ければなりません。承認後、シャーシは今後の適切なサーバー電力要求を許可し、
利用可能な電源容量を使用します。
ユーザーは、初めてインストールした後、いつでも
GUI
または
RACADM
から
110V
の承認をリセットできます。電源装置のエントリは、
110V
電源が検出され
たときと除去されたときに、
SEL
ログに記録されます。エントリは、ユーザーに
よる承認時と非承認時にも、
SEL
ログに記録されます。
全体的な電力の正常性は、シャーシが
110V
モードで動作し、ユーザーがその動
作を承認しない場合、少なくとも非重要状態にあります。非重要状態の時は、
GUI
メインページに「警告」アイコンが表示されます。
110V
と
220V
が混在する動作はサポートされていません。両方の電圧が使用中
であることを
CMC
が検出した場合は、一方の電圧が選択され、他方の電圧に接
続されている電源装置の電源はオフとなり、故障中と表示されます。