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電力管理 297
110V の PSU の動作
PSU
には、
110V
の
AC
入力で動作する機種があります。この入力は、分岐回路
で許容されている数値を超える場合があります。
110V
の
AC
に接続される
PSU
がある場合は、エンクロージャの通常動作のために
CMC
を設定する必要があり
ます。上記が設定されていない場合に
110V
の
PSU
が検出されると、その後の
サーバー電力割り当ての要求が拒否されます。この場合、追加されるサーバーは、
優先順位に関係なく電力がオンになりません。
110V
の
PSU
を使用するには、
ウェブインターフェースまたは
RACADM
を使って
CMC
を設定します。
ウェブインタフェースの使用
110V
の回路が予測電流に定格されていることを確認してから、次の手順を実行
します。
1
システムツリーで
シャーシの概要
をクリックします。
2
電源
→
設定
をクリックします。
3
110 VAC
動作を許可する
を選択してから、
適用
をクリックします。
RACADM の使用
110V
の回路が予測電流の定格になっていることを確認してから、次の手順を実
行します。
1
シリアル
/Telnet/SSH
テキストコンソールを開いて
CMC
に進み、ログイン
します。
2
110 VAC PAC
を有効にする:
racadm config -g cfgChassisPower -o
cfgChassisAllow110VACOperation 1
電源冗長性よりサーバーパフォーマンスを優先する
このオプションを有効にすると、電源冗長性の維持よりも、サーバーのパフォー
マンスとパワーアップを優先します。無効にした場合は、サーバーのパフォーマ
ンスよりも電源冗長性の維持を優先します。したがってこのオプションが無効の
場合には、冗長性とフルパフォーマンスの両方を維持するために必要な電力を
シャーシの電源装置で供給できなきなると、冗長性を維持するために、一部の
サーバーにおいて次のような状態が発生することがあります。
•
フルパフォーマンスで稼働するのに十分な電力が供給されない。
•
電源がオフになる。