Users Guide
284 CMC ディレクトリサービスの 使用
•
$ racadm config -g cfgLDAP -o cfgLDAPBaseDN
dc=company,dc=com
オプションとして、
DNS
サーバーで
SRW
記録のクエリを行うように
CMC
を設
定できます。
cfgLDAPSRVLookupEnable
プロパティが有効の場合、
cfgLDAPServer cfgLDAPServer
プロパティは無視されます。
SRV
レコード
に対して
DNS
を検索する場合は、次のクエリが使用されます。
_ldap._tcp.domainname.com
上記のクエリの
ldap
は、
cfgLDAPSRVLookupServiceName
プロパティ
です。
cfgLDAPSRVLookupDomainName
は、
domainname.com
に設定さ
れます。
使用状況
LDAP
ユーザーを使用して
CMC
にログインするには、ログインプロンプトで
ユーザー名を入力し、パスワードプロンプトでパスワードを入力します。
LDAP
ユーザーが何らかの理由でログインできない場合、
CMC
はフォールバックし、
同じユーザー名とパスワードでのローカルログインの使用を試行します。この操
作により、ネットワーク接続がない、または
LDAP
サーバーが到達可能ではない
場合にログインが可能です。
困ったときは
CMC
のトレースログには、ユーザーがログインに失敗した理由がいくつか記載さ
れています。
LDAP
ログインの失敗を判断するには、デバッグを有効にして
racadm testfeature -f LDAP
コマンドを使用することをお勧めします。