Users Guide
252 CMC ディレクトリサービスの 使用
別のドメインからユニバーサルグループを追加する場合、ユニバーサルスコープ
で関連オブジェクトを作成します。
Dell Schema Extender
ユーティリティで作
成されたデフォルトの関連オブジェクトは、ドメインローカルグループであり、
他のドメインのユニバーサルグループとは連動しません。
図 8-3. 単一ドメインでの Active Directory オブジェクトの設定
単一ドメインのシナリオでオブジェクトを設定するには
1
関連オブジェクトを
2
つ作成します。
2
2
つの
CMC
を表す
2
つの
RAC
デバイスオブジェクト、
RAC1
と
RAC2
を
作成します。
3
2
つの特権オブジェクト、特権
1
と特権
2
を作成します。特権
1
にはすべ
ての特権(システム管理者)、特権
2
にはログイン特権を与えます。
4
ユーザー
1
とユーザー
2
をまとめてグループ
1
とします。
5
グループ
1
を関連オブジェクト
1
(
A01
)のメンバ、特権
1
を
A01
の特権
オブジェクトとして、
RAC1
と
RAC2
を
A01
の
RAC
デバイスとして追加
します。
6
ユーザー
3
を関連オブジェクト
2
(
A02
)のメンバ、特権
2
を
A02
の特権
オブジェクト、
RAC2
を
A02
の
RAC
デバイスとして追加します。
詳細な手順については、「
261
ページの「
Active Directory
への
CMC
ユーザー
と特権の追加」」を参照してください。
AO1
AO2
特権 2
特権 1グループ 1
RAC2RAC1
ユーザー 3ユーザー 2ユーザー 1