Users Guide
228 FlexAddress の使用
CLI を使用した FlexAddress の設定
メモ
: シャーシ指定の MAC アドレスを iDRAC に出力するには、スロットとファ
ブリックの両方を有効にする必要があります。
メモ
: グラフィカルユーザーインタフェースを使用して FlexAddress ステータスを
表示することもできます。詳細については、
210 ページの「FlexAddress」を参照
してください。
コマンドラインインタフェースを使用して、ファブリックごとに
FlexAddress
を
有効または無効にすることができます。また、スロットごとに、機能を有効
/
無
効にすることも可能です。ファブリックごとに機能の有効化を行う場合は、有効
にするスロットを選択できます。たとえばファブリック
-A
のみが有効化されてい
る場合、有効化されたスロットは全て、ファブリック
-A
でのみ
FlexAddress
が
有効になります。その他のファブリックは、工場出荷時に割り当てられた
WWN/MAC
をサーバー上で使用します。この機能が動作するには、ファブリッ
クを有効にし、サーバーの電源を切る必要があります。
FlexAddress
が有効なスロットは、すべてのファブリックでも有効になります。
たとえば、ファブリック
-A
および
B
を有効にし、ファブリック
-A
のスロット
1
で
FlexAddress
を有効にして、ファブリック
-B
のスロット1で無効にすること
はできません。
ファイブリック上で有効または無効にするには、次の
RACADM
コマンドを使用
します。
racadm setflexaddr [-f <fabricName> <state>]
<fabricName> = A, B, C, or iDRAC
<state> = 0 or 1
0
は無効、
1
は有効を示します。
スロット上で有効または無効にするには、次の
RACADM
コマンドを使用し
ます。
racadm setflexaddr [-i <slot#> <state>]
<slot#> = 1 to 16
<state> = 0 or 1
0
は無効、
1
は有効を示します。
コマンドの詳細については、『
RACADM Command Line Reference Guide
for iDRAC6 and CMC
』(
iDRAC6
および
CMC
用
RACADM
コマンドラインリ
ファレンスガイド)の
setflexaddr
コマンドの項を参照してください。