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208 CMC ウェブインタフェースの使用
サーバークローニング
サーバークローニング機能により、クローン可能なすべての
BIOS
設定を、指定
されたサーバーから
1
つまたは複数のサーバーに適用することができます。ク
ローン可能な
BIOS
設定とは、変更可能で、サーバー間で複製することを目的と
している
BIOS
設定のことです。
サーバークローニング機能は
iDRAC6
サーバーと
iDRAC7
サーバーをサポート
します。古い世代の
iDRAC
サーバーがリストされますが、メインページではグ
レー表示になり、この機能の使用は有効になりません。
サーバークローニング機能を使用するには、以下の条件を満たしている必要があ
ります。
•
iDRAC
が必要最低限のバージョンになっている。
iDRAC6
サーバーは
3.2
、
iDRAC7
サーバーは
1.0.0
が最低限必要なバージョンです。
•
サーバーに、サポートされている世代の
iDRAC
がある。
•
サーバーの電源がオンになっている。
サーバークローニング機能を使用した
BIOS
設定は、
CMC
ウェブインタフェース
でのみ行うことができます。
BIOS
プロファイル
ページでこの操作を行います。
BIOS
プロファイル
ページを開くには、
サーバーの概要
→
セットアップ
→
プロ
ファイル
をクリックします。
ソースサーバーとターゲットサーバーが同じ世代に属している必要はありません。
利用できるクローン可能な設定のみが、
1
つのサーバープロファイルから他の
サーバーに適用されます。
プロファイルの取得
サーバーの
BIOS
プロパティをクローニングする前に、まずプロパティを取得し
て保存プロファイルとして保存する必要があります。
保存プロファイルを作成するときに、各プロファイルに名前と任意の説明を指定
します。
CMC
不揮発性拡張ストレージメディアに最大
16
個の保存プロファイル
を保存できます。
不揮発性ストレージメディアを取り外すか無効にすると、保存プロファイルにア
クセスできなくなり、サーバークローニング機能が無効になります。
プロファイルの適用
CMC
上の不揮発性メディアに保存プロファイルがあるときにサーバークローニン
グ操作を開始するには、保存プロファイルを
1
つまたは複数のサーバーに適用し
てください。
プロファイルの適用
表に、サーバーごとの操作ステータス、スロット番号、ス
ロット名、モデル名が表示されます。保存プロファイルをサーバーに適用した後、
サーバーはただちに再起動されます。