Users Guide
必要な Minicom 設定
Minicom を設定するには、どのバージョンでも表を参照してください。
表 33. Minicom 設定
設定の説明 必要な設定
速度 / パリティ / ビット 115200 8N1
ハードウェアフロー制御 有
ソフトウェアフロー制御 無
ターミナルエミュレーション ANSI
モデムダイヤルとパラメータ設定 初期化、リセット、接続、切断設定をクリアして空白にします。
connect コマンドを使用したサーバーまたは入出力
モジュールの接続
CMC は、サーバーまたは I/O モジュールのシリアルコンソールをリダイレクトするための接続を確立できます。
サーバーでは、次を使用してシリアルコンソールリダイレクトを実行できます。
• CMC コマンドラインインタフェース(CLI)または RACADM connect コマンド。RACADM コマンドの実行の詳細については、
『Chassis Management Controller for PowerEdge VRTX RACADM コマンドラインリファレンスガイド』を参照してください。
• iDRAC ウェブインタフェースのシリアルコンソールリダイレクト機能。
• iDRAC Serial Over LAN(SOL)機能。
シリアル、Telnet、SSH コンソールでは、CMC はサーバーまたは I/O モジュールへのシリアル接続の確立に connect コマンドをサ
ポートします。サーバーシリアルコンソールには、BIOS 起動画面およびセットアップ画面の両方と、オペレーティングシステムシ
リアルコンソールが備わっています。I/O モジュールには、スイッチシリアルコンソールが利用できます。シャーシ上には IOM が 1
つ存在します。
注意: CMC シリアルコンソールからの実行時は、CMC がリセットされるまで connect -b オプションの接続が維持されま
す。この接続はセキュリティリスクとなる可能性があります。
メモ: connect コマンドは、–b (バイナリ)オプションを提供します。–b オプションは未処理のバイナリデータを渡し、
cfgSerialConsoleQuitKey は使用されません。さらに、CMC シリアルコンソールを使用したサーバーに接続した場合、
DTR 信号が遷移しても(たとえば、デバッガを接続するためにシリアルケーブルが取り外される)、アプリケーションは終了
しません。
メモ: IOM がコンソールリダイレクトをサポートしない場合、connect コマンドは空のコンソールを表示します。この場合に
CMC コンソールに戻るには、エスケープシーケンスを入力します。コンソールのデフォルトエスケープシーケンスは <Ctrl><
\> です。
IOM に接続するには、次を入力します。
connect switch-n
ここで、n は IOM ラベル A1 です。
connect コマンドで IOM を参照する場合、IOM は次の表にあるとおりにマップされます。
表 34. スイッチへの IO モジュールのマッピング
IO モジュールラベル スイッチ
A1 switch-a1 または switch- 1
メモ: IOM 接続はシャーシごとに同時に 1 つしか存在できません。
メモ: シリアル コンソールからパススルーに接続することはできません。
CMC にコマンドラインコンソールの使用を設定する方法 147